著者 伊吹有喜
2021年本屋大賞ノミネート作品
時代背景からすると、R50にハマりますw
昭和の終わりから平成への11年間
三重県のある進学校に住み着いた白い犬「コーシロー」
その犬を世話する会「コーシロー会」のメンバーたちのあれこれです
時々、コーシロー(犬)目線での語りがあります
恋愛、家族のいろいろな事情、男の友情と、どんな人にもハマるエピソードがあります
ほっこりさせてもらえます
泣かせられます
多感な年ごろの切なさを、痛々しいほどに感じました
時代背景や流行、文化も懐かしく読みました
あ~、私、高校時代をやり直したい、青春を生きなおしたいと思ってしまいました
高校生の淡い恋心が大人の恋愛につながっていく感じが、とても自然で嫌みが無くて、、、
うらやましいなと思ったわけです(笑)
身の程知らずです
ちなみに
舞台となった高校は、実は、著者の母校だそうです