Pumpkins United World Tour/Zepp Osaka Bayside前編 | Jinkhairのバイカーへの道

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こちらは香川県坂出市にある理容室「Jinkhair(ジンクヘアー)」のブログです。店主が好きな「80年代HR&HMのアルバム紹介、ライブレポ」や「カメラ」「バイク」のことなど、日々の出来事などを気ままに書いております。

全世界のHELLOWEENファンにとっての大事件である。

皆は、それを長年信じ、そして願い続けてきた ― ついにその時が。2017年秋、マイケル・キスクとカイ・ハンセンは再びHELLOWEENとステージを共にし、伝説的なオリジナル・ラインナップが甦る。これはガセネタではない。

ヴァイカート、キスク、ハンセン、グロスコフは、往年のHELLOWEENの楽曲をライヴでプレイし、ジョイント・ツアーを行なうのである。

大ニュースだ、素晴らしい。しかし、落ち着いてほしい。それだけではない! PUMPKINS UNITEDの旗のもと、すべてのパンプキンたちが集結。アンディとキスクがヴォーカルを、カイとヴァイキーとサシャがギターを、そしてマーカスとダニがリズム・セクションを務めるのだ。

 

                           ~公式ホームページより

 

HELLOWEENから袂を分けたはずのカイ・ハンセンとマイケル・キスクが再びバンドに合流し往年の名曲をステージで再現する。

そんなファンには夢のような企画がまさに今現実になろうとしている。

これは行くしかあるまい!

 

というわけで今は無き「チケットキャンプ」でチケットを購入。

少し高くはついたが整理番号は91番台、会場のゼップ大阪ベイサイドは一度も行ったことはないし、どれほどの規模のライブになるかわからないが、最前列は無理としても2列目くらいには行けそうな番号だ。

 

まだ先月末に行ったArch Enemyのライブの興奮も冷めやらぬ状態で頭の中は未だアリッサで一杯なのだが(笑)、ここは頭を切り替えねばならない。

ネットで直近のセットリストを見てみるとやはりカイ・ハンセンやマイケル・キスク在籍時の初期~中期のアルバム、「Walls Of Jericho」「Keeper Of The Seven Keys Part 1&Part2」あたりからの選曲が中心になりそうだ。

古い曲なら大丈夫!

歌えはしないが(笑)

 

ライブは3月21日春分の日、祝日ではあるが水曜日なのでお店は定休日である。

そういえば前にもこんなことがあった。

そう、3年目の2月の祝日にあった六甲アイランドの神戸ワールド記念ホールであった「MotleyCrue FinalTour」 だ。

あの時はモトリーのラストライブ、そして祝日ということもあってものすごい人に飲まれた一日であった。

グッズの先行販売の行列など今まで見たことのないような大行列で大きな会場の周りを一周しかねない程だったのだから・・・。

今日はそれほどでもないと思うが少し不安がよぎる。

 

今回のゼップ大阪ベイサイドであるが、以前は南港にあって、2011年のこれもMotleyCrue30th Anniversary Japan Tourで行った事があったが、その後移転したらしい。

調べてみると「トイレがない」とか「周りに何もない」とか色々問題がありそう。

 

まずは難波から阪神電車で西九条まで。

ちょっとその前になんばウォークで腹ごしらえ。

すると、あるお店が目についた。

なぬ!「うどん王」だと?

「つるつる、もちもち 大阪うどん」

とな!

