ジーラのブログ -6ページ目

暑い夏の日の午後、

芝生と小さな森を抜けた風が、北の窓から入って来て、

「お昼にお酒飲むのも良いんじゃないかと思うの」と言って、

プチ飲み会の会場を用意して、ワインの栓を抜く娘ちゃんと、

「ええーっ!!!」

と言いながらそれに付き合ってるジーラさんの間を抜け、

アタゴールの森のごとき菜園のある

南の窓から出て行きます。

時々律儀な風が窓の風鈴をチリーンと鳴らして、

二人の酔っ払いに涼しさを置いて行ってくれるのです。

「風鈴がリーンと鳴るのは良いヤネ。」

もうお酒に飲まれたか、娘ちゃんがウットリ言うのです。

「そりゃア、なんてったって、日本の風物詩だからね。

粋なんだよ。」

「違うよ、そうじゃない。」

「風鈴がリーンて鳴ると、なくなった人達の顔がここら辺に浮かんでくるの。」

娘ちゃんは頭の上で指をチラチラさせて

手を左右に振りました.。

「娘ちゃん、それって、マッチ売りの少女って事。」

「そうじゃなくて、なんて言うかなぁ・・・ 」

ちょっと考えて、

相変わらずぼんやり顔の娘ちゃんが言いました。

「亡くなった人達がいた夏休みの感じになれるんだよ。

振り返ったら会えるような気がして来るんだ。」

「分かるよ娘ちゃん、

初恋の味がする切なくって、もどかしい懐かしさだね。」

風鈴がリーンと鳴って、

異次元にトリップしちゃったのか

娘ちゃんたら返事もしてくれません。

しかたがないのでジーラさん、

暫く、グリーンカーテンの木漏れ日とホロヴィッツのピアノと

午後のお部屋に吹く風とのんびり寝そべってるチワワさんと

気持ちの良い午後の時間の中でお留守番です。


只。

暑い日のお酒は回ります。

ビンに残ったワインは三分の二。

なのに一ビン飲み干した飲みごたえ。

「危なかった。これ以上飲んだら、

熱中症で救急車だった。」と娘ちゃん

もう暑い日にお酒を飲むのはやめようと肝に銘じたけど、

のんべいの娘ちゃんは大丈夫かなぁ?

