Apocalypse NoW -2ページ目

第65回 宝塚記念




朝からしとしとと降り続く雨……

宝塚記念当日の京都競馬場

最初の芝の4Rは

すでに重馬場からのスタート

その後も雨は降り続くも

一旦9Rで雨が上がる。

10Rまで曇り空が続き

メインの宝塚記念もこのまま曇天の下で行われると思われたが、スタート直前になって急に一変、激しい雨が降り始め急激に馬場が悪化してゆく……


当日の馬場は確かに重馬場で悪かったのだが

それに反する現象として

勝ち馬の上がり3ハロンが8Rが34.0。

9Rが33.9と後半3ハロンすべて11.5秒前後の決着となり、重馬場らしからぬ決め手が必要な特殊な馬場だったように思う……


逃げ馬不在の中、なんと逃げたのは本来差し馬であるはずのルージュエヴァイユだった。

当然ペースは上がることなくスローペースとなり、1200通過が73.9秒。同日の未勝利戦の2200でも74.2秒と馬場差があったとしてもこれは全く流れていない……


もちろんG1レースがそのまま流れる理由もなく、後半5ハロンからペースは上がり後半4ハロンから11.4-11.7-11-3-11.5と厳しい流れになり結果的にタフな中でも瞬発力が問われるレースになった


もうひとつの分かれ目は、9Rまではインが残れる競馬だったが、(厳密にはインにいた馬であってインを通った馬ではない)再び降り出した雨により、宝塚記念では100%外差し馬場に移行してしまったこと……消耗激しい先行勢の中でルージュエヴァイユが失速。渋太く粘るプラダリアとベラジオオペラが叩き合う外から

ブローザホーンが1頭だけ違う手応えで突き抜け、さらにその後を追うように大外からソールオリエンスが皐月賞の再現のようなレースを見せ2着に入った


直前の雨は想像以上に馬場を悪化させ

明暗を分けた。最後方から追走したドウデュース。その前を走るジャスティンパレスは外に進路を取れず、ほんの1時間前までは生きていた馬群のインに進路を取らざる負えなくなり伸びあぐねた。

名手と云われる武豊とルメール騎手がここまで思い通りの競馬できなかったこと。もう一人の川田がハナへ行って凡走したのと合わせて、(本来選択すべきだった外差し競馬ならハマっていた可能性も……?)この三人の騎乗が全員振るわなかったことは滅多にない現象だったのてはないか?


もうひとつの分かれ目は雨……

ブローザホーンもソールオリエンスもベラジオオペラも重馬場ではっきりとした結果を出していた馬たちであり、ドウデュースは重のロンシャンで惨敗していたし、ジャスティンパレスは全くの未知数だった。ただ迷わされるところは9Rまでの34秒前後の上がりにあったのは間違いない


実際宝塚記念の勝ち馬の上がり3ハロンも34.0だったのである。



重が得意な馬たちが有利な外を回る流れ

これはなるべくしてなった結末……







ドラマ『アンチヒーロー』Last episode 正義




拘置所内

鉄格子の中……

これはずっと明墨が望んでいたこと?!


その姿を見物しに来る伊達原検事正 笑


見えていた明墨の未来像……?!笑


執念、根気、努力

検察官にとって必要な素質


「惜しいことをしました。(あのまま順調なら私の飼い犬にしてあげたのに……笑)」


伊達原からの忠告


「危ない橋を渡っていると、いつかはこうなる」



それは誰のはなし……?



伊達原の身の上話……笑

ペラ男!笑

秋田の片田舎出身

1年の半分以上が暗いところ

明かりに憧れて

必死に勉強。東京へ

司法の世界に

競争社会

田舎者。三流大学出

理不尽……

手柄を待望

伊達原のいう倫理とは?

勝ち抜けしてきた……?!


権力を憎んでいる?

理不尽を憎んでいる?

悪を憎んでいる?


明墨の感想……

ご都合主義の歪んだ正義感

この世を腐らせてる元凶のひとつ



その感情があったのは確かなんだろうけど

ひとはふた通りに分かれる。

そこにどっぷり浸かっていく者と

それを少しでも変えていこうとする者に……



歪んでるのは誰……?



伊達原の拠り所のひとつ

世間の目が群がる方が正義……



殺られるか?

殺るか?



それが家族なら?

自分自身なら?

見知らぬ善良そうな人なら?

ちょっと見、あぶなそうな人なら?



殺します!

断言する明墨



それは正義なのか?

それは何に向けての殺意なのか?



伊達原が守るべきものは自分の家族だけ……!?

ほかの家族はどうなってもいい……?!


鬼ヶ島の話


ある行為が正義になるか?

悪になるかは、見え方次第

法律とはその見え方の為に

うまく利用するべきもの



いい線……?!



法律とは抜け道だらけで不完全であり

絶対視するものでもなく

ひとつの基準でしかない……

法律を駆使すれば

それは悪にも正義にもなる……!?笑



拘置所の通路を

花道のように颯爽と歩く伊達原……



早速テレビ局が喰いつく……

明墨弁護士 逮捕

羽木精工殺人事件で証拠隠滅か



取り上げても問題ない事件は

延々と微に入り細に入り放送し続けるくせに

アンタッチャブルな報道は通り一遍の放送しかせず、上から与えられた餌をただ垂れ流し、自分たちでは暴こうとしない。役が与えられた芸能人やタレント化した識者がさもそれっぽいことを言ってお茶を濁してるだけのしょうもないワイドショーを放送し続けるテレビ局とそれを飼いならし続ける国家の歪んだ関係性……



めずらしい青山さん家のワンシーン

奥さんはスーツ姿で外に稼ぎに……

旦那はパジャマ姿でワイドショー鑑賞 笑



緋山さんも即逮捕

取り敢えずの罪状は

証拠隠滅の教唆犯

相変わらず小綺麗な緋山さん……笑



白木とは音信不通

今の職場は検察庁……!?



緑川から伊達原への状況報告


明墨は黙秘中


ジャンパーの血痕

白木の証言

緋山の供述

3点セットで有罪に……!?



正義の仮面……



この時、緑川は目を逸らしたまま伊達原の言葉を聞いている、なんか不自然……笑


明墨の罪

証拠隠滅だけじゃない……?!



説明責任……

今やなんの意味も持たなくなってしまった

言葉……笑




憶測と疑惑……

検察の名誉?



きっちり償うのはだれの役目……?



保釈は困難


目指すはあくまで志水さんの再審請求


平塚先生の元部下と面会……

病床に倒れ

後悔の念……?!

平塚先生からの忠告

科学者として許されない過ち

同じ轍を踏むな……


改竄はあった!?


改竄を後悔して

平塚先生が善意で遺したもの……?!


それは科捜研にある?!

