Apocalypse NoW -3ページ目

第74回 安田記念



馬の雰囲気だけみれば

やはりロマンチックウォリアーはただ者ではない。まともなら確勝級……!?


あとよく見えたのはソウルラッシュ。

セリフォスはかなりいい。

ガイアフォース。ナミュールも悪くはない。みな人気どころばかりだけど……笑



ハナへ行ったのはドーブネ。

もう1頭逃げる可能性のあったウインカーネリアンは、スタートで出負けした。がすぐに巻き返して、一度はハナに行く主張も見せたけど、ドーブネも譲らず結果2番手につけることになる……

外からフィアスプライドが離れずに3番手に付け、内からジオグリフ。外からステラヴェローチェ。中に香港の大スターロマンチックウォリアーが初の府中の競馬に臆することなく付けた。


ウインカーネリアンではなくドーブネがハナを切ったことはこのレースの背景としては大きかったように思う。ドーブネはハイペースで逃げて持ち味が出る馬ではなく、1600をハナで逃げて結果を出したのは5ハロン通過が59.9秒程度でしかない。逆にウインカーネリアンは57.8秒、57.1秒というペースで結果を出している。このレースの5ハロン通過は58.4秒……

ドーブネにはこれでも速すぎたかも知れないし、ウインカーネリアンにとっては遅すぎた。

確かにウインカーネリアンに取っては楽すぎるペースであり、4コーナーを持ったままで回って来てドーブネを交わし、残り4ハロンから追い出してトップに立ったけど、そこから切れる脚は使えずあっという間に交わされてしまう。ウインカーネリアン自身スローペースから上がり最速33.0。32.9秒というタイムを叩き出したことはあるけど、それは速い上がりが出やすい平坦新潟コースのものであり、府中では34.5。34.7秒の上がりしか出せてない。実際この安田記念でもウインカーネリアンの上がりは34.8秒だった。


12.1-11.0-11.4-11.9-12.0-11.3-11.2-11.4


このレースのひとつの分かれ目は前半4ハロンから5ハロンのラップが11.9-12.0と緩んだことにある。この緩みによって後半11.3-11.2-11.4秒の完全な瞬発力勝負になってしまった。

かりにウインカーネリアンがハナを切って中盤をイーヴンの11.5-11.5で行っていれば、5ハロン通過は57.5秒となり、それこそはウインカーネリアンのペースそのものであったといえ、そうなれば瞬発力だけでなく持久力も求められるタフなレースになった可能性が高い。


外からウインカーネリアンをマークしていたフィアスプライドも伸びず……

その後ろ盤石の体勢からロマンチックウォリアーが抜け出してくる。外から必死にステラヴェローチェがブロックしようとするが脚色が違いすぎた。そのまますんなり先頭に立ち、そのままゴール板を駆け抜けた。全く危なげのない勝利だったと云っていいと思う……


日本勢の有力どころは中団から後方の競馬になり、流れにも乗り切れていない。ソウルラッシュがロマンチックウォリアーの後方外目につけ、その後ろにナミュール。もう1頭のセリフォスは完全に流れに乗り遅れてさらに後方からの競馬を強いられた。

ロマンチックウォリアーのあとを追うようにソウルラッシュが伸びてくるが一度伸びあぐねている。そこで後ろからナミュールが来たことによって救われ?再度ギアが入り、2頭が併せ馬のようにして伸びて来てロマンチックウォリアーに半馬身差まで迫ったが、とても交わせそうには見えなかった。

セリフォスは結果終いだけの競馬になり、いい脚はみせてはいるけれど、競馬に加わることはできなかった……当日の馬場状態は雨が降ったり止んだりした末の稍重で、よく馬場は持った方だったと思うけど、川田騎手のレース後のコメントを読むと、それでもセリフォスに取っては緩み過ぎてしまったようだ……


