中小企業の成長・発展、地域活性化に繋がる事業承継の実現へ

中小企業の成長・発展、地域活性化に繋がる事業承継の実現へ

中小企業を元気にし笑顔あふれる豊かな社会をつくる。事業承継×経営改善×人材・組織開発から中小企業の成長と発展をサポートしています。産業カウンセラー、事業承継士、中小企業診断士

事業承継コンサルタント(中小企業診断士、事業承継士、産業カウンセラー)の土田正憲です。

SMECコンサルタンツ株式会社 代表取締役

メッセージはお気軽にどうぞ。




いただき物の「かすてらせんべい」に「だいろやーだいろ 角を出せだいろー」とある。


これは岩室甚句。どういう意味なのか調べてみると。


※だいろの湯ホームページから——

『だいろ』はかたつむりのことです。(中略)庶民や百姓をかたつむりに例え、 普段は角を出してじょんのびしているが、代官や役人が見回りに来たときは、殻の中に閉じこもる様子が歌われています。


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趣がありますね。意味を知って心が豊かになる。


かすてらせんべい、懐かしい味がしました。

新潟県中小企業診断士は、11/8(金)に「中小企業診断士の日」イベント「中小企業経営シンポジウムin新潟」を朱鷺メッセにて開催します。



基調講演に阿部幸製菓株式会社 代表取締役 阿部幸明氏をお招きして「現状維持=衰退」というテーマでご講演いただくほか、協会会員の中小企業診断士による分科会を開催します。

企業経営者、中小企業支援機関、金融機関、中小企業支援者の皆様が対象。参加費は無料です。どうぞご参加ください。

詳細やお申し込みは下記URLからご覧ください。
お申し込みをお待ちしております。
https://w.bme.jp/38/3786/164/1


■「中小企業診断士の日」とは?
昭和23年11月4日、中小企業庁により「中小企業診断実施基本要領」が制定され、「中小企業診断士制度」が発足しました。中小企業診断協会では、11月4日を「中小企業診断士の日」とし、この日の前後に全国の都道府県協会で関連イベントを開催しています。


■「中小企業診断士」ってなに?
中小企業診断士は経営コンサルタント唯一の国家資格で、中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う専門家です。企業の成長戦略の策定やその実行のためのアドバイスが主な業務ですが、中小企業と行政・金融機関等を繋ぐパイプ役、また、専門的知識を活用しての中小企業施策の適切な活用支援など幅広い活動を行っています。

先週木曜日、新潟県事業承継・引継ぎ支援センターの「後継者塾」が開講しました。経営者として必要な知識の習得と経営者同士の仲間をつくることを目的に、全6回の講義を通じて、みんなで学んでいきます。

 

 

 

■事業承継実施企業は企業パフォーマンスが高い傾向にある

 

2023年版中小企業白書に、事業承継を実施した企業は、実施していない企業と比べて企業パフォーマンスが高い傾向にあり、事業承継は成長の機会になり得ると考えられる、という調査結果が示されています。

しかし、事業承継の初期段階では売上高成長率が同業種平均を下回ることが多く、事業承継後の2年目まではその傾向が見られます。3年目以降になると、売上高成長率は同業種の平均を上回り、特に5年目からその傾向が強まっています。

 

※出典:中小企業庁「2023年版中小企業白書」

 

 

■なぜ一時的な成長の鈍化が見られるのでしょう?

後継者が経営の舵取りに慣れるまでの準備不足や、従業員や取引先との信頼関係の構築に時間を要することなどがその要因として考えられます。中小機構の調査によると、後継者が先代から事業を引き継いだときに苦労した点として、「経営力の発揮」「取引先との関係の維持」「一般従業員の指示や理解」「金融機関との関係の維持」「役員や経営幹部の指示や理解」などがあがっています。事業承継後3年目以降は、後継者が経営者としてのスキル向上や関係者との信頼関係を確立し、事業承継の効果が実を結び始める時期と考えることができます。


■後継者育成は持続的な企業成長を支えるカギとなる


事業承継の初期段階の課題を乗り越え、持続的な成長を実現するためには、事業承継前から後継者の育成をしっかりと行うことが欠かせません。つまり、次世代のリーダーである後継者を育てることが企業の持続的な成長を支えるカギとなります。事業承継を成長の機会とするために、後継者育成の重要性に目を向け、今から準備を進めていきましょう。



新潟県事業承継・引継ぎ支援センター「後継者塾」が始まりました。


第1回は「事業承継のポイントと経営革新」がテーマ。ケーススタディを通じて「目に見えにくい経営資源」の引継ぎの大切さをみんなで学びました。自社を徹底的に知るためのワークシートに取り組む宿題もあり。


ところで、この塾の目的は2つ。経営に必要な知識を学ぶこと。そして、経営者同士の仲間をつくることです。塾生が切磋琢磨して経営者としての成長、会社の成長を目指す。人は人によって磨かれるので2つ目の目的は特に重要です。


自分の意見をしっかりと伝える塾生。アトツギのパワーを感じ。自己一致で、受け止めて、伝えたい。今回の会場は参加人数と広さの面で塾生同士、講師がコミニュケーションをしやすくていい。


次回は10/3です。