レースが終わって、暴飲暴食の限りを尽くしている者です。
本日(3・16)、6日ぶりに不整地を10kmあまり走りました。
レース後初めて体重計に乗ってみたら66kg弱で、2kgほどの増量。
思っていたほどではなかったけど、そろそろ通常モードに戻していきたいと思います。
はなもも振り返りもこの辺で終わりにして、来シーズンに向かわないといけません。
30km以降を簡単にまとめ、失速の原因を自分なりに分析して、しめたいと思います。
【~35km】2時間40分10秒、23分43秒、1045位(スプリット、ラップ、順位)
想定では、30kmからはキロ4分47秒が目標達成の最終防衛ライン。
ぎりぎりでも滑り込もうと、何とか頑張っていた最後の区間です。
振り返り①で書いたように、30kmからストンと真っ逆さまにペースが落ちたように思っていましたが、ラップを見ると、まだ粘ろうとしていた跡がうかがえる。
実際、このぐらいのペースを最後まで維持できていれば、楽勝で目標達成できていたわけですが、そうは問屋が卸してくれなかった。
順位は1045位と、30km時点(1162位)より100位以上上がっており、同じように苦しくなったランナーが多かったことが分かります。
いつもなら息が上がってきても、しばらく頑張れる時間があるんでしが、今回は一気に脚にきて、なすすべがなかった感がありました。
【~40km】3時間05分28秒、25分18秒、967位
【~フィニッシュ】3時間17分29秒、12分01秒、1008位
おなかの調子が悪かったというmadmadさんに追いついて、声をかけると「粘れ~!」と檄。
もうろうとしていた頭に一瞬、活が入りました(madmadさん、ありがとうございました)。
が、もう体が動かなかったですね。
ラップが4分50秒台に落ち込んで、3時間15分切りが無理と分かった段階で、あきらめの気持ちになりました。
ゴールまで4km以上残して、とうとうキロ5分が切れなくなってからは、惰性で体を動かしていただけ。
撃沈レースでは毎度のことですが、早く終わって苦しみから逃れたい一心でした。
平均心拍数も38kmの170bpmをピークに、ペースが落ちるに従って低下してますね。
最後の2・195kmに12分もかかったのは、フルマラソンで3時間半を切れるようになってからは記憶にない。
35~40kmで順位を上げているのは不思議ですが、ラストの2・195kmでは約40人に抜かれてます(笑)。
競技場に入ってゴール直前、一緒にスタートしたまっつんさんが見つけてくれて、ほぼ同時にゴール。
握手して、お互いの健闘をたたえました(まっつんさんも、自己ベスト、おめでとう)。
タイムはネットで3時間17分29秒。
完走証をもらって、昨秋のつくばで出した自己ベストをわずか20数秒ながら更新できたことが分かり、少しは格好が付いたとホッとしました。
**
さて、まれに見る大失速の原因ですが、ここまで振り返りを書いてきて、レース直後と見方が少し変わってきました。
「フルマラソン終盤に粘れる脚ができていなかった」ことがすべてと思っていましたが、序盤から高かった心拍数を考えると、30kmまでキロ4分32秒という設定ペースに対して余裕度が少なかったことが分かります。
「30kmまで設定ペースを守り、あとは粘り倒す」というレースプランはどうだったか。
3時間15分切りの平均(キロ4分36秒)より速いペースで初めから突っ込んだことで、撃沈しながらも、わずかですが自己ベストを更新できたんだと思います。
持久力のない私の場合、イーブンペースやネガティブスプリットはありえない。
だから30km通過の時点で、どれだけ脚が残っているかですね。
そう考えると、レース3週間前の青梅マラソン30kmで、調整なしとはいえキロ4分32秒がいっぱいいっぱだった時点で、走力不足を認識する必要があったのかもしれません。
はなももに向けた調整の最終段階で、「走力はつくば並み、体重を含めたコンディションはつくばを少し上回るぐらい」と自己分析しました。
今回のタイムを見ると、まさにその通りの結果になったということかもしれません。
今後の参考にするため、外的なコンディションも押さえておく必要があります。
指摘したランナーが多かった暑さの問題。
古河の当日の気温は、レーススタートの10時で11・6度、ゴール直後の13時20分で15・8度。
昨秋のつくばのときがこれ。
スタート時が7・6度、ゴール後の13時で14・1度。
今回の方がレース序盤の気温が高く、やはり15度を超えてくるとランニングのパフォーマンスが落ちるといわれているようなので、暑さの影響はあったと思います。
ただ、今回はレース後半に日差しが弱まったこと、汗(塩)の量や日焼けの具合などを考えると、私の場合、つくばとほぼ同条件だった印象です。
風もほとんど同じぐらい弱かった。
走力が伴えば、記録は出ていたんだと思います。
来シーズンの3時間15分切りに向けた練習について、最後に一言。
レース直後は徹底的にロング走を繰り返して脚作りに徹しようと思っていましたが、これまで通りスピード練習やペース走もバランスよく組み合わせて総合的に走力を底上げしていくしかないと考えています。
「30kmからがマラソン」といわれますが、余裕を残してこその話ですから。
今シーズンはフルの3時間15分切りに集中して取り組みましたが、来シーズンはハーフの90分切りも含めて目標を達成したい。
55歳になりますしね。
頑張ります!