愛犬ミルクは、降圧利尿剤を食事に混ぜて与える生活が続きました。

医師曰く、降圧利尿剤をやめるとすぐに水頭症の症状が表れると言われました。でも、もしかしたら!と思い降圧利尿剤を徐々に減らして与えてみることにした。

すると、医師の言う通り降圧利尿剤をほとんどあげないと水頭症の症状が出ました。降圧利尿剤をあげると症状がおさまる。一生この薬をあげ続けなければいけないのか。

でも、降圧利尿剤を増やし続けなければいけない程悪化が進む病気でもないように感じられた。

降圧利尿剤は、利尿作用で体内の水分を減らして脳圧を下げるのが目的。

そうだ!それなら利尿作用のある食材を与えてみよう。
犬に与えても害がない食品でなければならない。

まずはハトムギをあげてみました。

毎日スプーン1杯~3杯くらい様子をみてあげるも効果はあまりでませんでした。

もっと効果的なものはないか。

そしてついに、効果絶大なものを発見したのです!

つづく。



イギリスから直輸入!高品質・無添加のプレミアムフード
『NDF ナチュラルドッグフード』


愛犬の名前は、ミルク。

ミルク


ミルクはオス。生後1年目くらいに去勢をしました。
去勢をしてから1年くらいたった頃から、皮膚炎に悩まされました。
去勢が、ホルモンバランスを崩してしまったのかもしれません。

その後、今まで一度もご飯を残したことがないミルクが、ご飯を残しました。そして、ケージから出してもすぐに戻るようになったりしました。

「おかしい!。どうしたんだろう」

そう思ってから数日後、ケージから外に出したところ円を描くようにくるくると歩き始めました。足どりもフラフラしています。また、頭が痛くなる時があるのか奇声を上げる時もありました。

これは異常だと思いすぐに、某大学動物病院に行きました。

レントゲンを撮ったところ、すぐに診察結果がでました。水頭症だったのです。

(水頭症)

犬の水頭症は、脳の内部を循環している脳脊髄液が異常に分泌され、脳圧が高まることで発症する。脳脊髄の過剰分泌は、先天性の奇形や、脳腫瘍などによる経路の閉塞が原因となって起こる先天的な要因。


(治療法)

犬の水頭症の治療は、脳脊髄液の量を減らし、脳圧を下げるために副腎皮質ホルモン薬や降圧利尿薬を用いる。重度の場合、外科的手術をおこなう場合があるが、手術や術後の管理は非常に困難で完治はむずかしい。



水頭症の根本的な治療はないという不治の病だったのです。

ショックでした。ミルクと目をあわせるたびに、何もできない自分が悲しかった。


手術ではなく、降圧利尿薬に頼る日々が続きました。


つづく。


2008年1月は、自家感作性皮膚炎がひどかった時期でした。
写真で見ていただけるとわかる通り、貨幣状湿疹と複合的になっています。

2008年~現在にいたるまで、煎じ薬の漢方を毎日飲み続けています。
その間、何度も漢方薬の調合は症状にあわせて変えてきました。

そして、脱ステロイドをしたことにより何度も悪化と改善を繰り返してきましたが、徐々に悪化しても前回の悪化よりも悪くならなくなってきました。

自家感作性皮膚炎は、外部的な治療と内部的な治療の両面が必要になります。内部的には、やはりアレルギー反応を押さえ込むような漢方や食事療法に効果があることがわかりました。これから少しずつですが、実践してきたことを書いていきたいと思っています。

2008年1月

自家感作性皮膚炎の経緯を発症したきっかけである2008年3月12日~2008年11月14日までの記録をまとめてみました。「自家感作性皮膚炎の経緯」のテーマに入っています。

処方された薬や先生の診断内容が簡単ですが記されてます。

2008年3月~12月までは、信頼できる先生の指示を的確に守り治そうという一心で頑張りましたが、治るどころか、一時的に良くなってもどんどん悪化していきました。

某国立大学の有名教授に診断してもらっても、処方は同じでした
皮膚科医は、自家感作皮膚炎の治療方法をステロイドに頼っています。
効かなかった場合の対処方法は誰も知りません。つまり無責任なのです。


私は、診断の途中でステロイドの副作用を何度も経験しました。

首の周りや顔などから浸出液が大量に出てくることもありました。

私の場合、自家感作性皮膚炎になった原因は最初の病院で処方された薬だと思っています。ヘルペスを疑われて処方されたテラ・コートリルという抗生物質を含む軟膏が、体内の免疫とアレルギー反応を起こして全身に広がったと考えています。


自家感作性皮膚炎の原因は様々です。蚊に刺されて、水虫が悪化して、アトピーの人が悪化してなどなどです。


私は2008年末に素晴らしい先生と出会い、その先生とともに現在も治療を続けています。現在は98%くらい治りました。でも完治はしていません。自分なりに食事療法や湿疹の治療の方法などを試行錯誤して確立しました。

自家感作性皮膚炎をステロイドで治すことは悪いことではありません。1ヶ月くらいまでなら、先生の指示のもと頑張ってみてもいいと思います。しかし、もしステロイドを使用し続けても快方に向かわない方がいたら、私の考えや治療を参考にしてみてください。きっと完治にむけた明るい光が見えてくると思います。

事前にお断りいたしますが、私のブログで紹介する内容はあくまで個人的に行っている内容であり、万人に効果があると実証されているものではありません。また実際、実践される場合は、自己責任でお願いします。

自家感作性皮膚炎との闘い、そして愛犬チワワの水頭症について。これまでに試した様々な治療方法を回想し、記録したいと思います。

(病院)


N皮膚科


(症状)


漢方を中心にお願いする。


ステロイドを薄め、徐々に離脱するのが好ましいと言われる。


(診断)


自家感作性皮膚炎




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ビオチン散0.2% 1g(朝・夕)合計2g


アレグラ錠60mg(朝・夕)


ツムラ消風散エキス顆粒(朝・夕)


ミノマイシンカプセル50mg(朝)


アレジオン錠20(11回寝る前)


サトウザルベ軟膏20%+リンデロンーV軟膏0.12%混合(3:1)(顔をのぞく全身)

(病院)


K病院


(症状)


基本的にステロイド中心


(診断)


自家感作性皮膚炎




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マイザーとリドメックスコーワを使うように言われる。


アレジオン錠20(11回寝る前)


ウレパールローション10% 20g保湿用

(病院)


C皮膚科クリニック


(症状)


漢方を中心に治療をお願いする。


湿疹が少し悪化してるのでステロイド注射をすると言われるが、拒否する。


(診断)


自家感作性皮膚炎




()


マイザーとリドメックスコーワを使うように言われる。


アレジオン錠20(11回寝る前)


(病院)


K病院


(症状)


漢方を中心に治療をお願いする。


急性期には漢方はよくない


(診断)


自家感作性皮膚炎




()


マイザーとリドメックスコーワを使うように言われる。


アレジオン錠20(11回寝る前)


(病院)


C皮膚科クリニック


(症状)


漢方を中心に治療をお願いする。


湿疹が悪化。数が増えたので漢方を変える


(診断)


自家感作性皮膚炎




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桂皮茯苓丸 2週間分(朝・夕食前)


ミルドベート軟膏+ザーネ軟膏10g(顔用)


デルモゾールG軟膏+亜鉛華軟膏20g(全身用)


アレジオン錠20(11回寝る前)