なかなか進まないC55の作製。ほんの少しだけアップデート。
最近、以前に増して加工が進まない理由は、蒸気機関車特有の複雑な配管の理解に時間がかかること。

蒸気機関車機関車に限らず全ての鉄道車両にはブレーキ装置と、ブレーキ動作に関わる空気配管が存在する。
 蒸気機関車の場合、公式側キャブ下=運転士席の下あたりに複雑に絡み合う様に配置されている配管類。

色々調べてみると、構造はそれなりに複雑で、
•ブレーキ用の圧縮空気を作る機構、
•ブレーキ用の圧縮空気の圧力を調整する機構、
•機関車自身の動輪、テンダー車輪のブレーキを制御するための空気配管。
•牽引される車両に供給、牽引車両のブレーキを制御するための配管。
•上記のそれぞれに圧縮空気を分配する弁装置
などが狭いエリアに密集している。

模型製作の場合、見た目と難易度、スペース的制約などで一定程度の省略は必要。
とはいえ、せっかくなので実物の理解、再現を目指したくなる気持ちも。

順番に配管の位置、取り付け方法は、考えていくこととして、今回はランボード下の二本の配管の取り付けを。


 上の写真の奥側=火室よりの配管はブレーキ管といって、機関車先頭まで伸びる管。

目的は機関車が逆進運転をする際に、牽引される車両に圧縮空気を供給するもの。
 手前側=はブレーキシリンダー管といって、機関車の動輪のブレーキを制御するための空気管。
この管は写真左側はボイラー下に潜り込んで行くが、右側はキャブの後端付近で機関車非公式側に延び、その後テンダーに接続。テンダーのブレーキシリンダに圧縮空気の供給をするもの。
途中で空気分配器からの配管と、T型に接続されているもの。

下の写真、右側に見える塊が空気分配器。

工作のポイントとしてはランボード下にぶら下がる様に取り付けられる状態の再現として.0.1mm銅板を、約1.5mmの幅にカット、真鍮線に巻き付けてステーの表現を(ランボード下なのでロストパーツを使うほどでもないかなと。。)

外見的に目立つキャブしたの配管折り曲げはL字ジョイントを使用してアクセントに。

ブレーキ管、シリンダー管はそれぞれキャブ後端、ブレーキ弁御台下あたりに伸ばして終了。


この後は分配弁に接続される各種配管に取り掛かる予定。。