そういったものは普通自分の手の届くところに置いとくんじゃないの?もっとも後悔したのが科捜研を辞めたあとならあり得る話……



「なんの話?」笑



白木自ら赤峰と紫ノ宮に接近遭遇

後ろに飼い犬の菊池を従えて……笑


ここはどこ?食事処とかもある

ビルの地下街みたいだけど……

新橋駅前ビル

明墨法律事務所が入ってるとこだった

私物整理のために……


単純に目が覚めただけ

殺人の証拠を隠すなんて

下手すればこっちまでとばっちり



間違ってるのはだれ……?



この場合、明墨のしてることは確かにその通りなんだろうけど、その行き先が不正で真っ黒けの伊達原のところって、なんか矛盾してない?笑



大人気明墨裁判!

傍聴券を求め長蛇の列……!!笑



傍聴席には青山と紗耶ちゃんの姿も……

このあとも毎回傍聴に来てるけど

前もって申し込んどけば、関係者席としてリザーブできるみたい



「さみしいねえ〜」



なんかいい事があると逆の台詞をいう伊達原……

案外マゾヒストなのかな?笑



第一回公判


検事側に伊達原、緑川、菊池

弁護側に赤峰、紫ノ宮

被告席に明墨

裁判長は坂口

証人席に白木


緑川が犯行経緯説明


事務所で見つかったジャンパー

誰がなんの為にそこに持って来たのか

その経緯は明らかにされてないけど?笑


証人席に緋山


全肯定

それは事実

自分の控訴審では全てを話し

罪を償うつもり


無罪を言い渡した

坂口裁判長の面目丸潰れ……笑


傍聴席に白木の姿……


ちらちら明墨に視線を投げる

挙動不審な緋山 笑

これは演出として正しいのか?笑

証拠のジャンパーの処分は明墨からの指示?

これはおかしくないか……?

確か緋山に一任されていたような気が……

緋山は今では罪を認めているけど

あの時点では、逃げ切るつもりもあったのかな……?!笑



「被告人はなぜ……!!」


緑川と伊達原のユニゾン 笑

伊達原が我慢し切れなくなって

しゃしゃり出てくる……笑


12年前

の殺人事件……


それは伊達原に取っても

とっとと闇に葬り去りたい事件のはずなのに

自ら公の場に持ち出してくる……やっぱりマゾだよね?笑


証拠の動画

だった……


あった動画は無かったことに……


緋山の口からもそれをすんなり肯定……


緋山の線から

志水さん冤罪の確証は消えた……

いちいち緋山のオーバーアクションが気になる……笑


明墨も

緋山の言ったことに追随するかのように

全面肯定……

全て事実です

そこからの反転……



『必ず、志水さんの冤罪を晴らします』



明墨がなんの勝算もなくこんな台詞を言うわけがない……笑



言い逃れのできない法廷という舞台……

役者は揃った!?



伊達原は

ひとつひとつ明墨のやり口を

潰していくやり口?


桃瀬のファイル

伊達原自らが提示する……

その秘められた想いを

どれだけ想像できたんだろう……?

もみ消された動画

この時点で視聴者はすでに事実を?知らされてる訳だから、裁判自体今までのほぼおさらい。このあとの焦点は、視聴者に知らされていない新証拠がいつ提示され、ドラマがどこから逆転し始めるのか……?


伊達原が事件の登場人物であることが

はっきり示される


伊達原も

表舞台に出てきた時点で

所詮大した悪者ではない……笑


死の瀬戸際……

自身の存在意義?

人を救いたいという使命感?


たとえば死刑囚が死を前にして

あくまで自分の歪んだ考え方を貫いて死刑になろうとするのか?

若くして病死してゆくひとが

この世に恨み辛みをいいながら死んでゆくのか?

死は個人のものである。

事実をねじ曲げてまでも使命に準ずる意味?

そんなことにどれほどの意味かあるんだろう?


伊達原の言ってる根拠はすべて、あくまで捻り潰した証拠の上に成り立っているに過ぎない、フィクションである……笑



証拠とはなんなんだろう?

なにを証明するんだろう……?笑



「ヒーローになりたいと思ったことは?」


これはなかなか言えない台詞……笑


「全く思いませんね」これを文字通り

アンチヒーローと言う……?笑



正義の検察官!?

ヒーローではないのね……笑


極端な正義感は

時に道を誤らせる


わかり切っていること……

極端にいかないようにするのが法の役割であるはず……


ヒーローになりたい人間には

その為のステージが必要

やっぱ「シアターGロッソ」だよね !?笑

(東京ドームシティアトラクションズ)


検察を辞める数ヶ月あいだ

明墨は変人だった……?笑

根拠のない憶測

虚言のパフォーマンス

同僚たちは困惑……

それは今も変わっていない……!?笑


世間を騒がし?

伊達原の判断基準のひとつが世間……

伊達原は世間の犬なのか……?笑

もちろん権力の犬としての

鎖は噛み切れない……笑


正義のため?

何度も問いかける……

正義とはなに?


元上司としての

私の実感?

懐いてくるのか?

いつまで経っても馴染まないのか?

犬にとって自分は何番目なのか?笑



明墨の裁判は

伊達原の自己弁護の場でもある……笑



現代におけるヒーローとは?

なんらかの力の傘の下にいて、なにかを保証された上で、一方的にこちら側の力を正当化する者をヒーローとは呼べない……

圧倒的に不利だとしも、その事実を公にし

この世界を少しでもまともな方向に戻そうとする個人のことをヒーローと呼ぶのだと思う……



「被告人、最後に言いたいことは?」


明墨を被告人として呼べる快感……笑



真実を追い求める……?

検察として当然の使命?!

使命の危うさについては

さっき自分でも言っていたのにね……笑



検察の恥

それは誰のこと?



御自身のパフォーマンスに酔ってるのかな?笑

自分もそちら側にどっぷり浸かってるのに……

大義の前ではそれは許されること……!?

恥を恥とも思わない厚顔な面構えになって

ひとの中身も変わってゆく……



「まもなく志水さんの再審請求を行う予定です」



新証拠!?



志水さんの無罪を主張するには十分な根拠となるもの!?


塀の中に囚われていても

弁護活動ができる明墨……笑



「その通りです。裁判長!」



重要な争点!

緑川が追い打ちをかける!


明墨の証拠隠滅云々よりも

糸井一家殺人事件が

冤罪か否か!?

その証明がいつの間にか争点に

すり替えられている……笑



「私も同じ意見です」


シンクロする明墨と緑川……笑



不安気な伊達原?

苦しい時の白木頼み?!笑



そこに証拠があろうがなかろうが

それが事実であるなら

それは揺るぎないものである

それを覆すことは何人にもできない

そうであるならば、あとは事実に即した証拠を創作すれば!?犯人は自らの罪を認めざる負えなくなる……


事務所のメンバーに

かしこまって

青山からの打ち明け話……




間…………?!笑




明墨の新証拠とは!?

今や伊達原の飼い犬となった白木の役割とは?

契約金プラス特別報酬……

白木が務めるのは新しい法律事務所?

メリットは単なる金?!


その動機はどうなのかな?笑

今どき金に価値を見出すものたち……!?