このシーズンの府中G1は、番手に付けた先行馬たちは伸びそうで伸び切れず……

開き直って後方からの競馬に徹した差し馬も届かない競馬ばかりが続いてたように思う……


もったいなかったのはガイアフォースで、結果内枠から内に閉じ込められっぱなしで直線に入ってもインは付けず、結果ロマンチックウォリアーが抜け出してからそのあとを追うような競馬になってしまい、一度も自分の競馬をする時間がなかった。最後は切れ味勝負の果て、それに勝るナミュールとソウルラッシュに交わされて4着に沈んだ。結果論でいえば一歩先に抜け出すか、ロマンチックウォリアーと併せ馬のような形の競馬ができていれば、もう少し未来が変わった可能性はあったように思う……


文句ない勝利のロマンチックウォリアーだったけど、ひとつふたつ難癖をつければ?笑


鞍上のマクドナルド騎手は残り300くらいからゴール板までずっと鞭を使ってる……

目一杯叩いているという訳じやないけど

さすがにこれって制裁対象じゃないのかな?と思ってたら、やっぱり戒告処分を受けていた……


これは私見だけど、レースレベルは高くはなく

数値だけでみれば

同じ時期に行われたNHKマイルよりは高いけど

ヴィクトリアマイルとは同等くらいのレベル

だったのではないかと思う!?



この世界には

テンハッピーローズのようなジャイアントキリングも必要だし、ロマンチックウォリアーのような真っ当な結末も必要だと思う。

競馬はひとつの流れに染まることなく

様々な流れを生み出し、変化を生み出し続けている……

いつまで経っても根本的な部分はほとんどなにも変えられず、同じレースを何度も懲りずに繰り返し、何か不味いことが起きれば簡単に片一方に流れようとする人間世界の情けない現状とは違う……



競馬の世界観は人間世界の問題点や現象を

内包しながら転がりつづけ……

レースは人生そのものを表わす……



競馬のあり方こそが世界があるべき姿であり


寺山修司は

「人生は競馬の比喩に過ぎない」と言ったけど

(リスペクト!)


世界は競馬の比喩に過ぎないと思う……
















ドラマ『アンチヒーロー』 episode7 追求




天を仰ぐ



クレジットロールが流れる……



無実とは?なにを意味するんだろう……?

ひとが無罪になることなんて

あり得るんだろうか……?笑



この世には尻尾の生えてる人たちが

たくさんいる……笑



富田議員釈放……?!

厄介払いすべきなのは誰か……?

明日は我が身の話……


お前の代わりなんていくらでもいるんだ!

人間が言い放ったある種の名台詞 笑


尽力するところはひとつ!


「みんなにいい顔するのも大変ですよねえ」


外に向かって誰にでもいいイメージづくりばかりしている瀬古判事。その裏の顔とのギャップは開いてゆくばかり……そんな嘘で固めたイメージはいつか破綻する……誰か身近なものに裏切られるか?それとも自己崩壊するか?!

罪を犯し続ける凡人はいつか細心さを欠き、自らその罪をさらけ出すようになってゆくものである……しかし本物の悪党はもちろんそんなことはおくびにも出さないし、罪を罪とも思ってないから、のうのうと日々を平気な顔して過ごすことができる。そういう人間は死んではじめて墓場でお縄になる……それがこの世界の相場……



「怖すぎ、そんなのが政治家で裁判官とか、終わってる」白木さんの今日の毒舌……笑



歪んだ権力にはそれ相応の蜜がある

一度そちら側に足を踏み入れてしまえば

その権力の座を守ることだけに固執してゆくようになる……

それぞれに弱味があるから、みんな同じ穴の狢となり、もう底からは抜け出せなくなる



白木は仲間はずれ……?笑

仲間はずれと厄介払いはどう違うのか?笑



瀬古と政治家との癒着を暴く


まつながさんの再審


弾劾裁判

裁判官の罷免


平然と金と欲で成り立っている世界……


入場券

日本経済法務会 初夏の集い

加崎達也と司法制度改革の今と未来を語る

会費20,000円 御招待


小さな風穴さえ開ければ

あとは自壊してゆく……



加崎と瀬古が

パーティーで接近遭遇

脇が甘くないか!?


