作                水上勉
演出               宮田慶子

養賢               松田周
志満子              魏涼子
道源、小田            石井淳
妙海               横堀悦夫
谷井               小豆畑雅一
三崎、巡査、漁民         澁谷凛音
輝子、一瀬、漁民         市橋恵
磯市、陸悠、学生、漁民      須賀田敬右
嘉助、山崎、学生、漁民      賀久泰嗣
普賢(六仏)、古物屋、漁民     伊東潤
文殊(六仏)、若井、学生、漁民   岡本大樹
勢至(六仏)、浜田、学生、漁民   大橋和史
弥勒(六仏)、安井、看護婦、漁民  角田萌果
観音(六仏)、ひき手婆の声、漁民  長友麻里乃
達磨(六仏)、善伍、古本屋、大量  桜木信介

大正14年、若狭湾に面した寒村の成生に若い女がやって来た。
西徳寺の住職道源のもとに嫁入りする志満子である。
この辺境の末寺で結核に病む道源と結婚生活が始まった。
昭和4年、養賢が生まれる。
しかし成長するにつれて養賢には重度の吃音症があらわれる。
「貧寺の子が生き残るためには僧侶になるしかない…」
そう考えた父は養賢を金閣寺に入れたいと強く願う。
昭和18年、父の死から一年後、養賢は金閣寺で得度式をあげ見習い僧となる
(青年座HPより引用)
今回バタバタしていたのでいつもの観劇前の感想はない
そして観劇
…圧倒されて言葉が繋がらない、物凄い圧に感情がバラバラにされた
最初から拾ってみよう
養賢がいかなる環境の下産まれたかが描かれた
貧困な寺住まいで親の重たすぎる程の期待を抱かされ養賢の言葉は内にこもり、発する言葉は感情が先走るのか吃音としか出てこない
金閣寺に修行に入ってからも、その辛い修行と寺の現実と理想のギャップに苦しめられてゆく
結果彼は金閣寺に火を放つのだが、彼の中に渡来したものは何だったのか
ただ寺の仕事に嫌気がさしただけの犯行とは思えない
日々心の何かを削られ疲弊していたのでは無いのだろうか
疲弊し力を失って心が死んだ様になり感情を失っても、湧き上がる物がある
渇いた心でも怒りは沸々と湧き上がる事が出来る
養賢の心も怒りで溢れていたのだろうか
見護る様に六仏がいた
養賢の心の有り様を問うかの様で、追い詰め、
その怒りが頂点に達した時
養賢のつけた火はその金閣寺諸共六仏も燃やす紅蓮の炎となった

養賢はただの精神異常者として扱われた
誰も彼が正常な心で兇行に及んだと疑問に思わなかったのだろうか
怒りの真髄を問う者は無かったのか

そして養賢は母の死も知らされず、再建された金閣寺の写真を「見とうない」と言って病室で亡くなる

炎を模した真っ赤な舞台のシーンが強烈だった
それが、養賢の心の色だったかもしれない

最後迄纏まりがない文章になった
いつもの事だとご勘弁願いたい

燃える金閣寺は迫力ありました













『黒蜥蜴』美輪明宏さんが演じた緑川婦人が目に浮かびます

まだ白黒時代でしたが子供心に深く印象に残ってます

そんな『黒蜥蜴』をスエフェスで、しかも梅ちゃんが演って明智をちゃんじんとまっきーが演じる

ありがたいじゃないですかぁ




第一部 朗読劇 『黒蜥蜴』

原作=江戸川乱歩

脚本・演出=末満健一


黒蜥蜴・緑川夫人  梅津瑞樹


明智小五郎

陳内将(昼公演)

荒牧慶彦(夜公演)

 

捜査主任・その他  池之上頼嗣 

部下・その他    北園真弓 

岩瀬氏       坂口修一 

岩瀬早苗      相馬結衣 

部下・その他    高橋孝衣 

雨宮潤一・その他  三好大貴


第二部 バラエティコーナー


大塚宣幸(MC)

末満健一(ホスト)


ゲスト 五十音順

蒼木陣(夜公演のみ)

陳内将(夜公演は二部のみ)

フランク莉奈(昼公演のみ)

松井勇歩(夜公演のみ)

愛加あゆ(昼公演のみ)

森田成一(昼公演のみ)

和田琢磨(昼・夜公演)

和田雅成(昼・夜公演)