胡瓜三本。

すこぶるかたい皮のミニトマト一粒。

異次元へのパス一枚。

これが菜園の収穫物一覧。

野菜部門の収益はまだまだ。

だけどジーラさん、凄い副産物を手に入れてしまいました。

異次元行きのパス。


畑と言うのはなかなか侮れない相手です。

ちょっと怠けると途端に水不足。

すぐに葉っぱがクッタリ、フラフラ。

急いでお手入れ、畑へ出動。

畑はいつも静かです。

絶え間ない自動車のモーター音は耳の中で鳴っているのに、

それはずっと遠くの音のような錯覚で包まれた空間。

忙しい町の中にぽっかり浮かんだ異次空間。

その中に流れてるゆっくりな時間は、

時々心の奥の忘れそうな思い出の糸を弾きます。


朝の目玉焼。

フライパンの匂いと畑を通って来た朝の光がリンク。

お庭でラジオ体操をしている父と娘ちゃんの声が聞こえる。

もう少したったら、父が捥いだささぎを持って娘ちゃんがかけてくる。

今日のお味噌汁はささぎ。

目玉焼きを焼くジーラさんの横で、

ぬか漬けの胡瓜を切る母たんの包丁の音。

母たんのお気に入りのワンピースが揺れて涼しそう。

今日も暑くなりそうな夏休みの朝に

一瞬流れるひんやり清々しい時間。

急いでるけどのんびりした時の中で皆が笑ってた朝。

当たり前に毎日やって来た朝。

永遠を疑わなかった、

平凡だけど大切だった、今、とても懐かしい時間。

そんな空間の中でジーラさんは1人、目玉焼きを焼いているのです。

畑に溢れる光はあの時の朝の光。

タイムマシンであの朝に戻った気分。

目を閉じれば錯覚の中に溶けてしまいそう。

手の届かない静かな懐かしさの中にかけて来たのは、

お腹をすかした娘ちゃん。

今日も元気な娘ちゃんが現実の時を連れて

思い出の朝に駆け込んで来た


娘ちゃん目玉焼き、

お塩とお醤油どっちにしましょう。


「今日は夏至だ」と、

キャンドルナイトの朝に、旦那ちゃんが言いました。

「夏至にキャンドルナイトを考えた人は天才だ。」と、

ジーラさんが言います。

「お前の考えてる事は,意味が分からん。」と、

新聞を読みながら、超現実主義の旦那ちゃんは言いました。

そんなふうに始まった今年の夏至は、

傍若無人な台風のおかげで、ぐずぐず暗いお天気の一日。

だけど、夏至の底力。

曇りの空はなかなか暮れず、白夜のような夕暮れ時。

「こんな、夏至の夜も良いものですね、チワワさん。」

北欧の静かな夜の中に、ジーラさんとチワワさん。

浪漫を解するチワワさんは、

ジーラさんの膝の上で欠伸を一つ。

「よし、電気を消して、キャンドルナイトを始めるぞ。」

何を血迷ったか、

いきなりロマンチックな旦那ちゃんの掛け声に、

「何々、何か美味しい物食べれるの、

キャンドルナイトのお茶会でしょう。」

旦那ちゃんの上を行く娘ちゃんが、

電気を消した夏至の夜に湧いて来た。


晴れた日、自転車、どこへ行く? ブログネタ:晴れた日、自転車、どこへ行く? 参加中
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娘ちゃんが言いました。