今や瀬古と加崎の共通の敵は明墨……


ツーショット写真、動画?

白木も盗撮犯……笑


加崎の登壇に

一応拍手してる……笑


瀬古に(悪)運が向いてきた……?

もしくは悪魔の囁きに耳を貸したのが

12年前?



本日の主役の登場!!?

握った拳を奮わせながら会場へ……


助監の赤峰と紫ノ宮が色めき立つ……


明墨の狙いはここ

カチンコが鳴る


瀬古に明墨が接近遭遇

瀬古判事の隣にせり上がってくるように現れるけど、どうやってそこまで近づいて来たのか?まさか床を張って来たんじゃないよね?笑



ドッキリ大成功!!?笑



担当事件の裁判官への故意の接触はNG!

「不適切にもほどがある」笑


未来の司法制度を憂う

いち法曹が来るのは適切?

現職の裁判官が

政治家の支援パーティーに顔を出すのは不適切?


退廷を命じる権限があるのは法廷内だけ


強引に乱入して来たのは奈落から甦った富田!

ターゲットは瀬古判事!?

大衆の面前で瀬古の名前を連呼して

グッドパフォーマンス!笑


3、4人に取り押さえられそうになるのをはね飛ばしてる……意外に剛腕なのか?笑


ベタな決め台詞


「やはりそうだったのか!さんざん世話してやった恩を、仇で返すとはな……」


「しらばっくれるな!!」


指差しされてる瀬古……

なかなかの熱演でした……笑


なぜか

瀬古に抱きかかえられて退場……

怒りの時間切れか?笑


その後ろ姿を見送る明墨……


はい!オッケー

明墨監督ご満悦?!……笑



このドラマは

罠にハメたり、ハメられた人ばかり……笑



瀬古判事が主犯に書き換えられてる

助演は明墨悪徳弁護士 笑


ご立腹の富田を前にして

ご機嫌取りに走る瀬古

どちらにもいい顔しようとしている……

尽力するのはひとりと

伊達原検事正から忠告されたのに

自ら墓穴を掘り始めてる

ペラペラその場で自分が富田釈放の為にどれほど尽力したのかゲロしてしまってる……笑


外でほくそ笑んでるホテルマン役の青山

意外とサドっ気があるのかな?笑

会話はしっかり盗聴されてます 笑



切り捨てられない富田?

富田に致命傷を握られてる?



嘘(話)を信じこませる為には

自分にもっとも忠実だと思う人間を配役

富田の第一秘書の小杉



「全て秘書が一人でやりました」

こんなふざけた台詞が通用するのは

政界だけの真っ黒ジョーク 笑



加崎のご機嫌取りにも余念がない瀬古……

自分自身何を演っているのかちゃんとわかっているのかな……?



簡単に寝返った第一秘書


明墨の事務所の壁にわざとらしく

かざきと富田の選挙ポスターが

並べて張られてる……笑


富田と瀬古は賄賂の関係


一切秘書には関与させず

物的証拠はない!?


赤峰の本命はまつなが事件の方

「彼の友人のひとりが、富田議員が金を配って証言を変えさせていたと認めています」?!


はて、これは初耳……?!

これは嘘も方便ということ……?笑


「本当のことをお話下さい」

「大丈夫です」

なにが大丈夫なのか?

明墨の詭弁が今日も冴え渡る 笑


まつなが事件において

金を渡したのは事実

あっさりゲロった


瀬古。富田。小杉。加崎……

このひとたちの守るべきものとは

いったいなんなんだろう……?


