天皇皇后両陛下と長女の愛子さまは、16日午後7時ごろ、東京・上野の東京都美術館で開催中の「第98回国風盆栽展」を鑑賞されました。
1934年に始まった国内で最も歴史のある盆栽展で、会場には、全国から集まった盆栽146点を展示。陛下は、最高賞の「国風賞」に選ばれたヒノキ科の真柏で作られた盆栽をのぞき込むようにして鑑賞され、授賞理由を尋ねられました。
皇后さまは「樹齢何年ぐらいですか?」と成長の期間を尋ね、愛子さまは入選作品を見て、「植え替えで枯れることはありませんか」と尋ねるなど、ご一家は興味深そうに質問を重ねられていました。
陛下が国風盆栽展を鑑賞されるのは皇太子時代を含め6回目となりますが、皇后さまがご覧になるのは2006年以来18年ぶりで、ご一家での鑑賞は初めて。
マスク越しでも分かる優しく穏やかな眼差し、ブルーのお召し物と髪飾りも素敵な愛子さま。質問を重ね熱心に鑑賞されたご様子が伝わってきました。