金は確かに無いよりあった方がいいけど

もう金をいくら持っていようが

大した意味もないような気がする……笑


白木が発した新たな言葉


ボツリヌストキシン


伊達原に与えられた新たな餌……笑


緑川が持って来る新たな書類

弁護側から証拠調べ請求書

科捜研の薬毒物鑑定


見ようとしない伊達原……

見なければ知らないことになる?

偽造書類?!


取り調べ請求は不同意?

否、同意!


受けて立つ?!

伊達原にも当然勝算がある!?



第二回公判


新証拠は

科捜研の薬毒物検査鑑定書

科捜研の資料室

千葉県警察本部刑事部科学捜査研究所

主任研究員 平塚 聡


ボツリヌストキシンA


父10ng/ml。母8ng/ml。娘7ng/ml


致死量は2ng/ml?

ボツリヌストキシンが500gあれば計算上

全人類を殺すことができるそう……

現実的には細菌兵器としてが一番危うい……

ほんとろくなこと考えないね人間って!?笑


鑑定結果の書き換え

緑川の抗議を手で制する伊達原……

余裕綽々?!


明墨からその当時の検察側の苦しい台所事情が明かされる……

物証、自白もなし。

不当勾留。人質司法…………

喉から手が出るほど欲しかった物証……


被告人席にいるのに

明墨の証言は志水さんの冤罪を晴らすための

まるで再審裁判そのもの……笑



ここまで視聴者として知らされてきた

ストーリー通りに話が進む……



硫酸タリウムは殺鼠剤!?



殺人罪で再逮捕

死因がタリウムなら

起訴する上での有力な根拠だった……


「それは真実ではない!」


否定する伊達原……

私が書き換えたような印象?

この時点で、この裁判の争点は

明墨の言ってることと

伊達原が言うことのどっちが事実なのか?

ということにすり変わっている


伊達原の言葉はすべて

自分に返ってくることをわかっているのかな?

饒舌過ぎる言葉は自らを墓穴に導く……

自分で自分の首を絞めることになると……



現場から検出されたのは

ボツリヌストキシンとタリウムだった?

伊達原の描く新たなストーリー


法医学教室から遺体を引き取り

科捜研で詳細に再鑑定


科捜研における

薬毒物鑑定の正式な記録……

2枚の鑑定書が存在


ボツリヌストキシンは致死量の100/1以下

タリウムが死因だったのでタリウムのみを記載した


どちらかが偽物

それは日を見るより明らか?


科捜研から正式に取得した書類

VS

資料室から見つかった書類


その信用性は?



断言!

これは危険な言葉……勘違いではすまなくなる

先の総理は断言したのに、そのあとものうのうとその座に君臨し続けたけどね……笑



「存在するはずがない!」


存在しないものを

必死になって探した?!


ひととは

時に存在しないものを探し続けるもの……笑



間……笑

固まる



6月13日 1800時〜1900時

科捜研の資料室に出入りしていた伊達原


事実無根

それは冤罪の時にだけ有効な言葉……


苦しまぎれになんとなくその場に沿った言葉を

発しているとどんどん窮地に追い込まれることになるから注意したい……この場合お茶を濁すことに徹すべきだった


映像!?


防犯カメラ

室内にはない?!

そういえば明墨も資料室内で

資料を隠し撮りしてたよね……笑


別のカメラ映像


この時、本当に伊達原が資料室に行ってないのなら、断固として断言すべきだったのだけど……笑


これだけ明墨がこの場で弁護士として振る舞えるのには、陰で誰かが独自に動いていなければできなかったはず……?



明墨が挙手


「この映像に関する伊達原検事正の認識は極めて重要です。」伊達原検事正に求釈明を求める


今までも求釈明みたいなものだったけどね 笑


これで晴れて収まるところにおさまった 笑


自分を自分と認めさせる


古い未解決事件の資料を探しに……?

なんで犬の菊池に行かせなかったんだろう?

本物の悪は自ら犯行に手を染めることはしない……笑



ダンボール箱に平塚の文字……



ファイルから書類を抜き取る



「よーーーーーーーく ご覧ください」笑



抜き出したのは弁護人請求証拠第10号証

と同一のもの。そのまま姿を消した……


持ち出した理由(わけ)?

断言した理由(わけ)?


ポイントは新証拠の有無ではなく

その証拠の信憑性でもなく

自身の奥底に燻り続けていた

罪悪感にあった……?!



新証拠は伊達原自身だった……



次々と

証拠を潰すことに執心するばかりに

まんまと鼠捕りに引っかかってしまった



これぞ盗撮返し!!笑


すでに席を立っている白木



便宜上は

本物とホンモノをすり替えていた!?



内部告発!?



笑顔で返す緑川……


緑川のことを

身内だと思っていた?



不正の疑惑がある人間に対して

真実を追い求めるのは検察として

当然の使命



身内ならなおさら……!

伊達原の理屈だと

身内なら相手の方を刺すんじゃなかったっけ?



検察の恥……笑


検事総長も了承済



第三回公判三日前



種明かしの時間です。

しかし、今度はやけになが〜〜〜〜〜い間!

だったね!笑



青山について現れる白木

と緑川……



緑川と桃瀬と明墨は

司法修習生の同期だった……!


3人揃って検事に……



桃瀬が明墨に

伊達原の不正について相談した時に

もうひとりいた!?それが緑川


そこで桃瀬は志水の自白の件を

緑川から聞かされた……


その時は

明墨も緑川も都合の悪い話は

噂話として受け流した……



この件に本気で向き合ったのは

哀しいかな、桃瀬が余命幾ばくも

なくなってから……



緑川にも渡されていたファイル……


伊達原の不正の証拠を……



緑川は伊達原と同じ東京地検に配属を希望……


明墨が取った行動は

検事のままでは手詰まり

弁護士になって別視点から……


桃瀬の無念を晴らすために

中と外から


当面の標的は緋山の動画……



桃瀬と明墨と緑川が同期だったことを

伊達原レベルが知らなかったのか?!

自分の下に付く者の身体検査ぐらい

しないのかな?笑



糸口は羽木精工殺人事件


12年前からスピルドアからの入金記録

給与が¥271,951でスピルドアから¥350.000 

これじゃ辞めたくても辞められないよね 笑



明墨が頻繁に電話連絡していのは

緑川だったのか……



緋山の勾留が長引いたのは

江越やスピルドアのことを詳しく知るため!



この秘密の話もミルには筒抜け……!笑



明墨のバックには緑川がいた……!



富田の不正

瀬古の不正



緋山の動画に関しては後手後手に……


目の前で証拠を破壊されて

大ショック!!



伊達原のことをぶっ飛ばして

動画を奪えば良かったんじゃないの?笑



毒の改竄



ここからは白木の種明かし

最後の一手


明墨から白木への頼み事


緋山のジャンパーを伊達原に……

もう話はつけてある!?