「今、あなたを守れるのは誰なのか?よーく考えてみてください」


「わかりました。証言します。」


簡単に落ちた……


赤峰があれだけ尽力して進まなかった事が

あっという間に動きだしてる 笑


「本当に大丈夫なんですよね」


「すべて私に任せてもらえば問題ありません」


そのやり取りを盗撮している

伊達原の忠犬……きくち

これでまた伊達原さんからよしよし

してもらえる!?笑


明墨の場合

それが人の目につく可能性がある場合

人為的にやっていると判断せざるを得ない?笑



ガードレールに張られた

「あぶない!わたるな!」

それは誰に対しての忠告なのか!?笑


身に覚えのある人は

ちょうど近くで営業していた

占い師に聞いてみればいい……?笑



松永に早速報告にいく赤峰

ちゃんと決まってから行った方がいいと思う……

小杉がちゃんと証言してくれるまで何も逆転していない……



飼い犬からの新情報が

早速伊達原と瀬古に伝えられる……



飼い犬はやはり本物の犬がいい……笑



小杉からのキャンセル電話

証言はしない。弁護も必要ない。


小杉の裏に加崎あり!?

鞍替えか?!


小杉は加崎陣営の秘書に……

仁義などない戦い?笑


沢原の出番!?


手負いの富田事務所に悪魔の囁き……



本当の敵はだーれ!?



誠心!誠意!せいじ!

一種の詐欺広告……笑



明墨が撒く餌


加崎と瀬古

瀬古と小杉

加崎と小杉のツーショット……


富田さん、あなたはお払い箱……笑


配管工事会社との裏工作の動画を撮影したのは小杉自身……!?



罪のなすりつけ合い……笑



この場合冤罪とかとは程遠く、誰もが実際に手を染めているから救いようがない……笑



富田議員の再逮捕!?


ここでもっともらしく沢原記者登場

フェイクニュース!?笑


身に覚えがあることばかりだから

こういう時の反撃能力はほとんど無効……笑



「殺られる前に殺るんです

たとえ刺し違えても」

これはかなりきわどい発言だけど

手負いの富田には……!?笑 



明墨の口車に乗ってはいけない……笑



「人は過ちを犯す。だけど、その過ちを正すのも、また人です。あなたが自分の罪と向き合い反省し、後者?になることを望みます。」


もっともらしいことを、もっともらしく被告に告げる瀬古判事

どの口が言っているのか?!笑


それをもっともらしい顔で聞いている緑川



緑川は伊達原と瀬古が会っていたのを知っている……!?


瀬古「男女の会話を聞くってのは、野暮ってもんよ」気の利いた台詞だと思っているのかな?笑



瀬古と緑川と明墨……

いままで有りそうで無かった三角形……


隠し通してきた罪

誰にでもひとつやふたつはある……?笑


あの養護施設でのボランティア

子供たちはあなたを慕っています

正しくて、優しくて、それでいて温かい

尊敬できる裁判官だと、そんな彼らの前で

堂々と胸を張れますか?


私は裁判官です。罪を裁くことはあっても

罪を犯すことはない


去ってゆく明墨

その一部始終を見ていた緑川

なぜか一步が出ない瀬古……



富田は明墨の口車にまんまと乗って

瀬古判事との黒い交際を暴露


賄賂

合計二千万以上……

息子の犯罪の揉み消し

他いろんな便宜……


瀬古を最高裁判事に……

現ナマで……

金をもらった上に、さらに地位まで!?

ちょっと欲深過ぎない!?笑



この関係を外野から見れば

どう見ても瀬古は冨田とズブズブだったのではないのか!?ならば加崎にいく選択肢などなかったはず……!?



インタービューアーは沢原か……


裏帳簿あり


青山(人間)界隈では

伊達原の犬もとっくの昔に認識済


連絡網

菊池→伊達原→瀬古


小杉は犬の餌だった……笑



手を激しく洗ってる瀬古

やっぱり瀬古は普通の悪人……?笑



瀬古の尻尾……

あちこちにいい顔して尽力し過ぎて

いつの間にか尻尾が何本も生えていた……笑



弾劾裁判

訴追請求者

富田誠司

代理人は明墨



加崎先生へのお助けコール

ほば10分おきに掛けまくっている

ケツに火が付いてるヤツの電話に出るほど

お人好しなわけがない……笑

今の立ち位置は追い込まれた

倉田刑事部長と同位


窮鼠猫を噛んだのは……?


