最近クラシックギターを買った。すこしまとめり整理したりが必要なのでこの話はまた今度。
久しぶりに本を読んでいる。ここ数年でそれまでの生き方や人格を放棄したような生活をしているが私は元々図書館司書で哲学を愛し、本を片手に釣りに行くような人間だ。本を読まなくなったことは本当に良くなかったと思う。
先日仕事で行った新千歳空港。海産物やじゃがポックルに対して軒並みスルーをかまして一階にある小さな書店で同一出版社の本を3冊買った。まとめて3冊買う、というあたりにまだ読書家の気概が残っていてほっとしている。
ベンジャミンフランクリン。
長年フランクリンプランナーの手帳を使う私にとっては「元ネタの大御所」という感じで。コピーバンドを先に聴いて、強く影響を受けたアーティストの演奏を聴いてそれからやっとオリジナルを聴く、くらいの感覚である。
読み終えてプア・リチャードを生み出したものにシンパシーを覚えた。自分で発見した人間は人に伝えるのにおこがましさの後ろめたさやすんなりと受け入れてほしい気持ちから裏付けなどのために誰かの言葉にしようと思うことがある。
原書を読むきっかけに、だなんて堅苦しいことは言わず居酒屋のトイレの「親父の小言」のように一つ目につくところに置いておけば表紙を見るだけで言葉一つ一つ思い出せそうだ。