もう一声欲しい〜歯科も加えて! 病院のNST
朝ドラ「おむすび」水曜日に見ていてまたまた気になったことが入院中の患者さんの栄養をサポートするためのNST(nutrition support team)の中で嚥下機能の評価というのが出てきました言語聴覚士 ST(speach therapist)さんが患者さんの喉のところへ聴診器をあてて嚥下時の頚部聴診と喉頭挙上の触診をやって「嚥下機能には問題なしです」と、言っていた,(これ、私たちも特養ホームでやってます)ドラマでは別の患者さんが、過去に「里芋の煮たのを喉に詰まらせた」なる報告に対し、管理栄養士さんが「じゃあ小さく切って出すように」という指示を出してましたこのようなこと(食事場面の観察、NST、嚥下機能評価、STさんの登場)がドラマで取り上げられて世の中の関心が高まるのは歓迎すべきことで世の中の進歩だ👏と思います。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~がちょっと言いたくなってしまう_φ(・_・「里芋を詰まらせるってことは、よく噛めない(嚙んでない)からではありませんか?口の中は(咀嚼は)どうなってますか?」さらに、噛めないのは歯や歯周組織に何らかのトラブルを抱えているのか義歯がうまく機能してないのか口腔機能の低下なのかそこまで考えてみてほしい(日本摂食嚥下リハ学会認定士資格を持つ者としては)決して嚥下だけの問題ではなく口腔から咽頭,食道へ送り込むまでの準備期が大事なわけでSTさんだけでなく、ぜひ歯科も🦷関わらせて欲しいᕦ(ò_óˇ)ᕤ以前、学校給食でうずらの卵を詰まらせた小学生が窒息死というニュースがありましたこのとき「よく噛んで食べる」ことよりも給食を提供した側が注意を怠った⚠️それが犯人であるかのような報道が気になりました~~~~~~~~~~~~~~~~~~~、、、 と、ここまで書いてから翌木曜日の「おむすび」見てたら終わりの方に、癖の強い主治医の独断で潰瘍性大腸炎の患者さんをNST対象から外すという話になりその患者さんの欄を斜線で消す時にチラッと見えた書き込みが「嚥下リハビリが必要」とあった ↑↑↑これは、いわゆる伏線でした(続きます)#1,224