著者 くわがきあゆ
第21回「このミステリーがすごい!」大賞
文庫グランプリを受賞
主人公は、自分に自信のない女性
高卒で、派遣会社に登録して、つましく暮らしています
主人公の父は、主人公が子供の頃、殺されました
犯人は、殺すのは「だれでもよかった」という男子中学生
その後、母親は蒸発
妹と自分は、ばらばらに親戚に引き取られ、成長します
事件から十年以上たち、生保の外交員をしている妹が殺されました
その後、妹は、マスコミに保険金殺人の疑いをかけられます
父を殺した男は、少年院を出てから行方不明です
その後、母親まで、、、
登場人物の関係性に、ん?
唐突な登場と、強引な主人公との絡み
ちょっと違和感がありつつ読み進めます
殺人鬼=サイコパスには、殺人に美学、哲学がありまして、、、
最後は、まあたいへん
それぞれの過去が、視点を変えて交錯します
二転三転
こっちかと思ったら、いえ、こっち
殺人鬼として、怪しい人が複数います
あ~万事休す!
はらはらどきどき、おもしろい読み物でした