シルベーヌ配り  福島悠介


スペシャルサプライズゲスト

   松岡充


マチネ


江戸川乱歩の原作と三島由紀夫戯曲全集の『黒蜥蜴』も読了しました

映画も過去2回程と舞台も白黒テレビで観てました

江戸川乱歩の妖艶さと三島由紀夫の美意識が融合した素晴らしい『黒蜥蜴』のお芝居でした

偶に変な弄りの作品があるのですが、私ゃこういう『黒蜥蜴』が観たいんですよね

雨宮も本当は黒蜥蜴に結構翻弄されたりするのですが、今回は明智と黒蜥蜴2人にスポットを当てて簡略されてました

桜山と香川の話も短く、これは時間の都合仕方無し

美輪さんの緑川夫人は着物姿から颯爽とした男性に変装されましたが、朗読劇なので姿は変わらず、ても梅ちゃん上手いなぁ

変装して変わっていく過程が良くわかる

私の記憶が確かなら(子供の頃なので怪しいですが).天知茂明智の舞台では黒蜥蜴は最期は椅子に座って亡くなってた様な

朗読劇は原作通り、腕に抱かれおでこキッスで終わります

綺麗なシーンで魅入ってしまいました


両方をリスペクトした様な作品がイベントだけの朗読劇だけでなく、本公演でも観たいです

スエフェスで過去された朗読劇,全てが良かった
本公演化お待ちしてます

梅津、黒蜥蜴
いきなり黒蜥蜴
私服と聞いていたので黒蜥蜴はパンツスタイルかと思っていたら、梅津黒蜥蜴はかなり決めたドレスにウィッグで登場

帽子姿も素敵でした

妖艶で美に拘りがあって気品がある

そして時には優しく、時には巧みに、じっとりと絡み付ける様に目的の物を狙う女盗賊

魅力的でした

良かった〜


陳内、明智

他の作品で2人お笑いコンビの役を演ってるだけあって息もぴったりで、エモかった

ちょっとオーバーに煽る梅津黒蜥蜴を大きな抱擁力でかっちり受け止めてる感じで素敵でした

最期のラブシーンもジワッと目を潤ませる物でした

本公演でも観たい〜

この組み合わせ有りですよね


坂口さん

今回のお芝居は文芸物とエンタメが程良く相まっていて笑えるシーンは無いはずなのに、ここというところで空気を入れ替えて下さる

こういう方良いですよね


バラエティーコーナーは、1人服装が黒でなかった和田琢磨くんが縮こまりスイミー化して弄られキャラと化してました

今回はゲストも大所帯なので、末満さんクイズ等昔の末満さも見られ、わちゃわちゃして楽しかったです


ソワレ

荒牧、明智

頭脳明晰、刃物の様にキレる男

人間味あった陳内明智とは違ってクールなイメージでしたが、それ故に黒蜥蜴とは引かれ合い乍も相容れない関係が強調されてる様でした

今回,通しなしぶっつけ本番だったまっきーの為、梅ちゃんが寝たまま(服毒死しかけているのだけども)台本を立てて持ち、それをまっきーがめくりながら台詞を言っているその共同作業が微笑ましかった


明智でも人によってこんなに変わるんですね

面白かった


ソワレのバラエティーは、クイズの問題の画像からして、「これスペシャルじゃない?」と思う程良く出来ていました

クイズ質問者に映像で鈴木拡樹くんが出てきたり、その後もスペシャル続きで会場は盛り上がり過ぎて終演なのに誰も帰らず、バースデーイベントなのにカーテンコールしてスタンディングまでして末満さんをお迎えし、皆んなどれだけ末満さん好きなの状態でした(嬉しい)


10年後、スエフェスフォーエバーが開かれる頃、私はもう居ないかもしれないけど、目標にしてもう一踏ん張りしようかなと思いました


追記

ソワレコーナーのラスト、梅津君の行動がおかしいなと思っていたら暗転

そしてついこの間までの聴き慣れた声がする…

スペシャルサプライズゲストは『キルバーン』で不死卿ドナテルロを演じたSophiaの松岡充さんでした

ドナテルロのお姿で黄色の花束を持ち登場

配信までは内緒という事で、松岡さん「ヒントは狩野英孝」に自分でツッコミを入れておられましたが、『狩野英孝』の文字がイベント後トレンド入りし、何も知らない狩野さんファンの長女が「英孝ちゃん何したの?」と心配したそうです

配信開始になったのでネタバレします




脚本演出を末満さんが降りてられてから配信も観なくなってしまっていた『鬼滅の刃』
気にはなってたんですよね
脚本演出元吉さんだし
今回機会があったので、思い切って観る事にしました
さて、久方ぶりの鬼滅は如何に?



