当ブログの名物記者、光くんのレポートです。
鎌倉吹奏楽団の第24回映画音楽特集演奏会が鎌倉芸術館大ホールで開かれた。
同楽団は来年で創団30周年を迎え、市内の音楽団の中でも老舗。まさに「聴いている方々も、演奏している人も、みんなが楽しく」(上戸基夫団長)をの演奏会だった。
「ライオンキング」では、スクリーンの動物たちが目に浮かんでくるようだった。
「男はつらいよ」では、団指揮者の方が寅さんに扮し登場。以外にも吹奏楽に合った楽曲に感じた。旧松竹撮影所跡地に建つホールだけに、寅さんも喜んでいることだろう。
お馴染みの楽曲の連続は、全く飽きることがなく、あっという間に最後の「ジェラシックパーク」に。演奏者にはかなり難しい楽曲だと思うが、映画の雰囲気そのまま、ガオーとティラノサウルスが出てきそうだった。
アンコールは「プルースブラザース」。手拍子で大いに盛り上がった。
鎌倉吹奏楽団お馴染みの聴衆の拍手投票よるリクエストは、「ミッション・インポッシブル」が〝当選〟。
期せずしてオープニング演奏で締めるところは、昔のモダンカンカンのようで、演奏会は楽しくお開きとなった。
3階席まで楽団過去最高の880人が詰めかけた。
芸術館中庭の竹林
次回は、第33回定期演奏会
1月5日開催。