この道をずうっと真っ直ぐに行くと、

天然酵母のパン屋さんがあって、

もっと真っ直ぐ行くと、素敵な、素敵な園芸店があってね、

まだ、ずっと、ずっと真っ直ぐ行くと、

本にも載ってるケーキ屋さんがあるんだよって。

だからジーラさんは、晴れた日、

チワワさんを自転車の荷物籠に乗っけて、

ずうっと真っ直ぐ、

評判のケーキ屋さんまで行こうと思うのです。

犬のくせに運動神経からっきしのチワワさんは、

何時も風に吹かれるばかりで、

風を切った事など無いわんこ。

自転車で風を切ってケーキ屋さんまで走り続けて

生まれて初めての経験をチワワさんに。

帰りの荷物籠には、

ケーキと、パンと、お花の鉢とチワワさん。


「自転車で宇宙旅行がしたい」 と娘ちゃんは言いました。

娘ちゃんはきっと、忘れてしまったでしょうけど、

ジーラさんは時々、思い出すのです。

父が亡くなって、

頭は、父が亡くなった事がしっかり分かっているのに、

感覚が現実を認められず、、いない父を探し続け、

それでも探し出す事が出来ないで、

割り切れない、もやもやした寂しい毎日に疲れて、

大きな座卓の上で眠り込み、

寝返りをして、座卓から落っこち、背中を強打した娘ちゃんが、

痛がりながら言うのです。

「もう、死ぬかと思った。早々父が迎えに来るとこだった。」

「何、馬鹿言ってるの。」

ジーラさんの声が聞こえない程遠い世界で、娘ちゃんは

「父が迎えに来てくれるなら死んでも良いなぁ。

死んだら父に会えるんだ。」

と独り言を言うのです。

「娘ちゃん、いい加減にしなさい。」

ジーラさんの一喝も、娘ちゃんを正気に出来ません。

「娘ちゃん死んだら、父と自転車で宇宙旅行するんだ。」

あんまり楽しそうに、ぼんやりした娘ちゃんが言うものだから、

ジーラさんも楽しくなって、

星いっぱいの夜の空のキラキラ輝く星の間を抜けて、

フー、フー、自転車をこいでいる二人が、

目に浮かんで来たのです。

ちょと暑苦しくって、ちょっと五月蠅いけど、

とっても楽しそうで、とっても仲良しな二人。

父の後ろから娘ちゃん。

自転車で出掛けて、蟹を買って来てくれた二人。

暑い中、夏休みには何時も、自転車で散歩に出掛けた二人。

自転車は、楽しい夏休みの思い出。

「おう、帰ったぞ。」

「ジラちゃん、ただいま。」

何時も、汗だくで、帰ってきた二人。

そおだ、ジーラさん、

ミルキーウェイで二人が、帰るのを待ちましょう。

星のミルクで、アイスクリームを作って、

何時もの二人の声が、聞こえて来る時まで。

自転車の荷物籠に、

お土産のかに座の星屑が入っている事を願いながら。

今も、

星空を見ていると、あの時、三人で行った、

自転車の星旅行を思い出すのです。

星の自転車旅行に行けたら良いのに。


後頭部に容赦なく照りつける西日。

チョット支柱を立てようと、無防備な軽装で始めた農作業。

ひょぇー、首がジリジリやられてる。

絶対、今年も黒いおばさん。

チョットの筈が、あれもこれもの大作業。

トマトにお花が咲きました。

ミニトマトなのにトマトより大きくなっちゃった。

胡瓜の蔓が支柱に巻き付いて可愛いい事。

ゴーやの硬い種から根が出てる。

台所に転がっていたジャガイモ君を植えた鉢、

今日も土が盛りあっがて、平らに直しておきましょう

ヤ、ヤ、ヤ。葉っぱが。

20㎝も土の中を昇って来た、ジャガイモ君は凄い勇者。

偉い、偉い。

なんだか、肌寒くなってきて、振り向けば霧の中。

いえ、これは雲

町は、年に一、二度、雲にすっぽり包まれる日があるのです。

今日はそんな日。

山もビルも木も雲の中。

白く霞んだ町。

雲が風に流され、煙のように流れて行く。

畑も雲の中。

霧が育てる高山茶の畑の清らかさが宿ったベランダ菜園。

菜園は高雅と言う付加価値をつけ

霧の中で10ランク程一気にアップ。

何とも高尚な我が菜園。

作業に厳かと言う言葉が加わり、至福の農作業。

高い山の上の作業は、もはや芸術の域。

至福の農作業は厳かに終わり、

高山茶の畑のような菜園の鑑賞者は、今はチワワさんだけ。

チワワさんと雲の中の菜園を一回り。

それから町の鑑賞。

何処までもかすむ町。

その中を行く人々は、

何時もの夕方の様に、足も止めずに歩いて行く。

雲の中を歩いている事さえ気付かない。

もったいない。

だけど、あの中では、ジーラさんも同じように歩く気がする。

