マスコミの皇室報道の中で「雅子さま」「悠仁さま(ひさひとさま)」と「さま」の敬称をつけていますが、これは本来の敬称ではありません。


 ×「雅子さま」
 ○「雅子妃」「雅子妃殿下」「皇太子妃殿下」

 ×「悠仁さま」
 ○「悠仁親王」「悠仁親王殿下」

 ×「愛子さま」
 ○「愛子内親王」「愛子内親王殿下」


 「さま」とする敬称はマスコミが勝手に基準を設けているだけで、敬称は皇室典範で決まっています。マスコミは親しみやすく、わかりやすく、と言っているようですが、反面、伝統を壊し、皇室・皇族の権威を下げることに繋がっています。おそらくイデオロギー的なものが入っているのでしょう。一種のトリックです。ちゃんと子供の頃から本来の敬称を教えて、マスコミもちゃんと報道していれば誰でも自然に正しい敬称が使えるはずで、解りにくいとか、窮屈とか、親しみがどうとかそんな話ではないはずです。私自身、洗脳されて育った人間ですので、スラスラでてこないため、文献で確認しながら書いている始末です。

 こんな言葉も見かけます。


 ×天皇制 天皇制度


 天皇は制度ではありません。日本の成立とともに自然に形成された存在です。制度のように見せかけることにより、廃止を論じることができるように共産主義者が考えた言葉です。日本国憲法も日本を破壊しようとした共産主義者が考えたので、「・・・この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く」と制度のように見せかけて廃止可能にしているのです。


 ×天皇家


 天皇は無私の存在であり「家」というものはありません。姓もありません。皇族の宮家は称号であって姓ではありません。「天皇家」という言葉も反日思想から生まれたようです。「家」という私的存在に貶め、権威低下しようとして考えられたのでしょう。呼び方は「皇室」で良いのです。

 我々は随分洗脳されているようです。権威があるからこそ国は安定します。天皇陛下の権威は日本人にとってかけがえのないものです。権威が低下すれば国は乱れます。アメリカでは王室がないので大統領の権威を高めようとしたり、ケネディ家という権威を作り上げています。イラクではフセインという権威が失脚すると平和な民主国家が出現するどころか混乱が続いています。権威というものは必要なものです。ですから権威を破壊して国家を混乱させ革命に導こうとする思想的侵略を我々は見抜かねばなりません。


参考文献
 「天皇論」小林よしのり著
 「天皇陛下の全仕事」山本雅人著
参考サイト
 WikiPedia「皇族」「日本国憲法」


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