伊達原に泣きつく……


すでにそこにいるのは

自分の知ってる伊達原ではない……


大変なショック

公正な裁判官だと思っていたあなたが

地位と金に目がくらみ

出世のために

無実の人間を有罪にしていた……


ここまでくると千両役者!?笑



あなたがこの道に引きずり込んだ!?

これは爆弾発言!!



インチキ政治家↘

←賄賂

↗腐った司法

最悪の権力トライアングル



「はて?」笑

これは真っ黒ジョーク!



こんな自分は

望んでなかった?!


忠告を無視

勝手に動き回って

自ら墓穴にハマった……


なす術がない

三下り半を突きつけられる


裁判ですべて話す!?

定番の脅し文句……

12年前の事

それは白日の元に曝されてはいけない事!?


瀬古判事と伊達原検事正

どちらの側に付くのが得か……!?

勝負はみえている……


2度と法廷で会うこともない


この醜い言い争いが瀬古が言っていた

男女の会話……?!笑



被告も傍聴人も

誰もいない真っ暗な法廷で

黄昏れてる瀬古……


とどめを差しにくる明墨……

Sっ気あるね?!笑


自業自得

嘘の実績

汚職にまみれた札束

積み上げてきたのは砂の城……


欲しかったのは

誰にも有無を云わせない

圧倒的な力?



おんな?


成果?


使命?



「この国を変えるために私は必要なことをやったまで!」


その大義のためなら

多少の犠牲はつきもの……!?

権力側が当然の権利のようにいう与太話



ひとりの人間

ひとりの女性……

沢原麻希の存在

理不尽極まりない犠牲者

権力争いに興じているうちに

いつの間にか

あちら側に立っていた瀬古……


養護施設で交わした会話の中で

彼女の側に寄り添うような台詞を

言っていたっけ……


綺麗事を言うのが好きだった

その実、自分のためなら

どんな手段も厭わなくなっていった

男のことも利用するだけ

利用してやろうと思った……

もう少しのところまで来ていたのに

どこでしくじったのか……?



どっちがマシ?

どっちも目くそ鼻くそ……笑



八咫鏡


はっきりと曇りなく

真実を映し出す鑑



警告



男からの警告なんて誰が聞くものですか!!



悲しい事件のその先にいる、苦しんでいる子供たちの力になりたい。その言葉だけは真実だった……?!その目は曇っていなかった?!


思い違い……



裁判官のバッジを自らむしり取る……


ひとり法廷で泣き崩れる……



ミルが犬のぬいぐるみを枕にしてくつろいでる

犬はいいなあ~

人間世界の醜悪さとは無縁で……

すべてを見てしまっているけどね……笑



証拠隠滅

犯人隠避

贈賄


富田議員は自分を裏切って加崎のもとへいこうとしていた瀬古を見逃すことができず

罪を認め、瀬古との心中を選んだ


国民と息子に謝罪……

地盤は長男が引き継ぐのだろうか?

最後に残ったのは親心なんだろうか?

確かに親はどんなことがあっても子供の味方でありたいと願う。けれども権力に溺れた自分が歪んだ息子を生み出してしまったのも間違いない……



瀬古判事弾劾裁判開廷



沢原さんの控訴審

逆転無罪



NO.11

増え続けていく

赤峰の事件ノート



あとは

松永さんと志水さん……

だけ……?!



ターンテーブル

紫の花


その押し花……

手紙を開ける明墨……

もう何度目のことなんだろう……?!



裁判所に入る

赤峰と松永


リベンジ

無実の罪を晴らすとき


最終弁論


松永さんは被害者

警察、検察の杜撰な捜査

弁護人の怠慢、責任放棄

裁判官による不正取り引き


尊厳


法に携わる人間の倫理観を問う……


責任と覚悟


裁判官に先んじて

無罪を宣言する 笑


ひとつの判決を越えて

赤峰が明墨ばりに

今の司法の在り方を問うた


明墨監督からOKをもらう


判決は無罪

法はほんの少しだけ正しいほうに傾いた……



諦めずにひとつの方向を目指し続ければ

いつかは報われる日がやって来る……

それはあっという間に過ぎ去っていくけど……笑



東京中央新聞

記者 沢原麻希



冤罪事件を自身のライフワークに!?


