落下の解剖学 | キャトルセゾンのメモパッド

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第76回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作品



 

雪山の山荘で男が転落死

妻(作家)に殺人容疑が向けられる

現場に居合わせたのは、視覚障害のある11才の息子

事故か自殺か殺人か

 

検死や血痕の状況から、転落の様子を再現したり、それについて専門家の興味深い考察があります

証人や検事により、妻の性癖や素行、夫婦の秘密や嘘が暴かれて、、、、

 

視覚障害のある息子まで、証人として法廷に立ちます

また、裁判官から、「親のあれこれを聞かない方がいいでしょう」と傍聴しないようにと勧められても

全部が知りたいと傍聴し続ける息子

 

法廷での検察側と弁護側の応酬が見ものです

また、法廷に流される、苛烈な夫婦げんかの音源が、十分なリアリティで視聴者を混乱させてきます

面白かったです

 

 

イケメン弁護士にミスリードされたワタクシには

エンディングは、ちょっと物足りなかった感がありました