直線的因果律と円環的因果律から思う | 中小企業の成長・発展、地域活性化に繋がる事業承継の実現へ

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直線的因果律と円環的因果律を家族療法に見る。前者は「Aという結果の原因はBである」と直線的に因果関係をとられる考え方。後者は「AはBの原因であり、BはCの原因であり、CはAの原因である」というように円環的・循環的に因果関係をとらえる考え方。世の中の事象は単純に「原因と結果」に分けられないものが多く、また原因が一つでないことが多々ある。それはさまざまな要素が相互に関連し影響し合っているから。


直線的因果律は論理的思考。世の中の事象はフレームワークなどに沿って明確に分解することはできず、また問題を生じさせている原因は一つではない。論理的思考は中小企業診断士に求められる必須のスキルであるが。


ところで、時代の変遷にともない経営コンサルタントのあり方は変わってきました。そしてVUCAの時代。変革を求められているのは事業者だけではありません。支援者にも変革が求められているのです。もちろん中小企業診断士である私にも。