待ってましたとばかりに

明墨からの

耳よりな情報……笑



早速東京中央新聞に記事が……

「糸井一家殺人事件」えん罪か

裁判長不正で浮かぶ過去の疑惑

志水死刑囚 収監12年


その記事を目にしてしまう紗耶ちゃん

この養護施設でこの事件のことを知ってるのは

ほんのひと握りのひとだけ?


追い打ちのテレビ報道……


指導員が慌てて消してるけど

そんなオーバーリアクションでは

紗耶ちゃんの様子と共に

周囲にモロバレしてしまうんじゃないの?

配慮不足も甚だしい……


動揺する……


それは向き合いたくないこと?

それとも……



こうなってくると

沢原さんが中央新聞に入ったのも

明墨のシナリオ通りのような気がしてくる……笑



緋山と事件の関係性……?!



当然志水の目にも……


誰にも迷惑をかけず……?

その対象は誰のことなんだろう?


娘のため……?

娘に最後に会ったのは12年前……

娘が5歳の時……

17歳になった娘……

とても優しくて賢い子


聞く資格がない……?


志水の前に

志水の知らない娘の姿がある


これは効果抜群……


激しく動揺する……


それは知りたくもなかったこと?

それとも……



死刑囚の父親


明日なき命の光


殺人犯の娘



このまま刑が執行されれば

背負った十字架が

父親から娘に移るだけ


「あの娘を守れるのはあなただけなんです!」


それが父親としての義務!?


「わたしがあなたを必ず無罪にしますから!」


今までみたいな芝居がかった台詞ではなく笑

心底、心の奥から湧き出た台詞……


ひと筋の涙……


はじめて向き合う志水


しかし、こたえは、扉の向こうへ……



ひと足先に帰る白木

残った紫ノ宮は訳あり?



明墨は

その足でゆめみらいの家へ……


進展

緋山からのバイブレーション


エゴシの居場所が判明



明日……



明墨の机に置かれていた

糸井一家殺人事件ファイル



紗耶ちゃんのもとへ

制服のままベッドでそら寝……



手紙

明墨君へ

それは父親の字……?



「なにをしているんですか?」



青山から声を掛けられオーバーリアクション

それは、大学の扉の前で清掃員と鉢合わせした時と同じ……?!



明墨の謝罪……


明墨の犯した罪……


告解……


12年前の話……



すべてを紗耶ちゃんに話す……!?


向き合う紗耶……



赤峰は緋山を尾行……

赤峰がエゴシのことを今の時点で知る必要性はどこにある?


無罪になった

見返り?


なんで赤峰に話さなきゃならない?


赤峰の手中にある

緋山が処分したはずの血に染まった作業着

それを着ていたのは誰……?!


ゾンビとして甦った作業着!?


「もう、逃しませんよ」


不敵に笑う赤峰の姿に明墨が

オーバーラップする?

これがフェイクの可能性は……?

作業着は赤峰の手作り?笑


緋山と明墨の関係に

赤峰が割り込んだ三角関係


すべてを話すよう迫る……



メインタイトル『ANTI HERO』



エンディングからはじまり

オープニングに戻った……























 





















