結果は、反対が多数であった。そうだろうな。賛成の人は投票にはいかないだろうし、わからないと言う人も投票の必要はないので。結果的には想定通りである。
投票率が期日前を含めて52~3%であり、ちょっと低い印象だがこんなものなのか?ちなみに、英国のEU離脱に関する投票は72%超である。なぜこんなに低いのだろう?
反対票が有権者の4分の1を超えたということで、首相と米国大統領あてに結果を送付するそうだ。4分の1に何の意味があるのかは知らないが、適当な数値に思える。結果を伝達することにも意味を感じない。どんな結果でも結果は伝達するべきだ。
思ったより投票に行かないんだなとも思う。こんなに問題になっているのに、投票率が低いのでは、民意って何だろう?何に反対なのだろう?多くの人は反対の意思を残すために今回の投票を行ったと言っている。そうなんだろう。それが残ればよいのである。
賛成が11万5千票もあるのも微妙なところだ。11万人が賛成するのはなぜなんだろう?
何があっても工事は進む。これは当たり前で、法的効力がないのだから、止まらないに決まっている。

この結果に何か意味があったんだろうか?反対派は勝利と言うが、勝利なのか?反対派が勝つことが勝利なのか?この結果は結果であって、そもそも勝負ではないのではないか?勝ち負けではないはずだ。屁理屈っぽいが。なんとなく反対派が勝った負けたと言うのに違和感がある。これは、政府や米国通知する県民の意思が確認できたのであって、勝ち負けというのは政治家だけだ。

それでも普天間は移設しなければならない。大きな事故が起こる前にである。
沖縄県は数十年かかると言っていると書いている。新聞報道ではそこまでしか書いていない。できない工法を出しても仕方がないので、これが現実的かどうかを至急検証すべきだろう。沖縄県の意見は一方の意見に過ぎない。第三者の意見が必要だ。手抜き記事を書くのもよいが、県民投票まで時間がない。早急な検証記事を期待する。
沖縄県はサンゴの移設も認可していないが、それならサンゴも埋めてしまえばよい。施行上問題があれば工法は変更すればよい、よくあることだ。
県民投票で十数パーセント存在する賛成派は悪人ではない。彼らもまた沖縄のことを考えているはずだ。これまた民意である。どんな結果でもしこりのないように願いたいものだ。何があっても工事は止まらないだろうから。
今日2019年2月22日の朝日新聞の沖縄基地への米国側からの見方を読んだ。これはこれで面白かった。
米国としては沖縄に基地があっても戦略的な意味はないのだそうだ。それはそれで疑問があるが、日本は米軍を日本におくことで有事の際に米国が参戦せざるを得なくしていると考えられなくもない。結局米国は沖縄に基地を作りたいと言っているのだから、自己矛盾を来している部分もある。経済的な観点で日本が負担する費用により米海兵隊の規模が維持できているんだそうだが、世界秩序を維持する意図があるならば軍の規模は維持せざるを得ず、沖縄でなくても日本でなくてもいいので誰かが負担してもらいたいという米軍の意向らしい。だが、日本としては違う。たとえ戦略的には沖縄の米軍だけで戦えなくてもそこに米軍がいる以上、滅多なことでは手を出せない。もし米軍がいなければ、米国が日本を守る補償などどこにもない。太平洋の彼方に影響が出るのはすぐではない。米国としては日本を放棄する可能性だってあるのだ。米国をそこまで信用できないということが米国人にはわかっていない。自分たちの正義が他国の正義とイコールではないということが全く分かっていない。ちょとした手出しで米国が戦略爆撃機を動かせるわけない。動かしたとしても実際に空爆することはできないだろう。抑止力にはならない。
ということで、米国にとって軍事的な意味ではあまり意味がない基地であっても日本にとっては政治的な意味は大きいし防衛的な意味もあると私は考えている。