今回ガチでインド哲学と言霊学
自分のメモのために書く…
読む人はムズイの覚悟してね
サンスクリット語「マートリカー」(मातृका / mātṛkā)字母について
サンスクリット語=梵語(仏教で専門用語に使われたりする言葉>インド起源)の「マートリカ」と言いう言葉についての深掘り解説の回です
はじまりはじまりぃ〜
頼まれてないけどぉ
「マートリカー 」は文脈によっていくつかの意味がある。語源を説明すると…=>mātṛkā は mātṛ(मातृ, 母)に縮小辞 -kā がついた形で、直訳すると「小さな母」または「母的存在」となる>日本語の「母音」と重なるような気がしてマス…
⌘ 宗教的、神話的意味
ヴェーダの韻律が神格化された
ガーヤートリ女神の絵
インド神話で「マートリカー神軍>Mātṛkās」=>「母なる女神たち」として知られる七柱または八柱の女神たちがいる。
八柱なんだ

彼女らは神々の女性的エネルギー(シャクティ)を象徴し、悪を滅ぼす役割を担う→インドではしばしば強烈な個性の女神が悪魔を倒す物語が散見されます…(別トピックね)
(各マートリカー=「字母」は特定の女性神の力=シャクティの顕現)
⌘ 言語・哲学的な意味
>音や文字を意味する「母音・母なる音」としての文脈ではmātṛkā はサンスクリットの音節(特に母音や音素)を指すこともある。「音は万物の母である」という観念から、言葉=ヴァーク…宇宙の根源的な母性原理として理解することができる。特にタントラ文献では、サンスクリットの50音(マートリカー)=神聖な音の母たちとされ、曼荼羅や身体(チャクラ)に対応している。

まとめると、一般語「 小さな母、母のような存在」 mātṛ+kāと
神話 女神群「マートリカー」 神々の女性的側面とタントラ哲学 音・文字・言霊の原理 「音は母」という思想がこの言葉にはある、ということになります…。
この「マートリカー=音の母/言葉を生む原理」というタントラ的解釈が特に面白いのでさらに深掘りすると───
「言葉=宇宙の創造原理」を象徴する非常に深い概念になる…

言葉は宇宙創造の根源
「ハジメニコトバアリキ」
⌘ 〜基本観〜「音は母(मातृ)」という思想
インド哲学(特にタントラやカシュミール・シヴァ派)では、
宇宙の根源は「意識(シヴァ)」と「力/エネルギー(シャクティ)」の相互作用によって展開すると考える。このとき、シャクティ(エネルギー)の最も微細な形が
音(nāda)→言葉(vāk)→文字(mātṛkā)
へと展開していくと説く。つまり…
音と言葉は、宇宙の母(mātṛkā)それらが世界を生み出す「母胎」…胞衣(えな)ですな!
であると。

⌘ マートリカーは「言葉の母」=言霊の源
サンスクリット語では「マートリカー」は音素(phoneme)や文字(akṣara)<<<を指すことがある。
>>>アクシャラ(akṣara)=文字のトピックは言霊学と繋がりそうで、ワタシ的にすごく注目してる部分
特にタントラではサンスクリットの50音(अ〜ह)は、それぞれが女神=マートリカーとして人格化される。この思想では
*各音が宇宙原理(タットヴァ)と対応
*人間の身体(チャクラ:ナーディ)と対応
*声を発すること=宇宙を振動させる行為!
なんですってっ
という構造が成り立つのでした…
⌘ カシュミール・シヴァ派における解釈
特にアビナヴグプタ(Abhinavagupta, 10〜11世紀)の体系では「マートリカー」は単なる文字ではなく、意識の振動(spanda)によって現れる創造的力とみなされます。
*シヴァの静的な意識が「ナーダ(音)」として揺らぎ
*その振動が「マートリカー(文字・音素)」として具体化
*そこから宇宙(名称と形なーまるーぱ)が生じる
るーぱダヨ
つまり、マートリカーとは…
無限の意識が
言葉という形で自己表現する
最初の段階
言霊と同じ思想じゃん!!!

