ドロップシッピングに燃える社長のアメブロ

ドロップシッピングに燃える社長のアメブロ

渋谷で粛々とはたらいています。

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<人望を得るために絶対必要な5つの条件>

その第1のポイントが、ギブアップをしないということ。一度やると決めたことは、どんなことがあっても最後までやり抜く。こうした姿勢を貫く上司であれば、部下は否が応でもついていかねばならなくなる。

(中略)

2番目のポイントは、陰で人の悪口、特に部下の悪口はいわない、いわせないということが大切だ。本人のいないところで上司が先頭に立って部下の悪口をいい出すなどはもってのほかのことである。

(中略)

3番目はごまかさないということ。あえて説明する必要はないと思うが、人を動かすベースになるのは信頼である。

(中略)

4番目は正論、すなわち理詰めで部下を追い込んでいかないこと。もちろん、正論を述べたり、理詰めで話し合うことが必要な場合もある。しかし、部下がミスや失敗をしたようなケースで、部下もそのことに気づき、反省しているなら、さらに追い打ちをかけるようにグジグジと正論を並べ立て、精神的に追い込んではならない。

(中略)

最後は休まないということ。我が社の例でいえば、創業から参加してくれた1人は風邪で40度近い熱があろうが、前夜の午前3時、4時まで残業をしようが、必ず定刻までに出勤する。

P56 永守重信『「人を動かす人」になれ!』(三笠書房, 1998)


「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」。1代で年商6000億円の企業を作り上げた、日本電産永守社長の想いが詰まった本です。とにかく厳しい印象のある方ですが、「叱るときは必ず褒め言葉を見つけてから(後でフォローするため)」など、細やかな気配りをされていることが分かります。



「人を動かす人」になれ!―すぐやる、必ずやる、出来るまでやる
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昨日より第7回もしもドロップシッピング選手権 という売上コンテストを始めました。受賞した7名様をラスベガスやシリコンバレーの7日間ツアーにご招待します。


僕自身も昨年はじめてシリコンバレーを回り、Googleのホワイトボード などに強烈に刺激を受けました。


アメリカのドロップシッピング業者も3社訪問して、規模の違いやシステム精度の違いに驚かされながらも絶対に追い抜いてやると思っていたことをよく覚えています。


今回の受賞者様にもぜひシリコンバレーの今を見ていただき、その後ラスベガスで大いに楽しんでいただければ嬉しく思います。どの方が受賞するのか、今からすごく楽しみです。


<しつこいフォロー>
戦略で「絞る」ことは「捨てる」ことだと先に言った。広川のケースで言えば、優先度I・IIのセグメントに集中しろと言う指示は、とりもなおさず、それ以外の市場はとりあえず捨てておけということを意味する。

(中略)

戦略性と実戦性が両立しないと、セグメンテーションは格好だけつけている企画担当者やコンサルタントの屁理屈に終わってしまうのである。


そしてさらに大切なことは、仮に実戦性のあるセグメンテーションが開発できたとしても、それが本当に実行されているかどうかは、よほどしっかりしたモニターと管理を続けない限り、把握できないということだ。

(中略)

私の経験ではセグメンテーションを成功させる上で最も大切なことは、それをしつこくフォローするシステムを持つことである。

P270 三枝匡『戦略プロフェッショナル』(日本経済新聞出版社, 2002)


勝手に「日本版ジャック・ウェルチ」だと思っている三枝匡さん3部作の1作目を再読。実話を元にした会社再建物語で、1ページごとに心に響く箇所があります。引用部は、戦略が成し遂げられるかどうかは、上がしつこく経過を追い続けられるかどうかだ、という重みのある文章です。

三枝さんは、つぶれかけの会社に社長として入社して建て直す、という恐ろしい仕事を数十年続けた方で、現在は超優良企業のミスミ社長。細身な身体からものすごいオーラを出している方です。



