「Xデー(教習再開)を何日にするか?」
教習中に転んで骨折した肋骨の治癒具合を推し量りながらカレンダーとにらめっこしている今日この頃である。
~これはそれまで全くバイクに縁のない人生を送ってきた157センチ54キロ、56歳のちっこいオジサンが勝手な思い込みと勘違いがきっかけで普通二輪免許の取得、更に250ccバイクを購入し未知のバイクライフに挑むノンフィクションの物語である~
また挿絵として昔リバーサルフィルムで撮りためた作品を
~Kazutomo's archive~としてご紹介。
教習再開に際し、実はわき腹の痛みのほかにもう一つ不安があったのだ。
それは「眼」の調子が悪かったと言うこと。
右目の視界がまるで「靄(もや)」がかかったかのように白く白濁する。
イメージとしてはこんな感じ
そして酷い「飛蚊症」
空や白い壁を見ると何十、何百もの黒い小さな斑点が散らばって見える。
「蚊」が飛んでいるように見えることから「飛蚊症」というのだが、私の場合時には「ゴキブリ」が飛んでいるかと思うほど大きな黒い斑点が見えて「ギョッ!」とすることも。
飛蚊症のイメージ、私の場合「ゴマ状」と「たばこの煙状」が混在する。
原因はわかっている。
それは難病「サルコイドーシス」によって引き起こされる「ぶどう膜炎」である。
この「サルコイドーシス」に関しては以前のブログで経緯などを詳しく書かせていただいた。
皮膚のブツブツはあれからもずっと出ることはなくきれいなままなのだが、眼は継続的にステロイド含有の目薬を差し続けないとぶどう膜炎を起こしてしまうのだ。
ケガをした5日後の朝、目覚めたら右目がかなりぼやけて見えるではないか!
「しまった!」
肋骨の怪我以来、どうしてもそっちにばかり意識を取られたのと、上を向いて目薬を差すという動作自体が辛くて、点眼をさぼりがちだったのだ。
慌てて点眼するも、すぐ効くわけでもなく昼までには少しは良くなったが、念のためいつものO木眼下に行って診察してもらう。
やはり右目に炎症が出ているようだ。
目薬を処方してもらい、集中的に点眼してやらねばならない。
それから2週間、毎日10回以上の点眼をしているのだが、なかなか右目のかすみが取れない、仕事にも影響が出る。
というのも今は新型コロナウィルス感染予防のためフェイスシールドのようなものを眼鏡の上から装着しているので余計見づらいのだ。
前にもこのような症状になったことはあったがこれほど長引いたことはなかった。
ステロイドの内服薬はその副作用で身体に変調をきたすのでなるべく避けたい。
なら、以前理容学校の同級生のS水君が言っていた
「ステロイドを眼に注射」
しかないのか!?
おぉ!怖っ…
「その方が眼以外に副作用がないから良いかも知れませんね」
と、O木先生。
それは最後の手段に取っておきましょう(笑)
私はこのサルコイドーシス以外にも「網膜動脈閉塞症」を発症していて左目の上部分の視野が欠けている状態なのでこの右目が頼りなのだ。
「もしかして…」
怪我をして以来飲んでいる痛み止めの「ロキソプロフェン」が何か影響しているのではないか?
しかし、調べてみても「ロキソプロフェン」が目に副作用を及ぼす、というようなことは見つけられなかった。
O木先生にも聞いてみたが、そのようなことは考えづらい、とのこと。
しかし、念のためまだわき腹は痛かったが「ロキソプロフェン」を飲むのをやめてみる。
すると偶然かも知れないが、1週間後にはかなり改善したのであった。
「サルコイドーシスによるぶどう膜炎におけるロキソプロフェンの副作用」なんてレアなケースでの報告はこれまでなかっただけでもしかするとこれは学会に発表モノの大発見かも知れない!(笑)
眼が改善すればあとはわき腹の治癒具合、そして原付での特訓の成果を見ながら「Xデー」を決定するのみだ。
なのだが、いかんせんまだわき腹が痛い…
ケガをしたのが4月9日、当初医者が言っていた(痛みがなくなるまで)「6週間」がもう来るというのに姿勢や力の入り具合によってはまだ結構な痛みを感じる。
ずっと真面目にバストバンドを締めて安静にしてるのになぁ~。
この状態では運転自体は問題ないだろうが、重い教習車の取り回しや引き起こし、バランスを崩しそうになった時に踏ん張る、という事が難しいだろう。
そういっている間に梅雨入りしてしまった。
雨の中の教習や検定は避けたかったのだが…
梅雨が明けると灼熱の夏がやって来る…
教習の期限は12月まであるから焦らず、過ごしやすい秋まで待ってもよいのだが…
これは思っていたより長丁場になりそうだ。
それまでこの原付でバイクの運転に慣れること、そしてバイクで公道を走ることに慣れることを目指してとにかく走り回ろう。
で、JOG君にちょっとしたカスタム。
フォローしていただいている「カズマ・ザビさん」に「サイドスタンドを付けたら便利」とのアドバイスを頂いて、なるほどそうかと。
いくら軽いからとはいえ、ちょっと停めて置くたびにセンタースタンドを起こすのは面倒だ。
JOGの下を覗いてみるとこのようなお誂え向きの穴が…
ここに取り付ければいいわけか!
ネットで適当なモノを探すも、色んなメーカーから出ていてどれがいいのかよくわからない。
で、買ったのがこれ。
早速取り付けてみる
何にも説明書らしきものがなかった割には取り付けは特に問題なかったが、長さがもうちょっと欲しかったかな?
バイクの傾きが大きくてちょっと心配、倒れてくるほどではないんだけど。
それと、バネが弱くて跳ね上げた時にキチッとボディにくっつかない。
などが不満かな?
ま、使用に問題なさそうだし、安かったからいいか!
そして当初はJOGでは遠出しないので必要ないと思っていた「スマホホルダー」
しかし、幹線道路を避けて細道ばかり走っていると、その道がどこに繋がっているかがわからず、行き止まりだったり、人様の家や工場に入り込んでしまう場面があって、そのたびスマホを取り出してグーグルマップで確認するのは面倒。
マグナには充電機能付きのモノを配線もして取り付けていて、それを流用するわけにもいかないのでJOGにもホルダーを付けてやろうとこれを購入。
JOG君はハンドルバーがないので、ミラーの付け根に取り付ける。
価格的にちょっと心配だが、そう長く使うわけでもないから大丈夫だろう。
不安だったらワイヤーかなんかで保険をかけてやればいい。
~Kazutomo's archive~
「田舎道」
~Kazutomo's archive~
これでJOG君と快適に遊べる環境が更に整った。
焦らず、急がず、諦めず。
マグナ君、もう少し回り道してもいいかい?