大分長くブログの更新期間が開いてしまいました。。
趣味以外のもろもろ(実家のPCの修理とか、バラ剪定とか、リビングの椅子の修理とか、仕事とか。。)があり、あまり模型いじりにかける時間が取れない日がつづいておりました。
とはいえ、何もして居なかったわけではなく、デコーダ書き換えを行いやすくするための延長ケーブルの作成とか、SmileDecoderのCV値いじりなど、ぼちぼちと取り組んでおります。
もう一点、最近遊んでいるのがSmileDecoderに入れる音声ファイルの編集。
今回は、音声ファイル自体の調整と入れ替え作業の流れを整理。
SmileDecoder用には様々な音声ファイルが用意されておりDesktopstation HPからDLが可能。
今回使用しているC57/C59用のファイル内には、汽笛やドラフト、発電機動作音などの各種の音声ファイル(中身は各種のWav形式の音声ファイル)、再生のタイミングや順序を記載したサウンドフローというファイル(中身はテキストベースのcsvファイル)が含まれている。
このC57/59用ファイルは、同じC型蒸気のC55に基本的にはそのままでも使用できる。
以前のブログに記載した通り、音声ファイルごとの音量や、音程(イコライザ)調整はDSSPという各種データの調整機能付き、デコーダ書き込みアプリにて調整が行える。
ただし、音声ファイル自体の調整はDSSP上では行えない。
今回、C57/59用ファイルをそのままC55に適用してみたところ、期待以上に良い感じの音声再生が行えて入るのだが、一つだけ気になる点が。いわゆる”汽笛音”
オリジナルのファイルには、出発前に発する ”ぶぅっおー---------!っっ…” というながーい汽笛音”と、
走行中や入れ替え作業開始前などに発する”ぶぉっ!”という短い汽笛音が準備されている。
今どきの復活蒸気では、出発前のセレモニーとしてながー---い汽笛音を鳴らすことも多く、見ている我々の”わくわく感”を引き起こすスイッチとして大いにその効果を発揮してくれているが、現役時代の蒸気機関車では、そんなに長い汽笛は忙しい出発作業の合間の時間と蒸気の無駄遣い。
実際には出発前の汽笛だって、もっと短時間の”ぶっおおーっ!!”だったはず。
しかもC55といえば、九州や北海道の普通列車、客貨混合列車の牽引や、せめて急行列車の牽引が主業務だったはずであり、東海道、山陽本線の優等列車牽引を任されたC59や、それを引き継いで牽引をしたC57(C57は普通列車も多いはずだけど)ほど華やかかつ芝居がかった汽笛はちょっと似つかわしくない感じがする。
ということで、さっそく”ちょっと短い汽笛音”の作成にトライというのが今回の流れ。
(さらに発展すれば音程の調整や、自主録音音源の使用などもできるかと)
では早速、作業手順を
①まずはDSSPの中の音声設定の仕組みと音声ファイルの取り出し方
DSSPアプリの左下側に”サウンドフロー”のリストと、右下側には”ファイル名”がリスト表示されている。
左側のサウンドフローというものが、音声再生の順序、タイミングを設定しているもの。
ちょっとしたスクリプト=フロー形式のプロラムになっている。
これを書き換える、入れ替えることで様々な音再生機能を追加できるが、
今回の主目的”音声ファイルの更新、置き換え”とは主旨が異なるので今回は割愛。
右下のファイル名を見ると、C57汽笛.wavとかそれっぽい名前のファイルが見つかる。
まずはこのファイルを取り出して長さ調整ができるかトライ。やり方はとてもシンプル。
ファイル名の上で、”右クリック>エクスポート”で、保存場所を指定すればよい。
PCの指定フォルダを確認すると、保存された”c57汽笛.wav”が見つかるはず。
ちなみにファイルの更新や追加のときは反対の流れの作業をすればよさそう。”右クリック>インポート”でファイル選択。

②音声編集ソフトの準備。
これまで動画の簡単な編集作業をPCで実施した経験はあるが、音声ファイルの編集は初の作業。
本格的な編集には知識が必要そうだが、今回の目的”ファイルの短縮”位であれば音声ファイルの”部分切り出し、貼り付け”ができれば何とかなると予想。
今回使用した音声編集ソフトは Audacityというもの。
特にこだわりもないので、インターネット上で検索しておすすめに出てきたものをDL。もちろん、お気に入り、使い慣れているソフトがある場合はそちらでどうぞ。

③音声ファイルの読みこみと編集
Audacityのインストールが完了したら後は、”①”で保存した”C57汽笛.wav”のファイルを開く。
どうやら、オリジナルの汽笛ファイルは全部で11秒ちょっとの長さ。
”ぶっ”っと鳴りはじめて”おぉぉー-・・”という余韻に入る音声ファイルの中心部分は1秒~8秒のあたり。
つまり7秒前後の長ーい汽笛音ということ。
今回は九州の普通列車、客貨混合列車などの生活のなかにいた蒸気機関車の音が目標なので、長くても4,5秒でもよいのかなと。
↓C57_汽笛.wavの中身。

適当にソフトをいじっていると音声ファイルの一部削除、コピー、貼り付け作業は簡単にできる様子。
切り取りたい部分をカーソルで選択(始点から終点を選択)し、右クリックでメニューを開いて”切り取り”をするだけ。
汽笛音はある程度均一な音が連続して再生されているだけのため、多少適当に切り取ってしまっても特に違和感はなさそう。
前半部、中盤部、後半部から少しずつ部分切り取りを行って作ったファイルが↓
参考までにオリジナルのファイル(下)と並べるとこんな感じ。

ファイル全体の長さが約11秒から約7秒に短縮、汽笛吹鳴のメイン部分は7秒程度が5秒程度まで短縮できた。
せっかくなので音声ファイルをuploadしてみようと思ったがアメブロは音声ファイルを受け付けていないようなのでギブアップ。
④新音声ファイルのDSSPへの読み込み
新しく作成した音声ファイルだが、元のファイルを上書き保存してしまうのが一番手っ取り早い更新手順。
が、せっかくなので、新たにC55_汽笛7s.wavという名前で新しくファイルを作成したので、そのファイルのDSSPへの読み込みと、サウンド設定をすることに。
読み込み作業は書き出し作業と同じく簡単。
DSSPの画面、”ファイル”のリスト上で”右クリック>インポート” を選択して、目的のC55_汽笛_7s.wavを選ぶとすぐにリストに表示追加される。これでDSSPへの読み込みが完了。
最後の手順は”サウンドフロー”の設定変更。
オリジナルの設定では依然として、”C57_汽笛.wav”が再生されるように設定されているので、これを”C55_汽笛_7S.wav”に変更を。
実際の作業手順は
画面左下のサウンドフローのリストから”汽笛.長.csv”を選択し、画面上側に表示されている音再生の行 ”C57汽笛.wav”をダブルクリックからファイル選択メニューに入って”C55汽笛_7s.wav”に変更する。
↓C55汽笛_7.wavの選択画面。

以上でファイルの更新+設定変更は完了。この後はデコーダ書き込みしてのモンストレーション。
といったこころで今日の作業はおしまい。
今回の作業も音声ファイルの編集などの初トライの内容ではあったが、比較的簡単に思った通りの作業を完了することができた。
音源自体の自主作成(録音からノイズ除去など)はさらに高い技術が必要なはずではあるが、このくらいの作業であれば”なんとかなる”もの。
この後はCV値の最終調整作業に進める予定。少し時間がかかりそうな雰囲気ではあるがぼちぼち頑張ろうと思う。。