ジーラさんも含め、人が忘れてしまった、

遠くから、物事を見る視点。

目の前で起きる事を、近視眼的に捕らえ、

何時もあわててるけど、

人生慌てなきゃいけない事って、

そう沢山無いんだよね、チワワさん。






お天気の良い日が続きます。

コロンと寝転がって窓を見上げると、窓には一面の青い空。

まだ小さなトマトの苗が、一生懸命背伸びして、

風を緑に染めてます。

なんと幸せな気持ちの良い午後でしょう。

「娘ちゃんもここでコロンとしてごらん、凄く気持ちが良いよ、

まるで、軽井沢の草原にいるような気分になれるから。」

「ねぇジラちゃん、軽井沢に行った事も無いし、

どんなとこかも知らないのに、

何故何時も、軽井沢に行ったような気持ちになるの。

もしかして、ジラちゃんの軽井沢って、

日向ぼっこしながらコロンとする事?」

娘ちゃんはさも可笑しそうに、痛いところをついてきました。

何故軽井沢なのかって娘ちゃん

上手い答えが見付からない。

軽井沢、緑と木漏れ日と夏の朝の涼しさと小学校の夏休みと・・・・と、

・・・・と・・・・・・・、

考えているうちに気が遠くなって

何時のまにかお昼寝タイム。


夜の窓にはお月様。

「今日の月は赤い。」と旦那ちゃん。

確かに、昨日の月は見逃してしまったスーパームーンの様。

ちょと小さなスーパームーン。

夜の空から落っこちそうな、重たげで暖かそうな、

ほっこりのお月様。

今はジーラさん、

月食のショーを終えたお月様が、

窓に顔を出してくれるのを待っています。


九時のニュースの時に娘ちゃんが、

「あっ、月食見逃した。」と大声を上げ、

家族一同の盛り下がりを招いたのです

入場券を手に入れる事が出来なかった観客。

ジーラさん、スーパームーンを見逃し、日食をも味わいつくす事が出来ず、

今日こそは、と思っていた月食も忘れ、

次から次の目白押しにやって来る空の大スペクタクルショーの

とうとう最後に残った、金星の太陽通過。

今からジーラさん、特等席を予約します。





「ねぇ、旦那ちゃん、MRIって酷く神経質な機会なんだよ。

金属は勿論、刺青もギラギラのメークも駄目なんだ。」

「磁気だからだろう。」

「そう。そこで考えたんだけど、

人にはそれぞれ独特な磁場があると思うの。

オーラだってあるし、

それはきっと運命に関係してるんだと思う。」

「ジラお前、また変な事言って、どうしてMRIが、そっちのほうに行くんだ。」

「この前、ジーラさんMRIかけた後、

数日、だるくて、ぐったりだった。

あの時、磁場が少し変わったと思う。

そうして、運命もすこし変わったかも知れない。」

旦那ちゃん無言。

かくなるうえは、我が同士、娘ちゃんに。

「ねぇ、娘ちゃん、MRIって・・・・・・・・・・・・・・運命もきっと変わったと思う。」

と同じ話をリピートしたところで、

「ジラちゃん、どうしてそんな馬鹿な事考えられるの。」

なんと、娘ちゃん。

すっかり大人になって、

こんな凄い話に感動せずに冷たいお言葉。

まあ、良い。

二人の味気ない態度なんぞ。

「ジーラさんの運命は、宝くじが当たらない運命だったけど、

当たるように変わったかも。

ピアスの穴も運命を変えるって言うけど、MRIだって。

今日はジャンボの最終日。なんだか運命を感じて、

遠い方の売り場が気になるから、そっちまで行って買って来た。

それに、昨夜、ふっとちょ半月の月光浴もしたし。

フ、フ、フ、当たるかも。」

「当たるよ、ジラちゃん。」と我が同士も賛同。

当たれ宝くじ。

そうして皆に、成金の夢を見せておくれ。





本日、夕食は天ぷら。

夕食のテーブルに、ひょんな事からホールケーキが

鎮座ましまして、

果てしなく高カロリーな食事を提供してくれたのです。

何とも恐ろしい我が家の夕食。

「今日は、ビリーしなきゃ駄目だ。」と娘ちゃんきっぱり。

嫌々、娘ちゃんとビリー体操。

最近の山あり谷ありの天候の温度差に、

身体がついていけないジーラさん。

とことん、いい加減に娘ちゃんの後ろで、

汗もかかずにビリー体操。

果は、次元を移動して二次元へ。

寝ながら手足を動かすのもそこそこ運動になって面白い。

乗り始めた頃、「ジラちゃん起きて。」

と娘ちゃんに手を引っ張られ、

無理やり三次元に連れ戻され、

それでも何とか最後まで体操。

「ジラちゃんいい加減だったから、これから娘ちゃん体操をします。」