相手は緑川……


彼女なら伊達原の前でもうまく立ち回るだろう?ひょっとして元子役かなんか?笑



こうなると桃瀬の墓参りにきた

第二の人物は緑川しかいない……

青と黄色の花束



伊達原を法廷におびき出す餌は

明墨自身……笑



伊達原自ら墓穴へ……



「殺人の重要な証拠である鑑定書が改竄されていた。この事実を以って、わたしは志水さんの再審請求を行うつもりです。」


「志水さんは、あなたの不正によって無実の罪を着せられた。この罪は、殺人犯を無罪にするのとどっちが重いんでしょうね?!」



「十人の真犯人を逃すとも、ひとりの無辜を罰するなかれ」



人間が作った刑事事件の大原則。

無実の罪を着せることくらい刑事罰の根底を揺るがすものはない。しかし、現実は……

検挙率99.9%……!?冤罪はなくならないし

罪の改竄をやろうと思えばいくらだってできるのが今の国家権力の在り方……



ステージから去る伊達原……



緑川が頑張って、どこまで検察の信頼と誇りを

取り戻せるか?!


組織の中の個人は弱小……



天を仰ぐ……

明墨



寝返る……

瀬古元判事の記者会見


「ひとは弱い。だからこそ、ひとがひとを裁くことの危うさが司法には付きまとう。そのことを決して忘れてはならないんです。ひとりの尊い命がかかっています。どうか慎重に再調査を行って頂けるよう、切に願っています」


頭(こうべ)を深々と下げる瀬古

ほんの少しだけ、ただしい道へ……


告発!?

差し金は緑川……

世論を大きく動かし

警察、司法界全体も

見て見ぬふりはできない……


明墨と同期

嫌々伊達原のとこにいるのも知ってた?!

表では伊達原にべったりだったくせに

この逆行動は矛盾してないか?

瀬古も本物の悪人にはなりきれなかった……?笑


弱い人間!?

強い人間?!


伊達原に染まるか?どうか?

それはわずかな一線に過ぎない……


でも染まらなかったのは

桃瀬がふたりの背中を押し続けてくれたから……


去り際

後ろ姿のまま手を振る瀬古……


それはエールにも見える

ふたりと自分と司法への……



明墨と赤峰と紫ノ宮……

被告人と弁護士として

面会……


伊達原は起訴


江越も寝返った……


再審に通じる重要な証拠を隠滅した罪としてなら、立件できる


新証拠はでっち上げ?!



本物の証拠を隠滅するのと

嘘の証拠を捏造するのでは

どちらが悪いんだろう?笑



「ひとの善意なんかたかが知れてる」笑


「ちゃんとわかってますよ」笑


三者三様

それぞれの笑みを浮かべる……


ここで初めて

3人はわかりあえた……?!笑



部下だった緑川から尋問される伊達原……

今は検事と被告の身……



「記憶にありません」



やったかも知れない?

いえ、記憶にないということです。

やったかも知れないっていう言葉は法律的にありなのか?笑



証人席に倉田元刑事部長


動画の隠滅を認める

動画を見るまで伊達原は志水が犯人だと信じていた?!


「犯罪者を憎むがあまり、刑罰を与えなければいう使命感のあまり、行き過ぎた正義感が暴走してしまうことが我々にはある。ですが、それも全て言い訳です。伊達原さんと私は国家権力の盾を利用して、自分たちの都合のいいように物事を動かしていただけ、それが無実の人を苦しめ、真犯人を逃すことになった、残りの人生をかけて償っても、到底足りるものでなありません。志水雄策さんとその御家族のみなさま、信頼を裏切ってしまった国民のみなさまに深く、深く謝罪致します」


深々と頭を垂れる倉田……


その姿から目を逸らす伊達原……



こうなってくると使命感というのは

ヤバい意味を含んでる危うい言葉になるよね……?


伊達原も倉田もこんな不正や隠滅、捏造がたった一回だけなのかな?笑

瀬古判事とつるんで、自分たちの都合のいいように事実を書き換えて来たんじゃないの……?笑



証人席には明墨


検事席に菊池がいるじゃないか?!

さすがに言いなりになってただけじゃ

左遷されたりしないのか?笑



公開懺悔


「ずっと後悔してきました。否認し続けていた志水さんを自白に追い込んでしまったことを、志水さんの自由と尊厳を奪い、家族との絆を壊してしまったことを、この罪が消えることはありません。わたしが初めて志水紗耶さんに会ったのは、まだ母親の早苗さんがご存命だった頃です。早苗さんはまだ5歳だった紗耶さんを連れて、千葉地検を訪れていました……」



「志水雄策は、本当にひとを殺したんでしょうか?」


検察は、そう考えています


「違うもん!パパは優しい……じゃない」


紗耶のひと吠え!笑


立ち止まる明墨

抱きしめあう犯罪者の家族を

どんな目で見てたのか?



「父親を信じ、帰りを待ち続けた彼女の希望を奪ったのは、我々です。彼女は誰よりも家族を求めていた……」



「先生のこと、本当のお父さんだと思うんだよ」


ミルとマメは兄弟犬?


紗耶と明墨も疑似親戚関係……?!


新しい家族……



伊達原に訴えかける

明墨が人質に取るのは娘……


綺麗事……!?


伊達原は赤の他人の志水一家よりも

当然自分の家族を優先する……

検事としての完全体を目指していた伊達原に

この言い草は、理解不可能なのかも知れない



伊達原の自己弁護


「競い合い、奪い合う。それがこの世の中だ。守りたいものを守るためには他人を蹴落としても勝ち上がるしかない。志水は容疑をかけられるだけの原因があった。横領に手を染めた犯罪者だぞ。社会的信用を失い、家族を失って当然だろ。それを全て私の所為にするのか!!この社会は一度でも道を踏み外した者に、二度とチャンスを与えない。誰もが勝ち上がる為に必死な世の中で、足を踏み外した人間は踏みつけにされる。それが真理だ。現実なんだよ!!」


その同じ言葉を実の娘に言えるか!?


黙って座り込む伊達原……


意図せず足を踏み外す瞬間……

それを人は出来心という?


これって今や自分が、実の娘から言われることだけどね……笑



明墨の自己弁護


この世の中はちっとも公平なんかじゃない

なんの落ち度もなく命を奪われるものがいる

何年何十年と悪事を重ねても隠し通し、富と権力を欲しいままにするものもいる。こんな不平等な世の中で、誰もが、気づかないうちに、自分の物差しで人を裁き、罰を与える。時には、二度と立ち直ることができないぐらい厳しい罰を!本当に恐ろしいことですがこれが現実です。



公平ってなに?

公平なんて言葉存在するのかな?笑


ふたりが提示した現実はどちらも真実なんだと思う……笑


「人は、人を裁くことが、快感ですからね」


法曹はみんなサドだった……?!笑



法律とは?

白か黒かを公平に判断するための

人間が創作した尺度な過ぎない


白は白なのか?

黒の奥には

実は、限りない白が

存在しているのではないか?


