予防医学指導士(自力整体/東京教室)のカレンです。
メルマガに掲載されていた、アトラスレディースクリニックの
院長の塚田訓子先生のお話を4回にわけてお送りしています。
今回はその最終回です。
※塚田訓子先生 ならびに バイエル薬品の関係者の皆様、
転載のご許可をいただきありがとうございます!
リンク先などは、下部に記載しております。
(ここから)
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不妊治療を受けても、絶対に子どもができるという保証はありません。
毎月、生理が来るたびに期待が裏切られるというのは、
想像を絶する苦しみです。
だからこそ、不妊治療を決意された患者さんに必ずお話するのは、
何歳まで治療を続けるのか、体外受精や顕微授精といった高度の
不妊治療まで行うのか、最初に考えておいてほしいということです。
もともとは、パートナーとの間に子どもがいればもっと楽しいだろう、
という気持ちで始めた治療なのに、先の見えない苦しさから心がすれ違い、
離婚に至るケースは少なくありません。
それでは本末転倒です。
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fblog.foto.ne.jp%2Ffree%2Fimages%2Fpet0028-049_w420.jpg)
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妊娠・出産はゴールではなくスタートであること、
そこを間違えないで欲しいのです。
身体的・精神的・経済的に余裕をもって子どもを育てていくためにも、
不妊治療をいつまで行うか決めておき、もし授からなかった場合には
パートナーと二人の人生を充実させる、最初にそう考えることが
できていたら、精神的なプレッシャーも少しは軽くなるように思います。
それから、私のようにパートナーがいないあなたも、
どうか落胆しないでください。
結婚・出産が女性の一番の幸せ、という時代は終わりました。
100人いれば100通りの幸せがあります。
自らの意思で、子どもを持たない、パートナーを持たない人生を
選択する女性も現代にはたくさんいらっしゃいます。
胸を張って、仕事でも趣味でも、あなたの人生をより素晴らしく
充実させていってください。
幸せに向かって努力する女性はとても美しいと思います。
みなさんの人生がきらきらと輝くものになりますよう、
心から応援しています。
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(ここまで)
4回にわけてお送りしました、塚田先生のエッセイ、いかがでしたか。
子供を産み育てて一人前。
確かにそうだろうな、と思うことが多いです。
母親になった友人達は、人間としての度量が増していて
その素晴らしい変化に驚かされますもの。(^^)
ですが、様々な事情を抱えていたり、生き方を模索した結果、
そうではない人生を歩むことになった方も(私も含め)、
胸を張って元気に女性としての人生を楽しんでいきましょうね。
◆出典:バイエル薬品株式会社提供
Femalelife通信vol.96( http://femalelife.jp )
◆塚田 訓子先生のプロフィール
旭川医科大学医学部卒業
札幌医科大学付属病院、レディースクリニックぬまのはた等勤務を経て
平成22年10月 アトラスレディースクリニック開院