写真家 jin-andoの徒然日記~写真に魅せられて -4ページ目

写真家 jin-andoの徒然日記~写真に魅せられて

日々の出来事を、風景写真等を中心に織り交ぜながら発信しています。
将棋の藤井聡太二冠の大ファン。時々藤井聡太二冠の記事を載せます。

長崎県撮影旅行⑧~長崎市編(軍艦島その4)

 第2見学広場:島の心臓部へ!炭鉱の熱気を肌で感じるエリア

 第1見学広場から歩を進めると、炭鉱関連の主要施設が集積していた第2見学広場へと到達します。このエリアは、見学可能な範囲で最も間近に廃墟群へと接近できるため、当時の炭鉱の熱気をよりリアルに感じ取ることができます。

 ひときわ目を引く赤いレンガ造りの壁が印象的な旧第三竪坑捲座跡。ここから地下へと繋がる坑道の存在が想像されます。


 閉山まで稼働していた主力坑である第二竪坑へ坑夫を送り出した第二竪坑の桟橋跡。地下636mという深さまで潜った坑夫たちの過酷な労働環境に思いを馳せずにはいられません。
炭鉱運営の中枢であった総合事務所や倉庫の跡。風化が進み、その姿は往時の面影を失いつつありますが、それでもなお、日本の産業を支えた重要施設であったことが伝わります。
世界文化遺産登録の核心要素の一つである護岸。石材の間に石灰と赤土を混ぜた「天川工法」という、当時の高度な土木技術によって築かれた強固な構造物を間近で観察できるのはこの場所ならではです。
     岩山の背後には、かつての給水塔と、閉山後に設置された白い灯台が、時を超えて島の歴史を見守るように佇んでいます。

 この広場は、軍艦島が「日本の近代化を支えた炭鉱の島」であったことを最も強く体感できる場所です。護岸の精緻な構造をじっくりと観察することで、当時の土木技術の高さ、そして自然の猛威から島を守るために払われた多大な努力に感嘆することでしょう。

 

 

 
■花鳥風月

 「仲良し」

 

 

■お知らせ

YouTubeサイトを新たに開設しました。

「Andy Wisteriaの癒やしのMusic」です。

https://studio.youtube.com/channel/UCrN1Y06o6sSiQfkzO0WzA-A

お気に召せば、チャンネル登録をお願いします。どんどんアップしていきます。

なお、曲は全てオリジナルです。

 

 曲を聴いた感想をメッセージでいただけると、望外の幸せです。

将棋小説「背徳の棋譜」絶賛連載中!!

 

 

 

 

 

私が運営する将棋ブログです。こちらもよろしくお願いします。

 

 

 

私が撮影した 写真の販売をしております。
是非、お立ち寄りください。


 

 

 

 

 

 

 

 

「後の月」って知ってる?
十五夜だけじゃない!
日本ならではの「十三夜」

 「お月見」と聞いて、多くの日本人がまず思い浮かべるのは、旧暦8月15日の「十五夜」、すなわち中秋の名月ではないでしょうか。その満ち足りた月の姿は、古くから人々の心を魅了し、豊穣への祈りを込めた祭りとして親しまれてきました。しかし、我が国にはもう一つ、十五夜とは趣の異なる、日本独自の美しいお月見の風習が存在します。それが「十三夜(じゅうさんや)」です。十五夜の華やかさに対し、十三夜はより静謐で、ある種の奥ゆかしい美しさを湛えています。今回は、この日本ならではの伝統行事である十三夜の魅力と、その楽しみ方について、多角的に考察していきましょう。因みに、今年は11月2日(日)でした。見逃した方は、来年は、10月23日ですのでメモしておいてくださいね。

 この写真は、私が撮影したものです。カメラは、COOLPIX P1000。絞りf/5.6、シャッタースピード1/500、ISO160、焦点距離252mm(35mm換算1400mm)

 

 十三夜って、どんなお月見?

日本生まれのお月見!
 十五夜が中国から伝来した文化であるのに対し、十三夜は純粋に日本で育まれた風習であるとされています。その起源は平安時代にまで遡り、延喜19年(919年)に醍醐天皇が清涼殿にて月見の宴を催したことが始まりという説が有力です。約1100年前の宮中の雅な情景を想像すると、現代に生きる私たちもまた、この歴史の糸を手繰り寄せ、月を愛でる喜びを分かち合えることに深い感慨を覚えるでしょう。

「後の月」って呼ばれる理由
 十三夜は、旧暦の9月13日の夜を指します。十五夜が旧暦8月15日ですから、その約1ヶ月後に巡ってくることになります。このことから、十五夜に次ぐ月として「後の月(のちのつき)」とも呼ばれ、古くからその美しい姿が人々に親しまれてきました。十五夜が「本月」と称されることに対し、「後の月」という呼び名には、どこか控えめながらも確固たる存在感が感じられます。

満月じゃないのがミソ!
 十三夜の月は、実は満月ではありません。正確には、満月よりもわずかに欠けた状態の月です。しかし、この「満ち足りていない」状態こそが、十三夜の月が持つ独自の美意識を象徴しています。完璧な満月とは異なる、どこか儚く、また奥ゆかしさを感じさせるこの月の姿は、古来より日本人が愛してきた「未完成の美」や「欠けるものへの憧憬」という美的感覚に深く通じるものがあります。それは、移ろいゆくもの、完全ではないものの中にこそ真の美を見出す、日本文化の繊細な精神性そのものであると言えるでしょう。

 

 栗や豆を味わう「収穫感謝祭」!