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部下が過ちを犯したとき、もっとも避けなければならないのは厳しい罰則だ。このときこそ本人を励まして信頼感が生まれるようにすべきだろう。上司の仕事は、部下に自信を取り戻させることだ。落ち込んでいる人を「鞭打つ」ことだけは絶対にしてはならない。


GEの経営検討会議では、次のようなやり方が定番になっている。ある事業部門のトップが怒りを爆発させ、部屋にいる誰かがそれに同調する気配をみせたら、スタッフ・チームは白いハンカチを取り出して宙に投げる。ムチを振り上げている人に向けた、頭を冷やせという合図だ。


P64 J・ウェルチ『ジャック・ウェルチ わが経営・上』(日経ビジネス人文庫, 2005)


20世紀最高の経営者と言われるジャック・ウェルチの自叙伝。


『世界で一番か二番になれない事業は撤退』など徹底的な業績主義を貫く面がクローズアップされがちですが、自叙伝からは、色々な失敗を繰り返し、社員やマスコミの批判に悩む人間味にあふれた姿と、意欲に燃える社員を愛して尊重する姿が見られました。


そういえば、尊敬するコンサルタントが『最高のスキルとは失敗体験だ』と言っていました。本気で挑戦して失敗し、失敗を悔やんで悔やんで原因を考え抜くときに、人は最高に成長をするのかも知れません。


当社社員にもどんどん本気で挑戦してほしいと思います。失敗したときに僕がキレたら、白いハンカチを投げてください。


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4 GEの人名録という趣
4 良くも悪くもアメリカ企業の理想的な経営者
5 限られた時間、気が遠くなる規模。その企業経営。
4 経営とは
5 真の選択と集中とは

「石川君、もう大学院辞めてうちに就職しちゃったら?」

私は笑いながら冗談交じりにそう話しました。


「はい。そのつもりです」


思わず、私は足を止めました。

「えぇ!? いま何て言った?」


ニ、三歩先を行く彼が、こちらを振り返りました。

「学校は辞めるつもりです。これからは社員としてお願いします」

「ほんと? ほんとにいいの?」


私はうれしかった。会社を始めて5ヶ月。名刺ができたときより、初めて受注が決まったときよりもうれしかった。はっきりとは覚えてはいないのですが、涙ぐんでさえいたかもしれません。


P127 藤田晋『渋谷ではたらく社長の告白』(幻冬舎, 2007)


改めて、藤田社長の『渋谷ではたらく社長の告白』を文庫版で読んでみました。


前半のベンチャー立ち上げの夢にあふれた疾走感と、後半の上場後に大変な苦難が襲い続ける絶望感、そして最後の目標達成と未来への展望、とドラマのような物語。


その物語の中で、人、特に社員に関する記述がとても多いことに気が付きました。社員が入社する時の喜びと退職するときの悲しみが書かれた部分も多く、藤田社長が早くから人事について真剣に考え続けてきたことが伺えました。


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4 最後は気持ち、っていう感じ
5 “動くこと”のエネルギーをもらえる本です。
4 ベンチャー企業というもの
4 いい意味でも悪い意味でも人間味がある

働きがいのある会社ベスト25 」に選ばれるサイバーエージェント に話を聞きに行きました。


※サイバーエージェント社員のイメージ

・若い

・美男美女が多い

・とにかくよく働く

・しかもプライベートも充実している

・社員の仲が良い

・会社に誇りを持っている


お手本のような社風だと思いますが、その状態に至るまでは様々な工夫と努力 があったそうです。聞けば聞くほど、何度も実践を超えてきた「迫力のある人事制度」だと感じました。


重要なエッセンスをいくつも教えていただいたので、当社でも実践していこうと思います。この本も、もう一度読んでみたくなりました。


渋谷ではたらく社長の告白 (幻冬舎文庫)
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4 ITベンチャーの成長記録
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4 ベンチャー企業というもの
4 いい意味でも悪い意味でも人間味がある