vitamin bass "B2"

vitamin bass "B2"

メタルベーシストが釣りしたり、クルマ維持したり料理したり健康管理したりします。バス(魚)とベース(弦)でB2

最近ギター用のピックを変えたんです。



まさかのDunlop Big StubbyとStubby Triangle。

これ、私が15歳の頃に買って「使いにくいや」としまっていたもの。まさか27年も経ってメイン昇格すると思わなかった。



いまは基礎練習を熱心にやっていて、ピッキングを正しくできるようにかなり神経質な練習をしてる。そのなかで短音弾きの際に反らないものを選んでいて、奏法やジャンルごとに使い分けているけど昔とはかなりチョイスが変わってきた。真剣に取り組んでいる証拠だと思っている。


元々はセルロイドや薄手のポリアセタールを使っていて、初期はティアドロップ、後半はおにぎり型のトライアングル。脱プロ後はウルテムのトライアングルを使っていた。

自分のバンドではステンレスのティアドロップを使っていた。

※硬い素材が続くが私がベーシストであることをお忘れなく。


0.88の薄めのピックは指弾きに近いニュアンスになるので指のコンディションが悪い日や、指弾きで疲労が蓄積してきたときの代用としてそれらを使った。

SIAM SHADE Natin氏のピックがそれにあたり、買えた頃はそれを使っていたが、買えなくなってからはオーダーメイドだったので「JILL」と印字していた。ダンロップ製のトーテックスは表面処理が苦手で特注していた記憶がある(今は大人になったからか細かい手触りなどは気にしなくなった)


1mmのピックはディストーションをかけた時でもアタックと音圧が維持できるのでメタルの時に使った。


いまexistenceではセルロイドやデルリンを使っている。私がハードヒッターなので少し吸収してもらう素材の方がいいからだ。



ピックの話、まとめとか解説のニーズがあれば今度整理します。

ギターピック。
今回のギター学び直しで大きく変わった一つかもしれない。


もともと私は指弾きのベーシストで、レコーディングだけはピックで弾くことが多かった。ピック選びはベース基準だったのでギターの視点の知識を得た上でギター用にピックを選んだことが初めてだったかもしれない。


ベースの指弾きの話をしたので触れておこうかしら。ベースは指弾きの方が微妙なコントロールが容易にできるし音圧を出すのも簡単。けどムラも出やすく、タイトな演奏ならピックの方が楽だったりする。録音で指弾きをしない理由に触れる。


ピック弾きはアタックが明瞭でミキシングの時に波形で切ったり貼ったりも楽なんだ。指弾きは波形の中にアタックが何個もできて、音のアタマをドラムに合わせた方が気持ちいいのか、その前後のアタックやバズを合わせた方が気持ちいいのかなど悩む時がある。


自分がミキシングエンジニアであるが故の配慮なんだけど、よほど自信があるか、普段から同じドラマーとプレイしていてドラムとベースを1発録りするんじゃなかったらピック弾きの方がいい結果を得やすいと思っている。


指弾きのメカニズムについてもう少し。

指弾きの場合、停止してる弦を指で弾き振動させ、振動している弦にさらに指を振り抜き連続した音を演奏する。


この2発目の音を鳴らさせる時にかなり真剣に矯正しないと直せない癖がでる。弦をヒットする、という動作を細分化すると「タッチ(ミュート)」が生じる。このミュートが音価を損なわないレベル、即ち直前に最短時間なのが最良なのだけど、これが指弾きの味を演出しているのも事実でこれを最小にするとMIDI音源のような味気のない音になる。これはとても悩ましいんだ。


指弾きの話をもう少ししようか。

指の振り抜きで音を出すわけだけど、指が触れた瞬間に前の振動が止まるのは前述の通り。この振り抜きのために生じたタッチはダンピングになり、アタックが出る。この機械的ではない瞬間のミュートと僅かなアタックがベーシストの個性を分けて、誰の演奏か一聴してわかる、というようなものを作っていると思う。

左手のミュートになるヒッティングなども入ると上手いベーシストの波形はドラムやギターの破壊と違い2〜3倍くらいのアタック検出をすることがある。


これをベースの心得がないミキシングエンジニアがやると、ひどい時には何も考えずにオートクウォンタイズをかけられたり、耳で聞かず目で見て「ここのアタックがズレてる」とか文句を言ってくるわけだ。1番嫌なのは何か腑に落ちない顔でOK出た時だ。

ヒッティングやグリッサンドで出したアタックが「ウラ拍のウラ」を強調させているのにこれをノイズとして修正されたらもう…ね。



…ピックの話から派手にズレた(笑)

