著者 柚木麻子

 

首都圏で実際にあった事件

2007年から2009年にかけての

中高年男性の連続不審死事件

犯人は、お料理得意なぽっちゃり女子キジマカナエ

 

あの事件をヒントに書かれた小説

 

登場人物の死刑囚は、梶井真奈子←キジマカナエに似てるw

東京拘置所にいる彼女に接見する週刊誌記者・里佳

里佳は、彼女から何か聞き出そうと、彼女の懐に入ろうと、彼女から言われるがまま動くようになります

美食家気取りの彼女が指定する料理を作ったり食べたりします

そして、彼女に味の報告をしに、また接見

 

主に、バターをこってり使った料理です

バターはエシレを買うようにとw


バター醤油ご飯

カトルカール

塩バターラーメン

ガーリックライスなど

 

結局記者は10kg太ります

 

記者は、どんどん、死刑囚にのめり込んでいきます

取りつかれてしまったかのよう

その様子を心配した学生時代からの友人・怜子が、とんでもない行動に出ます

 

小説の後半が、とっても面白かったです

実際の結婚詐欺?の事件をなぞった部分(前半)ではなく、後半が秀逸です

フィクションの醍醐味を存分に味わえます

死刑囚、記者、友人

三者三様に、過去に、”脛に傷持つ”身

抱えているものにとらわれています

 

女性同士の友情や絆、関係性の危うさとか、強さとか、いろんな角度から描かれています