(それを問い続けることこそが

こんな世の中をつくってしまった

我々が背負う原罪……)



「ブラボー!!」



伊達原、たったひとりの

スタンディングオベーション!笑

爆笑!笑


「傑作だね〜」


(これはなかなかの真っ黒ジョークにまみれた

傑作コメディではないか!笑)


散々法を犯してきた君と、僕……笑



大切な人を守る為なら

誰しも人を殺す

確かに今の私は殺すでしょう

だかそれだけではありませんよ

地獄へと引きずり降ろし

二度と這い上がれないよう

見張り続けます

あなたが自分の罪を悔い

償いたいと思うその日まで

共に地獄に堕ちましょう



明墨からの熱烈ラブコール!!笑



青山家 家族の日常……


ふたりの子供は学校に

お父さんは仕事へ

お母さんは新聞を広げて……


東京中央新聞

伊達原元検事正 12年前に不正

重要な証拠を隠滅

糸井一家殺人事件 えん罪疑惑に進展



伊達原に異変?!笑

一転罪を認める発言!!?



テレビの手のひら返し

伊達原元検事正 不正を認める



部屋に敷かれた広大な鉄道ジオラマ

部屋の80%は占領されている

線路の上を規則正しく走り続ける模型

伊達原は鉄オタだった!?笑

部屋の片隅からジオラマを眺めている伊達原……


罪を認め自白し、保釈されたのか?


さすがに明墨と一緒に地獄に心中するのは嫌だった?!笑


笑ったり、真(魔・間)顔になったり

現実と異世界の狭間を行ったり来たり……?



志水さんの再審は決定的……


白木が青山に言う……

「これで先生がいつ帰って来ても

迎えられますね」



再度囚われの身となった緋山

これが本当の明墨からの指示……?


「ここにも警察が来るでしょう。あなたは全て話して構いません。私はあなたを利用したまでです。それに勘違いしない方がいい。人を助けたからといって、あなたの罪が軽くなることはありません。」


それは自分に言い聞かせてきた言葉……



「犯罪者は希望を持つべきじゃないんですかね?」


それはその罪が冤罪だった時だけの話……



被害者遺族のこと

傷つけた人々に

何を思うか?どう行動するか?

目を背けず、向き合い続けること

それが、あなたに残された使命……



「必ず、生きてください」



遺族への手紙をしたためる緋山……


これが普通あることだよね

志水さんの時はこれが逆転していた……



父と娘……


緑川の協力で

まもなく勾留が解かれる

倉田パパ


紫ノ宮の弁護を再拒否


正当な裁判の為

別の弁護士に依頼する……


娘に守られる父親像を拒否 笑


弁護士としてじゃなく

実の娘としての面会を希望……



わかった……

「でも、また来るから……」


家族の再生……



桃瀬に結果報告に来た緑川

紫色の花束


「わたしたち……」


大きく広がる空だけど

雲ひとつないとはいかない……


一陣の風……


天を仰ぐ

緑川……



再審決定



出迎えに来た娘の紗耶


姿を認め、駆けよる志水


塀の中、異世界と娑婆の一線を越えて

父親は娘に12年ぶりに触れる……

抱きしめる


「パパ、おかえりなさい」


「ただいま、紗耶」


家族の再生……



面会室


明墨と向き合うのは赤峰

結果報告


「君たち……」


「ずっと気になっていたことがあります。なぜ、僕を事務所に入れてくれたんです?」


「はじめて君を見た時、君のその信念が、志水さんの冤罪を晴らす為の力になると思った。人はふた通りに分かれる。真実と向き合うものと、そこから目を背けるもの。君は見込んだ通りだった。大事な人を守るためなら、人を殺すと。必ずやり遂げてくれると思っていた。君を部下に持てたことを誇りに思う。」


カメラは赤峰のまわりをまわりはじめる

時計とは逆回りに……


「法律とはいったいなんなのか?罪を償い、やり直す為にあるのが法律だと。前まで思ってました。でも今は知ってます。罪を償ったからといって、許してくれるほど世の中甘くない。そんな不条理と戦う為に、アンチヒーローが必要なのかもしれません。」



「だから今度は僕が、あなたを、無罪にして差し上げます」



黒と白……

顔半面同士……

ふたりでひとりに……



有罪とは?

無罪とはなに?



「それではもう一度お聞きします。

ここからはよーーーく考えてから

お答えください」


「あなたは本当に人を

殺したんですか?」


(あなたは本当に罪を犯したんですか?)



あなたは怯むことなく堂々と

無罪と云えるのかな?笑



メインタイトル


『アンチヒーロー』

『ANTI HERO』



真実が事実とは限らない……

真実とは人間の思いや感情が入り混じった

事実が脚色されたものだと思う……



羽木精工の横領事件の真祖はどうだったのか?


なぜ白木は明墨の事務所に入ったのか?


桃瀬の病名はなんだったのか?


糸井一家殺人事件の真犯人はだれなのか?


伊達原を悪の道に誘ったのは?

汚れ役になるよう囁いたのは誰なのか?

そのバックにいる巨悪は永遠に逃げ通すのか?


まだ謎だらけであり

どう落とし前をつけるつもりなのかな……?笑




追伸


正しい裁判のあり方とは

罪をなすり付けあうゲームのような今のやり方はおかしいと思う。裁判がすべきことは事実を明らかにすることで、本来なら検察も弁護士も別視点から話しあって事実をとことん追及すべきだと思う……



そして

真の三権分立を求める!!





































ドラマ『アンチヒーロー』 episode9 約束




大量の検察関係者を前に
伊達原検事正のスピーチ……笑


取り調べには弁護士の立ち会いが認められている……?!グローバルスタンダード!!?
否認すればするほど長期間勾留がつづく
自白をすれば保釈が認められる

人質司法

自白の強要……
真っ当な裁判とは?


開き直り……?!笑
怯むことなく
堂々と!!


法に従い
職務に忠実に
成すべきことを成している
罪ある人間に罰を与えることを
国民が求めている?!
この意思を真摯に受けて?

すべて国民の為?
自分たちのことは棚に上げておいて
動機を国民の所為にするのは
権力側の常套手段


真実を求め、だからこそ
世界でも稀にみる有罪率99.9%

どう見てもこれは異常な数値……
不自然だと思わないのかな?
この数値が正当だと思ってる時点で
もう健全な民主国家とはいえないと思う……笑


検察の威信
世間に知らしめる時
我ら検察こそ正義なのだと!!
天を指差す
万雷の拍手

それを最後方から見て拍手している
緑川と菊池……


自己肯定するようになったら
人間はダメになってゆくだけだと思う……
それだけ人間は不完全なもの……


明墨は志水さんのもとへ……

詫びを入れに……

逆に
こうなったのは自分の弱さの所為……
明墨とは関係のないこと……!?

犠牲?
明墨の人生が……?!

紗耶ちゃんに会えただけで本望?

志水さんが再び感じられた
生の実感……
それは明墨のおかげ……?

