ArtDailyは2019年05月04日に、アメリカの風景画家であったフレデリック・エドウィン・チャーチ(Frederic Edwin Church/1826 - 1900)がコネチカット州ハートフォード(Hartford, Connecticut)で1826年05月04日に、成功した実業家であったヨーゼフ・チャーチJoseph Church(1793–1876)と母親エリザ(Eliza/1796–1883)の家族として生まれたと報告した。
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家族の知り合いで、ハートフォードに公共美術館ワズワース・アテネウム美術館(Wadsworth Atheneum)を作ったダニエル・ワズワース(Daniel Wadsworth)の紹介で、1844年に18歳でニューヨークで活動するトマス・コール(Thomas Cole/1801 – 1848)の弟子となった。コールの元で2年間学び、ニューイングランドの各地の風景画を描いた。
1846年にワズワース・アテネウム美術館がチャーチの作品を買い上げた。
1848年にナショナル・アカデミー・オブ・デザイン(National Academy of Design)の準会員となり、1849年には、正会員に選ばれた。
彼は、アメリカのハドソン川学校の風景画家(Hudson River School of American landscape painters)の中心人物として、最もよく知られ、しばしば山、滝、日没の描写が有名であるが、時々、彼が旅行の間に北極と中南米で見たドラマチックな自然現象も描いている。
とくにオーロラや氷河などの絵が知られている。
今回公開された絵は、フレデリック・エドウィン・チャーチが1871-2年に描いた「オラナの冬のたそがれ(Winter Twilight from Olana)」で、紙に油彩で描かれ、サイズは25.6x33cmある。
© New York State Office of Parks, Recreation and Historic Preservation / Olana State Historic Site, Hudson, NY (OL.1976.4).