●親が、親の、親を、親は、親に、親から、親と、親だから、親なら・・・
こんにちわ〜!
DV/依存症の、夫婦・家族を笑顔にするスペシャリスト 太田智子です。
DV、借金、自己破産、依存症、などを網羅したカナダ人夫と、別居・離婚→再婚→DVシェルターを経て、再度復縁して、四六時中一緒にいても飽きない関係を築きながら、カナダに生息してます。
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「マミーって、グランマ(私の実母)にそっくりよね?最近顔まで似てきたで〜。」
10年近く前、息子に言われたこの言葉の衝撃は、凄まじいものでした。
・親のような子育てはしない
・親のようなヒドイことを子供にしたりしない
・親のような暴言を吐かない
・親のように支配したりしない
・親のような親(人間)にだけは、絶対にならない!
などが、「全力で、親のような親(人間)になるため」の思い方だったなんて、知らなかったのです。笑
実は、私は・・・
だったのです。
「感情とは、種類ではなく量の問題」なので、「大嫌い・憎い」と「大好き・愛しい」は、真逆の思いのようでいて、実は動かしてる感情の量は、同じ。
それだけの量の、自分の感情を使って、親のことを想ってるってこと。
それくらい、親のことが、「大好きで愛しい」ってこと。
えぇ〜〜!そんなん絶対ありえへ〜ん!涙
と、当時は大反発してました。
そして、「大嫌い・憎い」などの言葉は、すんなり口を衝いて出てくるけど、「大好きで愛しい」などの言葉は、自分一人でつぶやくだけだとしても、ものすごい反発心が沸き起こったのです。
「無理無理無理無理、絶対無理!思ってもないこと、言われへんし、自分に嘘はつかれへんわ〜。だいたい、なんでこんなことせなあかんねん!夫婦仲よしで、うまくいってるんやから、親にこんなん言う必要無いわ〜」
と、なんだかんだと、言い訳して、つぶやくことさえ拒絶する私。
そんなドロッドロの本音が、出るわ出るわ!笑
当時、息子が、許せない誰かに対して、ドロッドロの本音を吐き出す時、私は・・・?
「わかるで〜?でもさ、あんたがそうやって、怒って憤って、自分の中に毒を生産してる間も、その子はきっと、”俺ってなんていい奴なんだ〜”とか思いながら、腹出して寝てるで〜?で、あんたの毒に当たって苦しむのは、その子じゃなくて、あんた!っていうオチやわ!」
と、よく話してたのです。
これを、同じことを、自分に当てはめてみました。
「わかるで〜?でもさ、私がそうやって、怒って憤って、自分の中に毒を生産してる間も、おかんはきっと、”私ってなんていい親なんだ〜”とか思いながら、腹出して寝てるで〜?で、私が吐いた毒に当たって苦しむのは、おかんじゃなくて、私!っていうオチやわ!」
これ、めっちゃモヤっとして、憤りました。
両親の誕生日や、父の日母の日、盆や正月などの、行事があると、甲斐甲斐しく、プレゼントを用意したり、旅行へ連れて行ったり、親が喜びそうなことをして、「良い娘」を気取ってきたくせに、実際に、面と向かって、自分の言葉で「感謝」や、「大好き」さえ言えないのです。
そこから、実際に母に、面と向かって、言葉で伝えるまでに、5年=43800時間もの時間を、必要としました。
今では、人としても、女性としても、母としても、妻としても、軽蔑し続けてきた「母」に、実は私はそっくりなことを、自覚してます。
なんなら、「母のような人になりたい」とまで、公言してるのです。笑
そうです。母は、「自分最優先」「自分中心」「子供の気持ちよりまず自分」「自分さえよければいい」という、究極の地軸人間。
私は、周りのことを考えて、人の気持ちを優先して、子供の気持ちを汲んで、周りとの調和を大切にする人だと、信じてたからこそ、傍若無人に振る舞う、地軸人間の母が許せなかったのです。
でもそれは、言い換えると、「羨ましい」であり、「私こそが、母のような、地軸人間!」ということを、認めたくなかっただけなのです。
私と母は、同じ穴のムジナ〜!笑 目くそ鼻くそ、どんぐりの背比べ、五十歩百歩〜。
お手本は、幼少の頃から、目の前におった!ただ、偽善者やめて、お手本をそのまま真似て、自分最優先で生きればよかったんや〜ん!
これが腑に落ちたら、気持ちええ〜〜〜〜〜笑
娘や孫に、生命保険をかけて、自分を受取人にして、受け取れる日を楽しみにしてる母。どんだけ長生きする気やね〜ん!とツッコミ入れたくなる、オモロスギル母を、崇拝して止まない!笑
おかん最高〜!笑
そして、そんな私のオカンと、納豆の食べ方までも、そっくりなカナダ人夫は、昔からずっと、「自分LOVE」の大切さを、身をもって、教えてくれてました。
私はただそれが、自分の姿であることを、認めればよかっただけ〜 という、オチでした!笑
あなたの目の前にもきっと、
「こんな非常識なことを、なぜ平気でできるの?」
といいたくなるような、理解に苦しむ「師匠」が、必ずいてくれるはずです。
その人は、あなたに、「あなたの本当の望み」と、「あなたの本来の姿」を、教えてくれてる存在です。
毛嫌いしたり、蔑んだ目で見ることなく、お茶とお菓子でも出して、しっかりもてなしましょう〜!笑
お相手の、「やめて欲しい行為」が問題ではなかったのです。
あなたが、「やめて欲しい行為をするお相手」に、依存することを、やめる必要があったのです。
真の問題が見えると、真の解決策が、わかります。誰でもできるので、是非やってみてくださいね〜!
もしも、自分一人でできるかどうか?わからない!何から手をつけていいのやら?という方は、ここへ来てねー♡
いつもみてる、目の前の同じ景色が、どんどん変化して、全然違って見えるよ〜!