「栗名月」「豆名月」って可愛い呼び名も
 十三夜は、単に月を眺めるだけでなく、秋の豊かな収穫に感謝するという意味合いが強く込められています。この時期は、ちょうど栗や豆が旬を迎える頃であるため、十三夜は「栗名月(くりめいげつ)」や「豆名月(まめめいげつ)」といった、なんとも愛らしい別名でも呼ばれています。これらの呼び名からも、この行事が食の恵みと深く結びついていたことが伺えます。

豊作への「ありがとう」を込めて
 十五夜が、これからの豊作を祈願する「予祝(よしゅく)」の意味合いを強く持つ一方で、十三夜は「今年も豊かな恵みをありがとう!」と、すでに得られた収穫への感謝を伝える「報恩(ほうおん)」の日に位置づけられます。願いから感謝へと、人々の心情の移ろいを月見を通して表現する、この文化的な奥行きは、日本の精神性の豊かさを示していると言えるでしょう。自然のサイクルと共に生き、その恵みに謙虚に感謝する、日本人本来の姿がここに集約されています。

 

 知っておきたい「二夜の月」の秘密!

「片月見」は縁起が悪い!?
 お月見の風習には、ちょっとした言い伝えがあります。それは、十五夜と十三夜のどちらか片方だけしか月見をしないことを「片月見(かたつきみ)」または「片見月(かたみつき)」と呼び、昔から縁起が悪いとされてきたことです。この言い伝えは、満ちていく過程の十五夜の月と、少し欠けた状態の十三夜の月の両方を愛でることで、物事の始まりから終わりまで、あるいは生と死、完全と不完全といった二元的な価値観を統合し、より豊かな精神性を育むべし、という古人の知恵が込められているのかもしれません。せっかくですから、両方の月を愛でて、秋の風情を存分に味わってほしいものです。

「三月見」でさらに運気アップ!
 さらに、十五夜と十三夜に加えて、旧暦10月10日の「十日夜(とおかんや)」も月見をすると、さらに縁起が良いとされています。十日夜は、収穫を終えた田の神様が山へ帰る日とも言われ、これもまた秋の収穫への感謝と、来年の豊作を願う意味合いが強い行事です。「二夜の月」で十分と感じる方もいるかもしれませんが、もし可能であれば「三月見」に挑戦し、秋の月にまつわる日本の奥深い文化に触れてみるのも一興でしょう。今年の十日夜は、11月29日(土)です。

 
■花鳥風月

 「仲良し」

 

 

■お知らせ

YouTubeサイトを新たに開設しました。

「Andy Wisteriaの癒やしのMusic」です。

https://studio.youtube.com/channel/UCrN1Y06o6sSiQfkzO0WzA-A

お気に召せば、チャンネル登録をお願いします。どんどんアップしていきます。

なお、曲は全てオリジナルです。

 

 

 曲を聴いた感想をメッセージでいただけると、望外の幸せです。

将棋小説「背徳の棋譜」絶賛連載中!!

 

 

 

 

 

私が運営する将棋ブログです。こちらもよろしくお願いします。

 

 

 

私が撮影した 写真の販売をしております。
是非、お立ち寄りください。


 

 

 

 

 

 

 

 

長崎県撮影旅行⑦~長崎市編(軍艦島その3)

 船内放送が流れます。「皆様、大変お待たせをいたしました。上陸許可が下りましたので、これから着岸します。」この放送に、拍手が起こりました。さあ、いよいよ上陸です。

 3つの見学広場

 軍艦島への上陸ツアーは、訪問者の安全確保と遺跡の保護という観点から、長崎市条例に基づき、厳格に定められたルートでのみ見学が許されています。しかし、その制限された空間の中にも、島の歴史と営みを多角的に体験できる3つの見学広場が設けられており、それぞれが異なる視点を提供してくれます。

 ドルフィン桟橋から上陸です。

 

 まずはここから!「第1見学広場」

 ドルフィン桟橋に船を着け、最初に足を踏み入れるのがこの広場です。島の東端に位置し、遠くに見える廃墟群がまず訪問者を圧倒します。

 こからは、かつての一般住居跡や、島で唯一の教育機関であった7階建ての端島小中学校、さらには屋上に幼稚園を併設した9階建ての社員社宅(通称65号棟)の威容を遠望できます。また、幹部職員専用の3号棟社宅は、当時としては珍しい部屋ごとの風呂を備えていたとされ、当時の階層社会を偲ばせます。石炭を運搬したベルトコンベアーの跡も、産業の息吹を感じさせる遺構です。

 
■花鳥風月

 「仲良し」

 

 

■お知らせ

YouTubeサイトを新たに開設しました。

「Andy Wisteriaの癒やしのMusic」です。

https://studio.youtube.com/channel/UCrN1Y06o6sSiQfkzO0WzA-A

お気に召せば、チャンネル登録をお願いします。どんどんアップしていきます。

なお、曲は全てオリジナルです。

 

 

 曲を聴いた感想をメッセージでいただけると、望外の幸せです。

将棋小説「背徳の棋譜」絶賛連載中!!

 

 

 

 

 

私が運営する将棋ブログです。こちらもよろしくお願いします。

 

 

 

私が撮影した 写真の販売をしております。
是非、お立ち寄りください。