園田競馬との交流競走 | 金沢競馬担当日記

金沢競馬担当日記

金沢競馬のレース実況を担当するアナウンサーが、金沢競馬に関するあれこれをつづります。

こんにちは、泉です。
金沢競馬は冬季のお休み中ですが、昨年の12月30日と
今年の1月2日の二日間園田競馬との交流競走という形で
遠征がありましたので、それをまとめたいと思います。

遠征馬は12月30日が22頭、1月2日が19頭でした。
両日それぞれ6レース、計12レースが行われまして
金沢勢は12月30日が4勝、1月2日が3勝と計7勝!
見事勝ち越しました。

内訳を見ると勝ったレースはC3交流が5つと多く
組まれたC3交流全てを勝利しました。
中には上位5頭金沢勢独占というレースもありました。
クラスが上になるにつれて園田勢が優勢になり
金沢勢の後2つの勝利はB2交流とC2交流でした。

断言はできませんが金沢と園田ではクラス分けのルールが
違う事があり、その点で金沢のC3クラスの馬が比較的
有利な条件で戦えたのではないかと思います。

しかし遠征への調整は積雪や寒さもあり、必ずしも万全とは
いかなかったようです。
その中でこの結果は立派と言っていいのではないでしょうか。

また、この遠征では鈴木長次厩舎の馬が大活躍し
7勝中の3勝を挙げました。
騎手では畑中騎手、藤田騎手がそれぞれ2勝を挙げています。
おめでとうございました!

これまでに例のない冬季の園田遠征でしたが
これが一つのきっかけになって交流が活発になるといいですね。

この先も例年通り東海地区や福山への人馬の遠征がありますので
どうぞ金沢競馬の人馬へのご声援よろしくお願いします。