ノートPCのストレージ容量が異常に減る問題から教訓を得る | 中小企業の成長・発展、地域活性化に繋がる事業承継の実現へ

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この1年ほど、ノートパソコンのストレージ容量が異常に減る問題に悩まされてきた。使用している3台のうち2台から始まった。ほぼ同時に。

使用頻度が高い1台は大容量ストレージに交換。個人事業の事務作業に使っているパソコンもそろそろ交換と考えていた矢先に購入したばかりのパソコンにもこの問題が現れた。おまえもか!しかしなんだかおかしい…。

Windows11。「設定」の「ストレージ」を見ると「インストールしているアプリ」で9割以上を占めていた。この機能を使うと不要なアプリを削除する流れになる。ということで削除するものの、普段使っているアプリは削除できない。それ以外のアプリを削除しても容量はほぼ変わらず。

大容量ストレージに交換するしかないのか…。

でも、ストレージを交換したところで問題が解決しないのでは?根本的な原因を探して対策を打たないといたちごっこになる。業者に頼む前に自分自身でその原因を掴むことが必要と思い情報を収集。




「FileSum」を見つけファイルごとの使用量を確認。どうも「Thunderbird」が怪しい。そこで「Thunderbird」について調べると、わかった。IMAPの同期設定に原因があることに。「同期とディスク領域」で「すべてのメッセージをローカルに同期する」を「最近○○日分のメッセージをローカルに保存する」に変更。これで20Gほどストレージの使用容量が一気に減少した。1日経った現在は40Gほど減少。他に原因はないか調査中。「困ったらすぐ業者へ」でやってきたが、これではイカンかった。

省みて教訓を得る。
  • 問題解決には根本的な原因を把握することが大切。あらためて納得。
  • 解決策を講じても埒があかない時は原因究明の方法を変えてみる。なんらかの対策を講じたからわかることもある。
  • 違和感を大切にする。業者に相談したが「また同じ現象がでるのでは?」という違和感があった。であれば自分なりに調べてみるべきだった。「楽だから」というのも私の中にあった。楽に流れるのはダメだ。
  • デジタル技術にかかわるスキル向上に積極的に取り組まなければならない。

久しぶりにパソコンと格闘。時間はとられたが得られたことは多かった。