こんにちは。
予防医学指導士(自力整体/東京教室)のカレンです。
今日は婚活ならぬ、妊活についてのお話しです。
最近、「卵子の老化」なんていう話が話題になっていて
NHKの特集などでも取り上げられていますね。
今日は、先日届いたメルマガに掲載されていた記事が
私たちのサークルの世代に ズバッ とくる
内容でしたので、4回に分けてお送りしますね。
塚田訓子先生 ならびに バイエル薬品の関係者の皆様、
転載のご許可をいただきありがとうございます。
◆出典:バイエル薬品株式会社提供
Femalelife通信vol.96( http://femalelife.jp )
◆塚田 訓子先生のプロフィール
旭川医科大学医学部卒業
札幌医科大学付属病院、レディースクリニックぬまのはた等勤務を経て
平成22年10月 アトラスレディースクリニック開院
(ここから)
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みなさん、こんにちは。
暑い季節がやってきましたが、体調を崩したりしていませんか?
前回の植田先生のコラムでは、低用量ピルについての知識や、
婦人科受診の重要性についてとてもわかりやすく説明されていましたね。
今回は、女性にとって一大事である妊娠や出産を含む、
ライフプランについてお話したいと思います。
ここ数年、外来で患者さんとお話をしていて、
「おや?これは大変だ!」と思うことが多くなりました。
それはズバリ!出産年齢についてです。
30代後半~40代前半のいわゆるアラフォー女性に妊娠の希望を聞くと、
あと2~3年くらい先に、と考えている方がびっくりするほど多いのです。
45歳以上、ときには50代の女性から、
妊娠したいと相談を受けることもあります。
(c) .foto project
ひょっとして世の中の女性は、生理があればいくつになっても
安全にお産ができると思っているのでは?と心配になってきました。
確かに、生理があれば年齢に関係なく妊娠する可能性があります。
ですから、妊娠の希望がなければしっかり避妊をしなくてはいけません。
重要なのは、「たとえ妊娠したとしても、その妊娠が順調に継続し、
お産までたどりつくかどうかは全く別の問題である」ということなのです。
現代の女性はとても若々しく、おしゃれで年齢を感じさせない方が増え、
「美魔女」などという言葉まで使われるようになりました。
しかし、残念ながらどんなに外見が若々しくても、
卵巣の機能は年齢に従って低下していきます。
生殖医療が進んだ現代でも、卵巣機能の低下を食い止める方法は
ありません。
35歳を過ぎると急激に妊娠・出生率は低下し、40歳を過ぎると
体外受精を行っても出産にたどりつくのは5%程度、43歳を超えると
限りなく0%に近くなる、というのが現状です。
妊娠が難しくなるだけでなく、せっかく妊娠しても途中で
流産してしまうことが増えるのです。
また、プロゴルファーの東尾理子さんのブログで話題になったように、
妊娠年齢があがるとダウン症など先天異常の確率が上がります。
妊娠高血圧症候群(以前の妊娠中毒症)のリスクも増えると
考えられています。
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(ここまで)
次回は「婚活!妊活!?ライフプランについて考えていますか?」(2)です。
子どもが欲しいのなら、遅くとも30歳までには婚活&妊活が必要!?