あと少し時間を下さい……
それは志水さんに言ってもしょうがないこと
法務大臣に直訴しなきゃだめな案件……

とことん負け犬根性が染みついてしまってる志水さん……!?
それともとことん下手に出て、明墨の僅かに残った良心?を弄んでるのかな?笑
こうなってしまったのは明墨を先頭に
警察検察国家権力の横暴の所為……!?
国家に逆らえば
いち個人など簡単に抹殺されてしまう……
国民になるとはそういうこと……


明墨が真に求めることは

自分自身の救済……?!



事件のおさらい……



新証拠?

アリバイ動画の存在まで5年の歳月……!?

倉田パパが突破口……!?

志水さんの次は倉田パパが面会拒否か……

みんな駄々っ子ちゃん?笑


物的証拠はタリウムだけ?!


犯人を特定できるような証拠は皆無……

逆にこれは不自然すぎないか?!


人間関係から志水に白羽の矢が立った……


MOMOSEは青山の後輩……!


青山さんは

司法試験を4回落ち

極度の上がり性……

妻子持ち……

Sっ気あり?!笑


5年前、明墨と再会

明墨に堅気の世界から連れ戻された?!笑


MOMOSEはメモ魔だった……!?

正式な記録とは違う

どこかに走り書きのようなメモの存在……!?



苦しい時のMOMOSE参り……



実家へ……


行ったのは明墨ではなく赤峰……


新たな遺品……!?


娘の部屋は

あの頃のままに……


毒について調べていた……

毒のきほん。たくさんの付箋……

腕時計……

いぬ……

別の本にも貼られてる付箋……

病床にあっても調べ続けていた……

なぜ?そこまで……?!


託された日記……


なんで今になって……!?笑


赤峰から明墨に託された日記だけど

今の明墨に冷静で客観的な判断が下せるのだろうか?かなり疲弊しているけど……



伊達原からの忠告……

「どんな名医も肉親の手術は難しい

家族(!)を蝕む病を前に思い知ることになる

自分の無力さを……」


弁護は冷静な他者に任せた方がよい……



MOMOSEの日記より……

4月1日

伊達原は誰もが目標にする憧れの検察官

エイプリルフール!笑


6月10日

伊達原に証拠隠滅の風評……

その後、次席検事に昇進……



伊達原が魂を売った瞬間!?

その囁きは誰がしたのか!?


要するに権力側は常に

大問題を闇から闇へ葬り去るための

汚れ役を必要としている……



MOMOSEが相談した相手が明墨……

百瀬なら違うけど桃瀬ならピンク……

相関図で確かめたらやっぱり桃だった……笑



横領は是認。殺害は否認

勾留期間トータル65日……

まさに人質司法……笑


証拠……

隠滅の証拠

検証する価値……?!

犯罪者の列……

捜査の意味を否定する明墨……

あちら側にいた明墨……



人がこの世にいる限り

犯罪がなくならないのは

なぜなんだろう……?



そうそうに退散……

自白を強要したのが自分なんだから

それを蒸し返すやつの話なんか

聞きたくないよね……笑


こんなヤバい案件を相談する相手として

明墨のどこにそんな信頼が置けたんだろう?


桃瀬から押された烙印……笑


なぜ明墨は寝返ったんだろう……?!



9月6日

深澤刑事と接触

盗撮動画の存在……

ここだけの話



9月15日

伊達原が警視庁の人と

こそこそ話……


この時点で桃瀬の目には、伊達原のやってることには裏があるように見えてしまってた?見て見ぬふりをしていると、結果的に同じ罪を背負ってゆくことになる?これはキツいよね……


そしてこれは

今の緑川が置かれる立ち位置と相似……


菊池もそうだけど

伊達原はまわりの人間を引きずり込み

共犯関係を築いてゆく(悪)趣味がある……!?笑


10月26日

志水さんからは面会拒否……

桃瀬が出しつづけていた手紙……

それを明墨が引き継いでいたのか……


3月12日

わんはっぴー

はじめて牧野紗耶ちゃんと接近遭遇


5月8日

紗耶ちゃんの愛犬、ココアとお近づきに?!

ココアの存在がふたりのキューピットに……


10月2日

宇都宮地検に移動の辞令

この時期には異例……


3月27日

仕事が山積み……

これは作為的か……!?

ボールペンを持つ手に力が入らない……

この頃から病魔に……!?

ちょっとタイミング良すぎない……!?笑


4月7日

入院……

病名は……?

キーボードを打つこともままならない


8月26日

新しい薬?

叶わぬ願い……


9月11日

この時点ですでに自分の死期を感じてた……!?


9月16日

この人はどんな圧力にも屈しない

自分が信じた道を

歩み続ける

そういう人


過大評価?!笑

権力の犬じやなかったのか?笑


頼みの綱は明墨……!?

託された想い……

検察官が冤罪を晴らすとは

どういう意味なのか?!

最後は明墨のわずかに残っていた良心?を

脅迫?!笑


ほぼ遺言……


「一度でいいから目を通して……!」


それは明墨にとって開いてはいけないもの……


桃瀬、渾身の事件簿を手にして

病院の待合室で止まる……

このまま闇に葬り去ることも可能……

見なければ、知らなかったことになる……

それは以前明墨が云っていた詭弁……

今ならまだ昨日までの自分に戻れる……?!


最初の扉を開いてしまう明墨……

そこに託された肉筆の手紙……

当然桃瀬は明墨のことを病室内でのやり取りだけで落とせるとは思ってなかった……?!


明墨君へ


志水さんを救って

こうなってみてわかる

命は有限で

尊い

私ももっと生きたかった

でも、まだ救える命がある

誰一人、

無実の罪で命を奪われることがないように

その命を奪うのが

司法権力の傲慢であってはならないと

一人の検事として、強く思います

明墨君なら継いでくれるって信じている

どうか私たちが

司法の信頼と誇りを取り戻せますように



力のない指でふり絞るように

綴られたミミズのような文字列……


もうひとつの日の目を見ることのなかった

いち検察官としてのスピーチ

全く真逆のやり方で……!



日記の次ページをめくる


明墨君なら必ず志水さんを

救ってくれる

何があっても屈することなく

自分の道を突き進む人だから

でも本当は


(最初の間………)


その未来を

私もこの目で見たかった

明墨君と一緒に


滲んだ一緒に……


と に落ちる明墨の涙……


この瞬間、落ちた明墨……!!?笑



その姿をずっと凝視し続けれているミル……

「腹くくれよ!明墨!!」笑

ミルはいつも穏やかそうにみえるけど

実は、ココアとマメから頼まれた

明墨の見張り役……!?笑



これは、桃瀬が明墨にどうしても嫌と云わせないようにするための用意周到に描かれたストーリーだったようにも思う……?!

明墨に頼んだ決め手は、志水から嘘の自白を強要した当事者であること!それが事実無根だとすれば、志水さんの刑が執行されてしまえば、明墨が一番苦しむトラウマを抱えることになる……それはどうしても回避したいはず……!?


突き詰めればこの役には、桃瀬よりも明墨の方がより適役だったと云える……!?笑



明墨が今までこの日記と向き合うことを避けてきた可能性……!?


明墨は桃瀬に救われたんだろうか?

