ニューヨーク市で、重要犯罪は減少し、憎悪犯罪(ヘイトクライム)急増。 | 世界メディア・ニュースとモバイル・マネー

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米国の「mashupNY」は2019年05月03日に、NYPD(New York Police Department/ニューヨーク市警察)が発表した4月の犯罪統計「Index Crime Continues to Decline in April 2019」によると、殺人やレイプ、強盗などの重要犯罪は、前年同月に比べ6.6%減少した。一方、憎悪犯罪(Hate climb/ヘイトクライム)に関しては、昨年に比べ67%増加していることが分かったと報告した。

 

https://time-az.com/main/detail/68357 

 

2019年始めから4月30日までの憎悪犯罪件数は145件。

2018年の87件から67%増加した。

 

中でも、ユダヤ人に対する憎悪犯罪が82件で、全体件数の57%を占め、2018年の45件から82%増加した。

 

憎悪犯罪増加の主な要因となった。

 

憎悪犯罪の発生はブルックリンに集中しており、約80%は、かぎ十字(スワスティカ/Swastika)の落書きだという。

 

 

宗教以外の理由では、性的指向に基づく憎悪犯罪が昨年の11件から16件へと45%増加した。

 

黒人に対する憎悪犯罪は、10件から19件へと50件増加。

 

白人に対する憎悪犯罪は、2件から11件で450%増加となった。

 

NYPD憎悪犯罪対策本部による逮捕者も増加している。

 

米国最大のユダヤ人団体「名誉毀損防止同盟(Anti-Defamation League)」によると、昨年の米国における反ユダヤ主義に基づく憎悪犯罪は1,879件だった。そのうちの340件はニューヨーク州で発生している。