久々に宿坊掲示板を見たが、御祈念文について、とやかく言っているものがいる。
ネット対策云々という名の彼は、「また創価大学の宮田教授のような習い損ないの学者を重んじていることからも教学部が脆弱であることは明白です。私のような一会員より教学力が無いのですからどうにもなりません」と述べている。
彼の言う「教学力」というものの基準がよく分からないが、なんとも傲慢な発言に聞こえる。
彼は、次のように述べている。
「原田ニセ会長が作った御祈念文
法華経の肝心・南無妙法蓮華経の御本尊に南無し、報恩感謝申し上げます。
南無=帰命
原田ニセ会長の御祈念文を読むとすぐに矛盾が生じます。
妙法蓮華教に帰命の御本尊に帰命し報恩感謝申し上げますと言う御祈念文です。
意味わかりませんね。
三大秘法の大御本尊に南無し奉り報恩感謝申し上げます。
これが正解です。」
読んで分かる通り、ただの言葉遊びに過ぎない。
南無妙法蓮華経とは、たしかに衆生に約せば「妙法蓮華経に帰命する」ことだが、仏界に約せば法体のことである。
御義口伝に「されば無作の三身とは末法の法華経の行者なり無作の三身の宝号を南無妙法蓮華経と云うなり」と述べられている通りだ。
「南無妙法蓮華経の御本尊」と言えば、何を指しているのかは明らかであろう。
「妙法蓮華教に帰命の御本尊に帰命」云々などと馬鹿なことを言って、わざわざ恥をさらけ出すこともあるまい。