今回サークルメンバーが増えて枝分かれが決まったので、今回のメンバーと一緒のサークルで観るのは最後になった
ちょっと寂しいけど、いい事なので新サークルの船出が順調でありますよう願った
さて問題はうちのサークル
2人だけになったが、どうなることやら
今後の成り行きもうまくいくようにこれも願った
作 瀬戸口 郁
演出 髙橋正徳
亀山家の長男 亀山和男 溝口敦士(テアトルエコー)
和男の妻 亀山節子 上野裕子
和男の一人娘 亀山陽子 渡邊真砂珠(文学座)
和男の母 亀山瀧子 三浦伸子(フリー)
曙旅館番頭 佃忠義 柴田義之
曙旅館の従業員 倉田 片桐健人(スターダ21Neu)
曙旅館の女中 珠世 光木麻美
下請け工場長澤治夫 山本隆世
大島建設社長 大島哲夫 川辺邦弘
(文学座)
社会保険労務士 国本武 藤川一歩
警察署巡査部長 丸田優 神原弘之
保育園経営者 齋藤小百合 近藤結宥花(フリー)
商工会副会長 寿司屋店主 脇田正道 金子由之(劇団昴)
アパート経営者 坂根光男 木之村達
日系3世 サンバチーム指導者 水田ナミ 音道あいり(文学座)
日系3世工員 上野パウロ清 大田怜治
戦前の貧しい日本では海外への移民が推奨されていた
ブラジルもその対象国のひとつであった
彼等はその地に出稼ぎのつもりだったが紆余曲折がありその他で骨を埋めることとなる
独自の日本町を作り、文化を継承していっていた
時代は変わり、日本は極度の人不足に悩んでいた
海外からの不法労働者を取締まる一方で、かつて移民を送り出した国から逆に移民を迎える事にした
4万人あまりの小さな町にも4千人のブラジル移民が迎えられた
顔は一緒でも3世の彼等とは生活習慣や思考が違う
その上ワールドカップのおり騒動をお越し、町の観光の看板にしていたサンバパレードがなくなっていた。それを復活させようと動き出した矢先、旗頭の曙旅館の主人が亡くなった
物語はその息子が家を継ぐ為都会から帰郷した所から始まる
かなり重苦しい内容かと思ったらそうでもなかった
テンポよく話は進み、話もわかりやすい
ただ幕開き後台詞が聞き取りにくい箇所がいくらかあり「あれ〜」となる所があり我が耳の調子が悪いのか疑ったくらい
それ以降大丈夫だったので、多分台詞が重なるシーンで起きたのだろう
話も盛り上がりサンバのリズムが心地よかった
このお話はどこにでも起きうる話としてとらえた
人口減少は凄まじい勢いで進んでいる
いつ自分の街にも海外の人が移住し、どんな摩擦がおきるのかわからない
いかに共存していくのかを
人対人として考えなくてはいけない
人手といえば、今回の劇団1980さん客演が多い様です
劇団さんも中堅どころが抜けて大変な様です
これは他の劇団さんもそうみたいです
ひょっとして海外の人も劇団に入ってくる他国籍な時代になるかも知れませんね