息子達の挙式、披露宴がありました
ここでは
ちょっと、着付けに対して、愚痴をたらたら吐き出します
私は、新郎の母ですから、もちろん黒留袖を着ました
お気に入りの加賀友禅を式場へ持ち込みました
それにしても、夏場の黒留袖は辛かったわ
不満その①
長襦袢を着る段階から、私は頭皮から発汗しているのを感じました
着付けの部屋の冷房が弱過ぎて、だんだんイライラしてきました
着付け用の部屋なんだから、もっと冷房きつめにしてよ!
換気のため、冷房を入れて、窓を開けているのです
仕上がるころには、私の背中はぐっしょりでしたね
顔回りの生え際の汗で、髪の根本からクセが出始めました
不満その②
これこそが最大の厄介でした
とにかく
着付けの方が下手くそ(失礼)だったのです
何人か着付けの人はいましたが、私の着付けの人は大ハズレでした
着付けてもらう時から感じていましたが
私の着付けの人は、見た目には十分ベテランに見えました
でも、ちょこちょこ下手な技術が露呈して、徐々に不信感が募りました
長襦袢を切る時から、襟元が左右アンバランスで気になっていましたが、あとで調整するのかと私は口を出さないでいました
が、結局何も微調整無しで終わりました
つまりは、基礎からおかしいのですから、出来上がった着付けの襟元はどうにも出来ないのですよ
また、帯を締める時も、柄行きがうまくいかないのです
メインの柄が前に来ないのです
着付けの人は、何度かやり直して、自分で見切りをつけ、自分で納得したようです
ま、いいかって感じでw
とにかく、紐という紐は、ぎゅうぎゅうに締め上げました
仕上がった着付けは、きっつきつのかっちかち
上手な人の着付けは、着崩れない程度の締め方で、着ていてもラクなのですが
自宅に戻り、娘や連合いがスマホで撮った写真を、ゆっくり見てみると、どの写真も、私の留袖の半襟は、左右対称には見えなくて(出てなくて)、もうがっかりです
時間が経つにつれ、片方の半襟は、まったく見えなくなっていました
集合写真の時に、襟元を整えてくれる人もなく、このまま写っているんだなぁ
写真の出来上がりはまだだけど、、、
もちろん、新郎新婦が主役ですから、彼らの衣装やヘアは、スタッフがちょこちょこ手入れして整えています
「オバハンのことなんて、誰も見てないよ」と自分で自分に言い聞かせようとしても、新婦の母親の写真を見ると、きちんとした襟元なのですよ
ちっ、悔しいです
とにかく、締め付けるだけ締め付けた着付けですから、残酷物語でした
黒留袖を着ての5時間ほどは、まさに拷問でしたね
フォアグラや鮑など、豪華な食事も、苦しみながら頂いたので、美味しさが半減したようです
あ~、悔し~