まあレコーディングのときはピックの方が口数が少なくて端的なことしか言わない知的で寡黙な男、みたいな感じでいいよ、と。指弾きは弁が立たら感情に訴えかけることもできるが少々好き嫌いがある弁士みたいな感じなんだ。


指弾きは弾いていて楽しいし、自分でコントロールできるものが多いから自信がついたベーシストは多用しがちだけど、結構カラダでリズムを取っているのが弦に触れて入ってしまうこともある。一度神経質に自己分析してみるといい。



…ピックの話をしたかったのに…。

久しぶりに書くといつもこうだ(笑)



「ギターを一から学び直す」
何回この言葉を発したか数え直してみる。

①2000年。本業パートのベースに行き詰まってギターへのコンバートを考えた時。
▶︎2002年から学業とベースでのサポートが多過ぎてギターを弾く暇がなくなり修理。スケールの速弾きばかりやっていた。

②2005年。ソロ作品を作り始めて自分が既存の曲は弾けるがゼロから生み出せない、と自覚した時。
▶︎卒論書きと就活で止まり、さらに2007年からプロベーシストになり暇がなくなった。2010年には音楽業から引退。

③2015年。仕事で地方転勤し、音楽仲間がいない=ベースを弾くこともないのでこの際メタル以外のギターをやってみよう。
▶︎YouTubeにベースの演奏動画を上げたらベースのサポート依頼だらけになりギターを楽に弾けず。休みの日もバス釣りばかりしてたし(笑)

④2019年。東京に戻りソロ作品を作る作業に復帰。やはりギターパートを書いていてマンネリ感がある。
▶︎2020年のCOVID-19騒ぎで会社が経営危機で楽器弾いてる余裕なし!

⑤2024年。6弦ベースを手放すことを決め、代わりに6弦ベースをガットギターの代わりにしていたのできちんとクラシックギターを学ぶことにした。
▶︎ちゃんとクラシックのエチュードを弾いた。

⑥2025年1月、やっぱりエレクトリックも弾きたい!メタル以外も弾けるようになりたい!とSuper Stratを買った。
▶︎SONGSTARRの有料会員になり片っ端から弾きまくり。長年マルチエフェクターとヘッドフォンで練習していたのをデジタル回路一切なしのギターアンプでの練習に変更。これがすごい差になった!

⑦2025年12月。ふとかつての名手の名を思い出し、調べてみたら商業音楽から引退してコーチになっていると知る。志や想いが私がベーシストの頃に考えていた事と全て合致していて氏のテキストを取り寄せた。12/25に郵便ポストに届く。

そしてそれがこれ。
いまF060まで弾き進めている。ハムバッカーにヘヴィディストーションでメタルのシュレッドしかできなかった私が、クリーンやクランチで様々なバリエーションを弾けるようになった!

カッティングができるようになりたい!という欲は昔からあった。6弦ベースやバリトンギターで和音弾きやアルペジオは普通にやっていたけど、楽器の構造と音域上できなかったのが軽やかなカッティング。憧れがあったの。
それでカッティングに関するテキストは学び直しの都度古本屋で買ってきて弾いてみたのだけど、一冊やっても身に付かずであったり、最後までやる気にならなかったり…で特に「身につきましたよ」という感覚はなかった。

それが今回は違う!効率的で、無意識の反復練習で技術や筋力を高めるようにとても考えられた譜例が毎ページ毎ページ出てくる。前のページで覚えた型ですんなり弾けることはなく、全てのページで習得すべきことを一つずつ覚えさせてくれる。


なんだこの完成された教本は!


そんな感じで最後まで終わってないが2冊を追加購入。いまは出勤前と帰宅後、就寝前の3回譜面たてに向かって練習をするのが楽しみになっている。

私も20年前から「将来はベーシストのための練習曲集を書くのが夢。独奏曲やクラシックの楽器と弾くチェンバーミュージックを書くのが夢」と公言しているけど、先を越された…このレベルのものをかけないと私が書いても時代を超えて残らない…と格の違いを思い知らされた。

昔の私ならここでギターを置いてベースの練習曲を書く方に戻ってしまったけれど、「やれば毎日上手くなったことを実感できる」というこのテキストを前にして「…ベースはこのレッスンを全て終えるまでお預けだ。楽しいし礼儀だ。」と取り組んでいる。

Amazonのレビューページでは書ききらないのでしばらくタイミングを見てはこの「トータルギターメソッド」について書こうと思います。


津本さん。本当にありがとう!



