「人を動かす人」になれ! | ドロップシッピングに燃える社長のアメブロ

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渋谷で粛々とはたらいています。

<人望を得るために絶対必要な5つの条件>

その第1のポイントが、ギブアップをしないということ。一度やると決めたことは、どんなことがあっても最後までやり抜く。こうした姿勢を貫く上司であれば、部下は否が応でもついていかねばならなくなる。

(中略)

2番目のポイントは、陰で人の悪口、特に部下の悪口はいわない、いわせないということが大切だ。本人のいないところで上司が先頭に立って部下の悪口をいい出すなどはもってのほかのことである。

(中略)

3番目はごまかさないということ。あえて説明する必要はないと思うが、人を動かすベースになるのは信頼である。

(中略)

4番目は正論、すなわち理詰めで部下を追い込んでいかないこと。もちろん、正論を述べたり、理詰めで話し合うことが必要な場合もある。しかし、部下がミスや失敗をしたようなケースで、部下もそのことに気づき、反省しているなら、さらに追い打ちをかけるようにグジグジと正論を並べ立て、精神的に追い込んではならない。

(中略)

最後は休まないということ。我が社の例でいえば、創業から参加してくれた1人は風邪で40度近い熱があろうが、前夜の午前3時、4時まで残業をしようが、必ず定刻までに出勤する。

P56 永守重信『「人を動かす人」になれ!』(三笠書房, 1998)


「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」。1代で年商6000億円の企業を作り上げた、日本電産永守社長の想いが詰まった本です。とにかく厳しい印象のある方ですが、「叱るときは必ず褒め言葉を見つけてから(後でフォローするため)」など、細やかな気配りをされていることが分かります。



「人を動かす人」になれ!―すぐやる、必ずやる、出来るまでやる
永守 重信
三笠書房
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