第91回 東京優駿 日本ダービー




前半6ハロン69.8

前半6ハロン74.8


後半6ハロン74.2

後半6ハロン69.5


勝ちタイムは2.24.0と2.24.3


一週前のオークスと前後半のペースが

ほぼ逆転してダービーは決着した。

当初単騎逃げ濃厚だったメイショウタバルが取り消したことにより

おそらく出走できていればそれなりのペースで逃げたはずだから、こんなスローペースで流れることはなかったはず

レースの流れも結果も大きく変化したことは間違いない……

代役として逃げたのがエコロヴァルツであり、番手にはシュガークンが付けた

好スタートを切ったのはダノンデサイルとシュガークン。このまま誰も行かなければどちらかがハナへ行った可能性もあった

事実は大外からエコロヴァルツが意識的にハナを取りに行くことになる

シュガークンが出たなりの2番手へ

そのあとを内にダノンデサイル。スタートで出負けしたジャスティンミラノがエコロヴァルツのあとを追うように追い上げ外に収まった。

その後ろにシックスペンス。コンバデカーブース。ジューンテイク。シンエンペラー。ダノンエアズロックらが続いた……


基本当日の府中は前目、中から内が有利な馬場だったし、位置取りとしては1番人気のジャスティンミラノや3番人気のシックスペンスに取ってはいい位置が取れたと云えたのではないだろうか……


8ハロン過ぎからスローペースを見越して

コスモキュランダとサンライズアースが積極的に上がって行き、ジャスティンミラノの外まで、サンライズアースに至ってはハナに立つ勢い……

逆にレガレイラはインコースに固執し、後方のまま4コーナーを迎える


この時点で有力どころの位置取りはレガレイラを除いて言い訳できない位置取りだったのではないだろうか!?


4コーナーを回ってジャスティンミラノの手が真っ先に動く。この馬自身反応がズブいところがあるらしいから仕方ないけど、あまり見栄えがいいとはいえない

馬なりのままシュガークンがエコロヴァルツを交わしにかかる

しかし、シュガークンはエコロヴァルツを交わせそうで交わせず、2頭のジリジリとした叩き合いが続く中

最内からダノンデサイルが抜け出しを図り、それを追うように外からジャスティンミラノが迫ったが差はなかなか詰まらず、最後には突き放されるようにして決着


外から来たサンライズアースも伸び悩み、シックスペンスもいい脚は一瞬だけ

各馬伸びあぐねるのを、その後ろにいたシンエンペラーが伸びて3着に上がった


レガレイラは内を突くことは叶わず、外に出そうとするもシンエンペラーに、さらにショウナンラプンタにも蓋をされて外を回る形になり、残り300過ぎから追い出すも5着まで追い上げるのが精一杯。前走に続いて力を全開できなかった。まともだったら……笑

結局ホープフルから皐月賞、そして東京優駿と似たようなレースしかしておらず、レースに幅を創ることができなかった……


これだけ遅いペースだといかに折り合うかも前半の鍵になったのではないか?


前半のハイペースに巻きこまれることなくいかに脚をためれるかが勝負の分かれ目になり

上がりがかかって実質しまい2ハロンでの切れ味勝負になったオークスとは違い

ダービーは後半5ハロンからのロングスパート戦となる。こうなるとこの時点で後方にいた馬はきつくなる


明暗はくっきり分かれ

抜け出した上位3頭の差が0.6秒差あったのに対し、4着のサンライズアースから最下位のビザンチンドリームまでのタイム差は0.8秒しかなく、その間に14頭がひしめいた


春のG1戦はインに魔物が居着き

ことごとく不利を招いて、インを付く馬は勝利から見放されていた

しかし、ダノンデサイルはほとんどなんの不利もなく、存分に力を発揮し、痛恨の皐月賞除外からの見事な逆転満塁ホームランをかっ飛ばした


ベテラン勢の中では武豊が

横山と云えば息子の武志ばかりが脚光を浴びる中……


何よりも馬のことを優先した

皐月賞の判断が正しかったこと

そこからの陣営の巻き返し

父、横山典弘のいぶし銀の騎乗共々

様々な無念が報われた瞬間であった


あれだけ皐月賞で強さを魅せたジャスティンミラノを2馬身切り捨てたダノンデサイル

その強さは本物だった!!?



しかしオークスと単純比較してしまうと

自前の指数は93と89であり

ダノンデサイルがオークスに出ていると6着だったということになってしまう……


あくまで机上の空論だけど……笑