と娘ちゃんに居残りさせられ、体操の補習。

「ジラちゃんの体操、動き変。

鏡で自分の動きを確認しながら正しい動きを覚えて。」

大きな窓のガラスがジーラさんの鏡。

窓ガラスに映るジーラさん、その後ろに電気の消えた廊下。

そして娘ちゃんのお部屋。

黒い棒のようなものが横切って、散歩に行った旦那ちゃんが

帰ってきたんだと思ってるのに、旦那ちゃんは現れない。

「娘ちゃん、誰かが小部屋の方に行ったような気がする。」

「窓の外で、鳥が飛んだんでしょう。」

「こんな夜に鳥は飛ばないよ。」

「だったら、座敷わらしじゃない。」

「座敷わらしは、そんなに大きくないと思う。」

娘ちゃんはジーラさんを脅かそうと、

みえみえの恐そうな顔を作って、

「娘ちゃんも最近なんかいるような気がしてた。」

と囁くように言ったところで、

自分が怖くなり、ジーラさんに飛びついて来たのです。

「そういえば、この前旦那ちゃんとお話してる時、

誰かがジーラさんの肩をトントンって叩いた。

何かいるのかも。」

もう二人は恐ろしくって、恐ろしくって。

なのに続く経験談。

今まで何とも思ってなかった事の一つ一つが怖いお話に。

節電もへったくれも無くなった二人は、家中の電気をつけ

お風呂に一目散。

温かいお湯に浸かっていると、

怖い気分も溶けてきて温泉気分。

夜が今よりずっと暗かった昔の人は、

すごく、すごく夜が恐ろしかったんだろうなぁ。




「む、娘ちゃん、酷い占い出た。

ネットの今年後半の貴方の運勢って言うただ占い

ポッチリやったら、

ジーラさんの一言で対人関係最悪。

後半は孤独なんだって。

あんまり酷いから、もうちょっとで有料ボタン、

ポッチンするとこだった。」

「そんな占いしちゃう馬鹿が日本にまだいたんだ。

そんなのインチキに決まってるよ。

まあ、娘ちゃんも昔、友達とよく占ってたけど。

あれって、上手に有料ボタン押して、占いたくなるように書いてあるよね。」

「そうそう、あんなショッキングな占い、

いたいけなお子様だったら、絶対有料ボタン押しちゃうよ。

ジーラさんは、酸いも甘いも噛み分けた大人だから、

何とか止まったけど、

あんな強烈な一言で人を釣るような占い師の占い、

信じられないって、

イソップの狐さんの技使っちゃった。」

「商売だからね。気にしないほうが良いんだよ。」

「うん。今思うと、300円のコンピュータ占いのほうが核心に迫ってたわ。」

「あれもジ馬鹿だったね。ジラちゃんに勧められて、

わくわく占いに行ったけど

娘ちゃん、機会見たら、やる気まったく無くなった。」

「300円で娘ちゃんも占ったら良かったのにねぇ。」


最近、ジーラさんは思うのです。

あの最悪な占いもなかなかと。

捨て台詞を気早く吐いてしまうジーラさんの悪い癖。

最悪な捨て台詞を吐きそうになると、

頭の中に浮かんできて、ブレーキを掛けてくれるのです。

悪い事も使いようで役に立つ。




今どんな格好? ブログネタ:今どんな格好? 参加中
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娘ちゃんがお洗濯を干しながらしみじみ言うのです。

「ジラちゃんの普段着、娘ちゃんのお古ばっかり。

ひどい。

このパッチとタートルを着せるのにけんかまでして、

結局、気に入って、今じゃパッチにタートルを買ってきてくれって言う始末。

だったら、最初っから素直に着てたらいいのに必ず抵抗して、

娘ちゃん、どんだけ苦労した事か。」

「お言葉ですけどジーラさんは、裸足が好きだったのに、

娘ちゃんに靴下までかされて、おかげで、こんな軟弱な身体になっちゃいました。」

「何言ってるのジラちゃん、足むき出しにして寒いから、

いつも低下して、具合悪かったくせに。」

「まっ、そうだけど。

首が短いからタートルだけは嫌だったのに、娘ちゃん、

強引なんだから。」

「だけど、タートル着たら肩が冷えなくって、肩凝り減ったくせに。

娘ちゃんに感謝して欲しいわ。結局、娘ちゃんの言うとおりだったくせに。」

「ハイハイ。まっ、言える事は、昔は小奇麗だったって事か。」

「確かに、今より可愛かったネ。ハハハ・・・・・。

だけどパッチにスカートにタートル、最強のスタイルだよ。」

ジーラさんは、身体の心地よさに負けて、

嫌いなタートるとスラックスに全面降伏の毎日です。