それとも……



赤峰から紫ノ宮に託される本……


日記に手がかりなし……!?


尽力……?!

感謝してる?!

明墨から、らしくない言葉が出てくる……



桃瀬のメモ書き……

似てる?



ゆめみらいの家の塀の外……

瀬古元判事?

校庭で游ぶ子供たちの姿を眺めている……

自分にはもう入る資格がない……?!

だいぶ前からだけどね……笑


なぜか明墨が出現……笑

弾劾裁判では黙秘権を行使……

どこに義理立てしてるんだろう?!


お願いごと?!

なんで瀬古がここにいることがわかったんだろう?笑

裁判で証言?!

何も知らなかった。検察が出した証拠を信じ

考え抜いた末、志水さんには死刑が妥当だと判断した……明墨得意の書き換え!?


冤罪の可能性……

はじまりは桃瀬から……?

否、伊達原の挙動不審から始まってる……


桃瀬の行動によって

それまで当然の正義だと思っていたことが

ことごとく覆されることになる……


過ちに気づきずっと後悔してきたのは

お互い様だろ!?笑


禊としての

寄付やボランティア

罪滅ぼし?

それは明墨とて同じ穴の狢……


手遅れになる前に……


瀬古判事や深澤刑事の守りたいものとは

なんなんだろう……?



瀬古からの忠吾


伊達原は暴君


「伊達原はね、自分のルールからはみ出した人間を絶対に容赦しない。あなたももうすぐ、潰される」


聞く耳なし……


「構いませんよ」


「失うものがなければ

なんでもできますからね」

捨て身の怖さ……


無言で去っていく瀬古……

ゼロからやり直す気はないのか……?!

ボランティアとして……



初、伊達原の豪邸?笑

仕事で良からぬことをやっていても

帰るべきところがある……


「お帰んなさい」

妻ひとり、娘ひとり……?


娘の教育問題!?


勉強 or 動画?!


親父だって動画に釘付けだったではないか!?笑


ルールを破る?

ルールを破った人間は罰せられる

その罰を与えるのは誰の権利……?


ルールとはそもそもなに?

罰とはなに?


「良い子だ」


伊達原のいう良い子とは?

本当に良い子なんだろうか?

盲目的にルールやしきたりに従わせ飼い犬ように育てることで

その個性を、なんらかの可能性を潰してしまってるんじゃないだろうか……?

ルールジャンキー伊達原……笑



週刊レディ砲炸裂!!?


ミステリアスなイケオジ法曹 笑

明墨弁護士

殺人の罪をもみ消しか



伊達原の印象操作……!?

週刊文潮

今まで無罪にしてきた被告……

すべてでっち上げ!?


証拠隠滅……?!

例のジャンパー?


近々(きんきん)の明墨が弁護した事件と

志水さんの事件では真逆のことを書いているけど、その信憑性はどこにあるのか?笑

明墨のやってきたことが出鱈目なら、志水さんの自供も出鱈目だったことにならないか……!?笑



紗耶ちゃんに(空)約束する

パパの無罪……



志水さんの面会は明墨じゃなく赤峰……


人が良すぎる志水……

遠くなった再審

新証拠の必要性……


どんなことでもいいから

当時のことを……


実は……



(第二の間)……笑



紫ノ宮は親父の攻略に……

面会拒否はつづく……



預かってきた

志水さんからの被疑者ノート!

逮捕されても

ノート、筆記用具を持つことは許されている


赤峰は読むのが辛い……?!

感情なんていらない……

そんなこと言ってる場合じゃない……

紫ノ宮も共有する……



逮捕されて5日

10時間拘束

19時半頃のアリバイ

何人もの人と公園ですれ違っていた?!

それを全無視した警察の捜査……


逮捕されて10日

犯行時の尋問調書

取り調べ時間11時間

飲食物なし


刑事が問う、取ってつけたような台詞……笑

嘔吐に下痢……

眼瞼下垂。弛緩性麻痺

このあたりの症状?

それを見て楽しんでた?!

こんな極端なこと言うのかな?笑


人を殺すのにそんな専門的な症状のことなんか

知識として必要なのかな?必要なのは致死量だけじゃないの?



頼む、頼むから……

泣き落としなんか通用しない……

かえって図に乗るだけだ……

この場合懇願するのは間違っている

間違っているのは100%警察なんだから

エンザイジャーとして?笑

決して感情的にならず、大人しく向き合うべきだった……


逮捕されて25日

犯行時の尋問調書

取り調べ時間11時間

飲食物なし

これってさすがに違法取り調べじゃないの?

こっちがなにも知らないと思って

向こうがやりたい放題する傲慢さ……

どこが国民の味方なんだ!


黙秘ってことは

認めるってことだな


黙秘権は明らかに法律で認められた権利

警察のこの発言は逸脱している……


逮捕されて52日

自白しない頑固な被疑者に対して

真打ち、明墨登場!

ここでこの役を任されたからには

なにがなんでも

志水を落とさなければならない……


明墨のやり口は娘を人質に……

殺人犯の娘……

横領

人殺し

嘘つき

どこまで罪を重ねるんだ……


最初っから犯罪者の烙印を押されて

受ける取り調べのどこに正義があるのか?


早苗が死んた

全部私のせいだ

早苗ごめん

私が横領なんてしたせいで どうすれば

こんなことに

紗耶を一人にしてしまった

紗耶大丈夫だろうか

もう取り返しがつかない

ごめん 紗耶に会いたい

会いたい


もう取り返しがつかない

それは緋山が言った台詞……


加害者意識に支配されてしまった志水さん……



硫酸タリウムの症状

嘔吐、腹痛、下痢、消化管出血、消化器症状

神経症状として傾眠、昏睡、痙攣発作、失明、顔面神経麻痺


眼瞼下垂。弛緩性麻痺がない。

症状の矛盾……!


勘違い?記憶違い?


赤峰が言う

世の中の発見や発明はすべて

推測や仮説の上に成り立っている

これは明墨からの受け売り……



毒物鑑定をしたのは

千葉県警の科捜研


鑑定の結果

使用薬物は硫酸タリウム

志水の会社の倉庫に置いてあったもの


「それがどうしたの?」


この白木の台詞はさすがに間抜け過ぎないか?笑


矛盾


毒物の鑑定結果を都合のいいように

書き換えた!?


明墨が取り調べをする頃には

すでに書き換えられていた?!

そのストーリーに

少しは救われたか明墨……!?笑


ニシチバ建設の横領……

動機は仲間割れなんていうちんけなものではなく、横領の闇はもっと深い……!?

そそのかされたのが志水で

実行誘導したのが糸井!?

そのバッグに指示役としていた誰かが居た?!

さらにその上にも……!?


鑑定結果の改竄

それは以前姫野検事が

中島教授にやらせていたこと……


桃瀬のメモ書き

似ている?

