足幅を決めると同時に両足の大地への圧力をしっかりと感じましょう。
ここでカギとなるのが「土踏まず」と「水平・垂直」というキーワードです。
足裏全体は、あくまで大地に密着することが大切ですが、脚から上の全身を支えるのは「土踏まず」というイメージを持ってください。
土踏まずが感知するのは大地、地球そのものです。
微動だにしない安定を誇る大地の水平をしっかりと感じ、真上から垂直に大地を押し込んでいるイメージを持ってください。
ここで、注意しないといけないことがあります。
人は、そもそも筋力で大地を踏みしめることはできませんので、大地への圧力は、あくまでもイメージで行うようにしてください。
これらを意識することによって全身骨格の上に乗るべき頭部が、正しく重力を認識することができるようになります。