⌘ 哲学的意味>マートリカーを超える
一部のタントラ経典(例:Mālinīvijayatantra)では、
修行の目的は「マートリカーを支配し、超える(mātṛkānyāsa・mātṛkāmochana)」こととされる。これは、
言葉(思考)という構造に
囚われない純粋な意識に還る
という実践的な教えを表す…
「言葉」は世界を生む母でありながら、同時に幻影(マーヤー)を生み出す母でもある───マジか?
したがって修行者は「マートリカーの力を知り、超える」ことによって真の自由に至るのですと…
おぉ修行者の諸君!頑張ってくれたまえ!

「マートリカー(言葉)を超える」=沈黙の意識への回帰
→「沈黙」についてはラマナマハリシの本を読め!じゃないと、ここで説明していることがチンプンカンプンだと思う
マートリカと身体(チャクラ)
ここからは、宇宙論だけでなく「人間の身体と意識の構造」に関わる内容になります。。。
1. マートリカー・チャクラ(मातृका चक्र)
「マートリカー・チャクラ」とは、サンスクリットの五十音(अ〜ह)=マートリカー(言葉の母)が、身体や宇宙のエネルギー構造に対応しており「宇宙の五十音は全て人間の身体にある」「身体そのものが神聖な文字の曼荼羅である」というタントラの基本思想。
2. 五十音と身体の対応
タントラ文献(特にカシュミール・シヴァ派やクンダリニー・ヨーガ系のもの)では、サンスクリット五十音は、脊柱を中心に配列されるとされるのだそうです。
つまり五十音=宇宙の展開過程でもあり、同時に人間の内部における「意識の上昇過程(クンダリニー覚醒)」とも対応します。
3. マートリカー・ニャーサ(मातृका न्यास)
サンスクリット語「ニャーサ」 nyāsa →「置く、配置する」
儀礼的には聖なる音(マントラ)を身体の特定部位に「置く」ことで、その部分を神聖化する行為
◾ マートリカー・ニャーサの内容
50音(マートリカー)を身体の各部に順に「置く」その際自分の身体=宇宙の縮図(ピンダ=アンダ)であると観想する。結果として、修行者は「音の母(マートリカー)」と一体化し、言葉の束縛から解放された純粋意識を体験する
すげ
>コトタマ「ウ」からスの神に還る感じみたいだよ
この儀礼は、単なる宗教儀式ではなく「音と言葉(ヴァーク)が現象世界を生む構造」を、自らの身体を通して“再現・統合”する行為とも言える
いや、この知識はマジやばいかも
→「現象世界を生む」ってとこ、言霊学の父韻の動きからイザナギ:イザナミが「いざっ」と、現象を生むのとおんなじだよ〜


言葉(ヴァーク)とマートリカーには四つの階層
① パラー(parā) 超越的言葉(沈黙) シヴァの意識そのもの
② パシュヤンティー(paśyantī) 「見る」言葉(直観) 意識の最初の振動
③ マディヤマー(madhyamā) 内的言葉(思考) 言葉が心に形成される段階
④ ヴァイカーリー(vaikharī) 外的言葉(発声) 音声として現れる段階
「マートリカー」はこの中の マディヤマー〜ヴァイカーリー の領域に関わり、言葉を発する前の振動段階を司っている女神的原理ということになる…と。
修行者が「マートリカー・ニャーサ」を行うのは、この振動を内側から純化し、最終的に パラー=沈黙の意識 に還るため…なんですと。
意味不明ながら
なんか凄そうみたいな
この記事で、神道の『警蹕』という音による結界とインドの聖音を関連づけて書いてます
まとめ〜概念 意味 対応〜
マートリカー→言葉・音の母、宇宙を生む力 五十音:女神たち
マートリカー・チャクラ→身体内の音の曼荼羅 チャクラ・ナーディ
マートリカー・ニャーサ→音を身体に配置する修法
「音=宇宙」の体験
修行目的>言葉を超えた沈黙へ
意識の統合
(シヴァとシャクティの合一)
密教の秘儀みたいな感じになっちゃって大丈夫かコレ。実は逆に到達への障害となる知識じゃないかとも思ったり……だから好奇心はやばいんだよ……とか言いながら、まだ続きます。次回。
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