心の傷とストレスの大きさ | 日本心理教育院 www.jip.ac

 

女性の心の傷の大きさは幸福感情と価値追求を現実において実現したい欲求の大きさに比例します。実現したい欲求の大きさに比例して傷の大きさが決まります。

 

それで同じ事件や出来事であっても、ある人は受けた傷の大きさが10くらいだとすれば、ある人は100くらの大きさに感じられるようになるのです。つまり幸福感情と価値追求に対する欲求が10くらいの大きさの人がおり、100くらいの大きさの人がいるのです。この欲求が大きすぎて欲望となると、他人との競争で勝たなければならないという競争心が生まれそれに沿い傷もますます大きくなります。

 

男性のストレスは価値追求しようとする欲求の大きさに比例します。価値を追求をしようとする欲求が強ければ強いほど、情熱の大きさが大きければ大きいほど、ストレスを克服する力も強いのですが、その反面、それだけその人にはストレスが大きく作用しているという意味でもあります。自分の価値追求とつながっているためそのストレスを克服する大きな力がありますが、逆に自分の価値追求とつながっていないところから生じるストレスは克服することができる抵抗力が著しく落ちてしまいます。

 

たとえば100の大きさの情熱をもっていると、価値追求するのに100の大きさの力をもつ反面、価値追求以外のとても些細なストレスも100という大きさで認識されるのです。それで情熱が強い男性であればあるほど些細なストレスにも耐えられず憤怒調節障害、衝動調節障害などが現われるようになるのです。

 

自分の周りで何かを成し遂げようとしたり追求しようとする欲求が強い人を見ると、心理が不安定であるかのように映ることもあるでしょう。

 

憤怒調節ができない子供たちも同じようにどこかに没頭する力が非常に強く、情熱が強い子供たちです。

 

このように心の傷とストレスがどこから起因するのかを正確に知り、自分の傷とストレスのヒ-リングできるシステムをもっていると、強力なエネルギーとともに心理問題を予防することもできます。

 

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