皆さん、おはようございます。
ところで、前回のブログでご紹介した「霊視」をする少女。
その女の子のお母様からメールを頂きました。
そこで、本日はこうした「子供たちの霊的な能力」について少し触れてみたいと思います。
昔から、どこの氏族や寺院にも、必ずご先祖様の霊体やご神体とつながることのできる役割の子供たちがいました。
お稚児さんや巫女さんなどにその名残をみることができるのかもしれません。
また、世界的にみればネパール(Nepal)の生きた女神クマリ(Kumari)なども有名です。
*ネパールのシヴァ寺院(Maju Dega in Nepal)
*ネパールの生きた女神クマリ(Kumari)
* ウィキペディアより画像引用
クマリは、少女の頃にネパール王国の守護神(女神タレジュ)の生まれ変わりとして王族に迎え入れられます。
そして、ある一定の期間、王族のあらゆる神事をつかさどります。
ただし、彼女達が初潮を迎えるようになると女神としての役目を終え退任いたします。
なお、初潮を迎えず王室に生涯身をおくクマリもいるとのことです。
我が国では「イタコ」(恐山)、沖縄の「ユタ」(霊媒師)などのシャーマンが
こうした「特殊な能力」の持ち主と考えられます。
このように、生まれながらにして不思議なパワーを秘めている人たちも世の中には実在するように思われます。
したがって、子供たちのこうした「特殊な能力」を
大人が一方的に否定してしまってはよくないことだと感じます。
子供たちの「霊的な能力」とは・・・
換言すれば、豊かな感性や感受性、創造性、
それに、純粋無垢な心、素直な心なのかもしれません。
亡き故人を偲び、どんなに会いたくなっても、
時が経ち大人になれば、いずれ見たくても、
見えなくなってくるものです。
我々が“大人になる”とは、大切なものが見えなくなり、
どうでもいいことがやたらと目につくようになる。
心がくもらぬよう、けがれぬよう
よりよい社会をつくること、
それが、私たち皆の大切な「役割」なのかもしれませんね。
合掌