新たな毒……


ボツリヌストキシン


意識のある状態で全身の筋肉が緩む


全身の横紋筋および平滑筋の弛緩性麻痺に伴い、嘔吐、下痢、眼瞼下垂、複視、瞳孔散大、対光反射の消失、めまい、四肢筋力の低下、歩行障害、立ちくらみ、呼吸困難


ソーセージやハムから産生しやすい毒素

毒性が非常に強く、自然界に存在する毒素の中でもっとも強力とされている。

ボツリヌス菌芽胞は、土壌、湖沼などに広く分布し、果物、野菜、肉、魚が汚染されうる。

食中毒の一種!?


付箋がもとあった場所に戻った……!


医者 改ざんの走り書き


この症状って……!?


似てる?にダブルミーニングの可能性……?!

医者もダブルミーニングの可能性……

糸井家の主治医と……!?



毒の鑑定者

平塚サトシ

8年前に退職

赤峰が動く


紫ノ宮が行くべき場所……


倉田パパが会いたかったのは

娘ではなく明墨の方……

志水さんとは真逆か……笑


倉田から明墨に言いたかったこと?


「娘をこれ以上巻き込むな!!」?


娘を巻き込んだのは、あなたそのものじやないの?笑


手放す気はない

娘としての利用価値!?笑

優秀で便利

とてもいい飼い犬です……笑


相手を挑発するのは

取り調べの鉄則……

そんなことは倉田刑事部長だって

わかり切ってるはずだが……


「話す、つもりはない」


娘のため?!


伊達原も倉田の娘、紫ノ宮を人質に……?!

人質司法蔓延……笑

このやり口って犯罪者がよく使う

家族がどうなってもいいのか?!

とおんなじだよね……笑


娘の将来……


伊達原だっていち娘の父親なのにね……笑


わたしの為?

わたしの所為?


「ふざけないで!!!」


紫ノ宮の逆鱗に触れる


他人ひとりの命と娘の将来を天秤にかければ……


ひとの命より大事な将来……

これって天秤にかけることなのかな?

もちろん冤罪は理不尽なことであり絶対に許されることではない。しかし、いち個人の未来をなんらかの為に犠牲にしてしまうことも許されることではない……これって別々じゃなく繋がってることだよね……


真犯人!?

食中毒じゃないのか?!笑


見て見ぬふり……

娘から警察官失格の烙印を押される……笑


わずかに残ってた?父の父性に訴えかける

志水の被疑者ノート……


紗耶に会いたい

会って抱きしめたい

会って謝りたい

私が弱いせいで

紗耶に会いたい

さいごに紗耶にあいたい



「お父さん!!」


「お父さんに想像できる?」


「想像したよ……何度も何度も!」



この場合の想像パターンはダブルミーニングの可能性がある。志水さん一家の行く末と、蹂躙される娘の未来に対する想像があるけど、倉田の性格からすると後者の方がパーセンテージが高そう……笑


紫ノ宮がここぞとばかりに詰め寄る

この答えによっては二度と「お父さん」と呼ばれなくなる可能性……



倉田と伊達原のこそこそ話……?!

かなりの大声だけど……笑


「今さら無実」……?!!

こんな台詞を法曹が平然と云うようになったら、司法そのものの崩壊のはじまりだけどね……笑


「この映像は警察では発見されたなかった……

辞職して責任を放棄するなんてあり得ない!そんなこと禊でもなんでもない!」


自分の都合のいいように現実を書き換える……

その姿は犯罪者となにも変わらない……笑


伊達原の想像力全開……!笑


「志水の家は崩壊し、妻は他界した。私たちが殺したとマスコミが騒ぎ立てる。同じ目に合うべきだ。人殺しだと、そんな世間の目が我々の家族に容赦なく襲いかかる。君の娘にもな!!」


「うちももうすぐ、やっと授かった子供が生まれるんだ。私も君と、同じ十字架を背負う」



その後……「なにそれ?」笑

この熱かった台詞も単なるアドリブだったのかな?笑



「志水さんには本当に申し訳ないと思っている」?なんだこのふざけた台詞は……!笑


刑が執行されてたら

皆さんどうするつもりだったんだろう……

やっぱ、しらばっくれるしかないよね……?笑

大義のためには多少の犠牲は付きものだとか

いう腐り果てた定番の台詞で闇から闇へ……笑



「もう、取り返しのつかない」


それは志水のノートに書いてあった言葉……



「人殺し!!!」


そう言われたくないが為に

あなたはひとを見殺しにしようとしている


それはそのまま自分に浴びせた言葉……


今更後悔したところで

二度と過去は戻ってこない

だが、未来は別です

志水さんの命を救うことは

今からでもできる……


これはすべての犯罪者に対しての助言……

繰り返しこのドラマで語られてきたフレーズ……


薬物鑑定偽装の真実を倉田に迫る

倉田も所詮凡人の悪人だった……?笑


捜査初期、毒の情報は錯綜

ある時、テーブルの毒と遺体からの毒が

硫酸タリウムで一致したと科捜研の人間が報告に来る……


報告に来た科捜研の人間は

平塚サトシ



ただ……


(三度目の間)……笑



MEMORIAL GARDEN 


困った時の墓参り……


赤峰からの一報

平塚サトシは3年前

病気で死亡……


新たな訪問者

黄色い花束を手に……


それは単なる冷やかしか?

それとも救世主になり得る人間か……!?



赤峰が

平塚の助手をリストアップ


「赤峰くん、いろいろありがとう」


やけに律儀な明墨……


「ワン、ワン!!」


ミルが吠える時は

招かれざる客がやって来る時……


警察

羽根木精工社長殺害事件

証拠隠滅罪

逮捕状


明墨にかけられる手錠……



明墨拘束報

緑川が伊達原のもとに……

その前から伊達原はなんらかの動画に夢中だったけど……笑 もう娘に会わす顔がない……笑


「かわいそうにねえ〜」


それは邪魔者が逮捕された時に言う

伊達原の常套句


「そうですか?」


そこにいたのは

髪を染めた白木の姿……

そもそも染める必要性はあるのか……?笑

最後にボツリヌストキシンにたどり着いた時にはそんな素振りは少しもなかったけど……


当然の報い!?


明墨からの恩とは?!



テーブルの上に置かれた緋山の作業着

そもそもこれが本物の証拠品になり得ると

正式に科捜研で調べたんだろうか?



「別に……」

「優秀な弁護士さんが来て用済みみたいだから」


この動機は弱すぎないか!?笑

核心的なことはなにひとつ言ってない……笑

パラリーガルとしての役を理解していれば

こんな台詞は出てこないだろう?

これがトラップだとは思わないのだろうか?

伊達原も意外と凡人な悪人なのかな?笑


緑川が裁判担当を申し出るも……


明墨の裁判担当は

伊達原検事正自らが……

これは異例なこと……?



「明墨くんの為にも、もう、終わらせてあげようよ」


笑顔の緑川……

むっつり顔の白木……


「あとはまかせる」


赤峰と紫ノ宮……!

青山に……!?


駆けつけたパトカー4台

多すぎないか?!笑



これは誰が描いたストーリーなんだろう?笑