脚本・作詞・演出   元吉庸泰
作曲・音楽監督    和田俊輔

竈門炭治郎      阪本奨悟
竈門禰豆子      髙橋かれん
我妻善逸       植田圭輔
嘴平伊之助      佐藤祐吾
不死川玄弥      内海太一
栗花落カナヲ     井手柚花
冨岡義勇       高橋駿一
宇髄天元       辻陵志朗
時透無一郎      下村未空
胡蝶しのぶ      門山葉子
甘露寺蜜璃      川崎愛香里
伊黒小芭内      宮本弘佑
不死川実弥      前田隆太朗
悲鳴嶼行冥      チャンヘ
珠世         舞羽美海
愈史郎        佐藤永典
産屋敷耀哉      廣瀬智紀
鬼舞辻󠄀無惨      佐々木喜英
獪岳         一色洋平
童磨         浦井健治

アンサンブル
ASUKA  北田涼子 黒川賢也 三瓶賢人 島野知也
藤榮史哉 德市暉尚 富田明里 松下広敬 松岡歩武
道田大翔 渡邉おとは

スウィング
池田実桜 伊東征哉

映像出演
黒死牟   加藤和樹
猗窩座   蒼木 陣

ストーリーは今更なので割愛
最終決戦前からその入り口までのお話です
一部映画で観たシーン(猗窩座は今回映像のみなので丸っと映画と一緒ではない)もありました
あの長いお話を要約して詰め込んであるのですが、スッキリとして見やすかったです
幕開けがあのシーンから始まるとは思ってなかったので「おお!お?」
一幕後編への仕掛けだったのですね

それから四角い木枠のセットは、マームとジプシーの藤田貴大さんが良く使っていたので目新しい演出ではありませんがよく活躍してました
実は最初セットの滑車の音が気になっていたのですが、途中から気にならなくなりました
今回宙吊りのシーンが多く
無限城突入し落ちてゆくシーンは成程と思いました

阪本、炭治郎
体力が要るからかダブルキャストになった炭治郎
そうだよね
大変な役です
それでも明るくて元気な炭治郎を見せてくれました
続編、猗窩座との対決が楽しみです
ところで今まで私阪本君観てなかった?
ずっと過去観てたと思ってました

高橋、禰󠄀豆子
今回出番が少ないのが残念
歌は聞けました

植田、善逸
今回は善逸の一番の見せ場でもありました
前半のいつもの善逸から後半の硬派な善逸へ
どちらも動ける人だから出来るんだなと思いました

佐藤、伊之助
あの被り物のままの演技大変なのに、いつも全力でやってるのが分かるので好きです

高橋、義勇
初めましての義勇さんでした
この役はやはり動ける人でないと駄目ですね
殺陣見応えありました

門山、しのぶ
しのぶさんも今回が一番の見せ場なので見入ってしまいました
しのぶの感情の機微が感じられて良かった

川崎、蜜璃
個人的に愛香里ちゃん好きなので目で追ってました
愛くるしくて好き

廣瀬、産屋敷
一番偉いのに出番が少なかったのが,今までのツケを払うかの様に一幕ではでてくれました
良いですねこういう脚本演出も
綺麗な最期でした

チャンへ行冥
前に出られた時からイメージぴったりとは思ってましたが、今回その素性が明らかになるところとか、更に良かった
他何でておられるのだろ
気になりました

一色、獪岳
今回観たかった一人。
見下していた善逸に対する嫉妬や怨み、そして負けてゆく切なさを感じました
一色君の宙吊り、もうアクロバットですね
吊られるだけでなく,足絡ませて頭を下向きにしたり,移動したり(運良くオペラグラスで追っかけれた)凄かったです

浦井、童磨
観たかった人パート3
扇捌きも軽やかに、見た目はにこやかで優雅なのに
それだけに憎たらしく…見えない
いや悪なんですよ
童磨は悪い奴なのです
なのにこの童磨はクールで自分を正義だと言わんばかりに接してくる
しのぶに気持ちがいくと自然と童磨への嫌悪が生まれるはずなのに
おかしいなぁ

佐々木、無惨
出てきた時からラスボスの風格があって「こりゃ勝てないよ」と思いました
身体を創った?
線の細いイメージ(顔から首筋にかけて).だったので身体が見えて「あれ?肉厚?」
いつもより逞しく見えたので余計圧倒されました

柱を始め他の役の方、アンサンブルさんも兼役されてて良かったです
全部書けないので一部の方のみ
すみません

追記
わかってはいても、末満さんだとどう作ったかなという思いがふと過ぎってしまいました
これは別物だなと思っていたら、聞き慣れた歌詞とメロディが流れ、あぁリスペクトされての作品なのだなと胸が熱くなりました
そしてありがとうという気持ちで満たされました
舞台『鬼滅の刃』まだまだ見逃せません