不倫中の妻たちが知るべきこと | 日本心理教育院 www.jip.ac

 

不倫している人妻たちは、自分の夫に不倫がばれなければ別に問題にならないと考えています。不倫相手男性が自分に与えてくれる関心さえあれば、日常に不満もなく楽しいと感じているからです。自分自身が夫と子供たち、そして自分をどのように崩していくかについては到底考えが及びません。そうするうちにいつか不倫相手と葛藤や問題が生じる日が来ると、ふと我に戻り周りの状況を見渡すようになりますが、その時はもう手遅れですでにあまりにも多くのものが崩れています。 だから今からでも先が決まっている不倫妻の未来について一度は考えてみるべきです。



1. 不倫中の母親が子供たちを養育していると、その子供たちは人生において絶えず性的な問題が発生するようになります。つまり、子供たちの成長過程や成人になったあと、異性関係において性的快楽だけを求めたり、逆に性関係を嫌悪することもあります。これは母親である自分が不倫男の性的遊戯の対象に最も適した体と心をもつ人に変化したためです。もちろん本人はそれを自覚していませんが、子供たちは無意識的にそれを感じながら心理に影響を受けるのです。

2. 不倫する人妻たちは、女性の心の本来の作用である愛と幸福を喪失して、自分を性的遊戯の対象として利用しようとする関係依存の男性たちにだけ魅力を感じ惹かれるようになります。関係依存の男性が自分の快楽を満たす目的で与える性的関心を愛と幸福だと履き違えているからです。そして自分もその男性たちに性的反応をしながら、ますます体で感じられる性的快楽が愛と幸福だと確信する段階にまで至ります。

3. 不倫する人妻たちは、自分が自分の家庭(夫と子供たち)を破壊していることに対して何ら自覚がないだけではなく、不倫相手男性の家庭(妻と子供たち)と未来人生を破壊する社会的犯罪を犯しながらも自分は幸せな人生を生きていると確信しています。

つまり、不倫をする人妻たちは、不倫男の性的関心をとおして満足と安らぎを得て、楽しく幸せな人生を生きていると錯覚しながら、自分の夫には外傷トラウマを誘発させ、子供たちの心理を悪化させ、不倫男の関係依存を悪化させて彼の家庭も破壊させます。

4. 人妻の不倫期間が長くなった場合、人妻の関係依存は悪化して深刻なヒステリーが発生しますが、このようなヒステリーはいつでもどこでも予告なく現れ、自殺または殺人のような深刻な犯罪が発生することもあります。この状態にまで悪化されたということは、彼女は自分とつながっているすべての人間関係(子供、家族、知人、友人、仕事関係、その他)を性的関係としてのみ認識している状態です。



しかし本人はそれなりに幸せな人生を生きていると考え、自分を正当化していますが、そんな考えをしながら生きていること自体が破壊の人生を生きていることになります。その結果彼女の周りのすべての人間関係もやはり破壊されるしかありません。

この時、外傷トラウマの苦痛を受ける夫は自分の外傷トラウマを治療して、子供たちを保護して子供たちと一緒に幸せに生きていけるように自分と子供たちを回復させることが先決であり、外傷トラウマを抱えたまま妻の不倫に対して怒りを表現したり、あるいは妻を戻らせるためにいかなる努力をしても妻の関係依存は急速に悪化して、妻は一生治療が不可能な状態になります。

また、不倫中の人妻たちの中には自分は家庭を崩さずに人に迷惑をかけずに不倫関係を続けられると考えていたり、いつでも自分が努力すれば、以前の日常を回復できると話す場合もありますが、これは自分の関係依存の深刻さについてまったく知らないからであり、関係依存は自分の意図通りに統制できるものではありません。したがって、不倫中の妻たちの中である日ふと不倫をやめ以前の自分に戻りたいと思う日が来たなら、こころ治療をとおして必ず自分の関係依存を治療をしなければならないということを記憶しておいてください。