予備のIbanezギターが手に入ったので要修理となっていたギターを直そう。


私のメインだったIbanez SV470は1992年の日本製。ボディ塗装は割れ、一部剥がれ、ネック裏は前オーナーの素人塗装が剥がれている。


右がSV470 MIJ。質屋で「長期在庫はヤフオクなんかに流すのだが、状態は良く無いが直せば使える良いものなので価値がわかる人の目に止まればとずっと置いてある」という店主の想いを汲んで買った。Fシリアルの日本製だ。最近はベースもIbanezメインとなってきた。


フレットは一度擦り合わせをした形跡があり形状に満足していない。ベンディングの際にフレットの摩擦を感じるのでフレットは打ち直ししたい。過去にFernandes FR90をDIYフレット交換で再起不能にしてしまった経験があるので今回はきちんとプロに頼もうかな。と言え自分だフレット打ち替えは出来るようになりたい。将来的にで良いんだ。



私たちが学生の頃はお年玉やバイト代でこういう作りの良い楽器を買って始めることができた。音楽聴き放題、動画見放題、タブ譜見放題の今の世代の条件ならもっと上手くなってたと思う反面、この時代の楽器を支えていたことは感謝したほうがいいな、と思ってる。


15年前にジャパンヴィンテージブームが来るか来ないかの頃、私は後のジャパンヴィンテージに相当する楽器を買い集めていた。その当時は80年代の楽器は木がいいが造りや品質管理が甘い、と思っていた。今思うと90年代上旬というのが品質と木資源のクロスポイントだったと思う。00年代も良いものはあったが、相応の値段がした。90年代は3万円のエントリーモデルも7万円のスタンダードも、10万円のプロ仕様も丁寧な日本製で素晴らしい加工がされている。


リフィニッシュをしたら価値が落ちるとか、オリジナルのパーツでは無いとかではなく、塗装は楽器の木部を保護するもの、機構にトラブルがあるパーツは交換して使い続けられるように維持して…とかの方が大切だと思うようになってきた。


きちんと手入れをして、私が死ぬまで使えて、次の世代に渡って…ということの方が「塗装をやり直してフルオリジナルのプレミア値を潰した」とか言われるより「歴史の中に消えるはずのものを守り抜いた」と言われる日が来ると思うようになった。


元々SV470のカラーバリエーションは塗りつぶしの黒とマホガニー材のオイルフィニッシュがあった。



私の使っているものは素人塗装が重ねられていて、元々はオイルフィニッシュ個体だったのかもしれない(素人がやったにしては厚く塗装してあるので黒に何かの理由で黒を重ねた可能性もあるが)。何色にするか考えるのがしばらくの楽しみだ。

細かい話は機会を見て書くことにするが、1992年日本製のIbanez、EX170を追加で手に入れた。これで現在日本製のIbanezが3本ある。RG2770、SV470(MIJ)、EX170(MIJ)だ。

元々インドネシア製や韓国製のIbanezも使ってきたが
「日本製のIbanezとインドネシア製のIbanezは良し悪しではなく、別物に感じる」
というのが最近の印象。各ブランドの廉価モデルだけを触ってそのブランドを知ったつもりになってはいけないと再認識した。


年末になるとミームの如く現れる「男性へのプレゼントで喜ばれるのはネクタイ、などと言いますが実際は〜」の大喜利。私は「Fシリアルのギター」というのを加えておきたい。



さて1992年製のジャンクギター(いつも通りジャンクである)。修理のプロセスはまた今度気が向いたら書くが、ネックのリペアは完了。残るはストラップピン部に割れ、塗装の割れが主だったトラブルだ。

90年代の楽器に多かったパイプレンチでのトラスロッド調整。Ibanez RG Prestigeに付属していた工具セットからトラスロッド調整用の7mmのパイプレンチを取り出したがサイズが合わず。今回のIbanezは8mmだった。珍しいな。

Amazonさんで調べてみたら日付を跨いだばかりの深夜の検索にも関わらず「今日中に届けるぜ」と。

ネック調整を終え、試奏。
RG Prestigeのネック全体が鳴る感じには及ばないが「手に馴染む薄いが硬いネック」という感じは近いものを感じる。同年代のSV470 MIJよりも現行RGのネックシェイプ、フィーリングに近い。

prestigeはマホガニー/メイプル。今回のはバスウッド。そこの差か。EX170はシンクロナイズドトレモロ。バスウッドボディを鳴らしきるには質量不足なのか、そもそも組みつけに差がありPrestigeみたいな鳴りを期待すんな、というのが正しいのか。

ブリッジは交換してみようと思っている。廉価モデルだが普通に使えるモデルの可能性が高いんだ。