これは讃岐人の僕に対する挑戦と受け取られても仕方あるまい!(笑)

というわけでその挑戦を受けるべく意を決して入店。

システムは香川のセルフと同じくまずトレーを取り、てんぷらなどを取った後、うどんを注文する。

メニューを見ると色々乗っけたメニューが多いようだが、それに用はない、とにかく麺のクオリティを確かめたいのだ。

いつもなら冷かけ(冷たい麺に冷たい出汁)を注文するのだが(僕は麺本来の腰を味わうため、冬でも冷たい麺を食べる)それはメニューになく、冷たいうどんは「ぶっかけ」か「ざる」のみ、しかしそれらは麺がアウトなら悲惨なことになる。

そこで僕は香川で食べるときと同じように

「そのままのかけ小」

と注文した。

「え?『そのまま』、とはなんですか?出汁はかけていいんですか?」

「麺を温めずにそのまま出汁をかけてもらいたいんです」

「そんなことをしたらぬるくなっちゃいますけど・・・」

「ええ、それでいいんです」

女性の店員さんはいぶかしげにしながらも言ったとおりにうどんを出してくれた。

やっぱり大阪では「そのまま」は通じないか・・・

讃岐うどんがブームになって20年、全国にセルフ形式のうどんチェーン店が出来て久しいので通じるかと思っていたが・・・。

説明しようと思ったが後にお客さんがいたのでやめた。

そして肝心のうどんは・・・。

う~ん、やや太めで確かに若干もちもちしてるがトロ~ンとして締まりのない麺だ。

でんぷんが多いのかな?

まぁ、ここは香川でもないし、「讃岐うどん」と名乗ってるわけでもないので大目に見るが、「うどん王」と名乗るには力不足か。

時間帯は昼の2時、香川ではうどん屋は閉店間際で最もおいしくない作り置き麺に当たる可能性の高い時間帯だが、ここは時間帯関係なくお客さんが来るからそれは関係ないだろう。

帰り際、件の店員さんが手が空いてそうなので説明癖が頭をもたげる。

「『そのまま』って言うのは香川では割と一般的な食べ方なんですよ。麺を温めないことで腰が残るでしょ。だからあえてぬるいうどんを食べるんです」

「あ、そうなんですか、ありがとうございます!」

店員さんはそう言ってくれたが、内心は「通ぶった変なオヤジ!」って思っただろうなぁ~。

 

まぁ、いいや!

 

で、話はメチャクチャ脱線するんだけど、今香川で僕が一番気に入っているうどん屋さんを紹介します。

それは善通寺にある「まるやうどん2代目」というお店。

コンビニ後を改装したのかなんとなくチェーン店ぽい店構えなので、以前から存在は知っていたがそれまでは敬遠していた。

しかし、ある時入って食べてみて驚いた!

鍋焼きうどんを売りにしてるらしいが、いつものように冷たいうどんを頼む。

これは冷たい肉ぶっかけの大。

ここの麺は凄い!

決し固い腰ではなく、むっちりとした弾力とその麺にまとわりつくようなまるで「なめこ」のようなぬめり。

これと合わさって食感、舌触り、のど越しがたまらなくよい。

こういう麺にはなかなか出会えないので、時間が許す限りわざわざ善通寺まで食べに行っているのだ。

この店のメニューで「なめこうどん」というものもあるのだが、なめこのようなぬめりの麺に更に本物のなめこが合わさると一体どうなるのか?(笑)今度食してみよう!

 

あれ?

これってうどん屋レポだったっけ?(笑)

 

気を取り直して・・・・

阪神線で西九条まで行き、そこからJR夢咲線に乗り換えて終点桜島を目指す。

で、前回大阪に来た時初めて買ったICOCA。

香川にいて普段電車など乗ることのないので、縁のないものとと思っていたが、使ってみると本当に便利!

いちいち切符売り場で料金表見上げて確認して切符を買うこともないし、互換性があるので、今回のように地下鉄、阪神、JRを乗り継ぐ場合もこれ一枚でOK!

 

何も問題なく15時ごろ過ぎに終点桜島駅に降り立つ。

ゼップ大阪ベイサイドはここから歩いて数分のところにあるらしい。

雨もやんだし、時間もちょっと早めだがグッズの先行販売もあるだろうし、ちょうどいい感じかな?

通りの角を曲がってギョッとなる!

また大行列?

 

後編に続く・・・・