開業までのあれこれ PART1 | COH社労士事務所のブログ

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東京都葛飾区にある採用支援もやってる珍しい社労士事務所。
葛飾での日々の出来事や、人事労務・採用のお役立ち情報を発信します。

 

ご覧いただき、ありがとうございます!

 

 

皆様、こんにちは。

COH社労事務所 人事労務LABOの代表 石黒です。

 

先日、初回ブログ投稿をさせていただきましたが、

初日だけで20名以上の方にご覧いただいたようです。

 

9割近くがX(旧Twitter)から訪問してくれた方々だったようで、

本当にXはすごいと改めて感じると共に、

素敵な皆様とお近づきになれて感謝するばかりですおねがい

 

 

これまでのキャリアについて

 

 

さて、元々ブログ開設をした目的の1つである、

弊所コンセプトなどのご紹介をしていきたいと思いますが、

 

コンセプトを語るにあたって、

まずは僭越ながら私自身の経歴について触れておく必要があるので、

次回くらいまでを使って書いてみたいと思います。

宜しければ、気分転換くらいに是非お付き合いいただければ嬉しいですウインク

 

 

 

医療系人材サービスのベンチャー企業へ入社

 

 

2005年に日本大学文理学部を単位ギリギリ笑い泣きで卒業した私は、

就職氷河期の真っ只中で就活をおこなった中で、

当時、流行りとも言うべきベンチャー企業に採用していただけることになりました。

(大学時代は、本当にサッカー・フットサルとアルバイトに明け暮れました)

 

大手にはほとんど興味がなく、

なぜかベンチャー企業の持つパワーやオーラへ魅力を感じ、

就職活動の殆どがベンチャー気質のある会社だったように記憶しています。

思えばこの当時から開業むきの気質があったのかもしれません。

 

場所は東京都渋谷区の

当時創業から5年目の「医療・介護分野専門の人材サービス」。

 

医師・看護師不足などによる医療崩壊が

ちょうどテレビやニュースで騒がれ始めていた時代ではありましたが、

志望動機としては「よくわからないけど、すごく面白そう!」と言うものだけでした。

本当に元気と熱さだけでよくぞ・・と言う感じです。

 

この会社の新卒1期生の23名のうちの一人として入社させてもらい、

当然のように「営業」へと配属されていき、

ここから今に繋がる全てのキャリアが始まります。

 

 

コンサルティング営業として採用の世界へ

 

 

私が入社したこの会社は「人材派遣」・「人材紹介」を両立して事業展開しており、

営業は「コンサルティング営業」と銘打って、

主に病院・クリニック、介護施設、企業(産業保健)などに対して、

看護師さんを中心に派遣と紹介を駆使して、

人材確保の相談対応や提案をおこなっていました。

 

ベンチャー企業らしく、入社3ヶ月目にはもう独り立ちして、

一人で営業を回り出していたのを思い出します。

 

一年目には現在弊所があり、お世話になっています

葛飾区からの入札案件を担当などもしていましたグッ

 

そしてこの会社は

求職者の方々へ登録の面談を原則行なっており、

毎月、転職やアルバイト希望の看護師や医療事務、

10名前後の方々と面談の対応をさせてもらい、

 

それ以外にも求職者の方の採用面接へ同行し、

実際に面接会場で面接に立ち会うと言う、

当時では珍しいスタイルを取っていたこともあり、

様々な形で面接・面談に携わりました。

年間ベースで150〜200くらいの面接・面談に関与したと思います。

 

そのため社会人一年目の若造ではあったのですが、

求職者の方々に対して要望や現況のヒアリングをしたり、

履歴書の書き方を求職者の方々へお教えしたり、

面接中の質問に対する回答例を

簡単にレクチャーしたりなどを日々していました。

 

営業成績は正直に言ってトップには程遠い結果ではあったものの、

自分で言うのも変ですが真面目にやっていたことと、

全体的にバランスに優れていたことが評価されたようで、

その後、仙台・福岡・埼玉で拠点責任者を20代前半のうちから任され、

あっと言う間に10年が流れて、いつしか30歳を過ぎていました。

 

 

20代の経験で得たもの

 

 

20代では現在の社会保険労務士に繋がっていく

主に3つの貴重な経験をしたと思ってます。

 

 

1)採用ご担当者へのコンサルティング

 

2)様々な法律への関与

 

3)管理職としてのマネージメント

 

前述の通り、人材派遣と人材紹介の双方を駆使し、

医療機関や介護施設、民間企業などの人材確保について、

日々、人事担当者様とお話をしていましたので、

本当に色々なケースを見聞きしてはご提案をしたりしました。

 

また、採用面接に立ち会う事で、

面接でお互いがどの辺を気にしているか見ているかなども

 

採用に関する求職者と採用担当者の両側面を間近で見る事ができたことで、

採用」のリアルノウハウとも言うべきものを、

この経験を通じて少しずつ理解していった気がします。

 

また、人材派遣では労働基準法・労働契約法・労働者派遣法

そして社会保険の基礎知識などに加えて、

人材紹介では職業安定法など、

かなり専門的でディープな法律に触れることができました。

 

これは社会保険労務士の専門分野でもありますので、

間違いなく現在につながった貴重な経験であったように思います。

 

そして最後は管理職としてのマネージメント

最小で3名、最大で15名程度だったと記憶していますが、

 

自分自身が管理職として、

部下・後輩の指導や人事考課を行ったり、

拠点のキャッシュフローを管理したり、

マネージメントの難しさ・大変さ、

管理職の苦労・辛さなどを実感できた事。

 

これらは今、社会保険労務士として

関与先に意見を述べたりご提案をする立場になっていますが、

実際に自分で経験したことはとても大きな事であったように思います。

 

 

最後に

 

意外と自分で思い出しながら書いてみますと、

経験と言うのは上手くつながっているものだなと感じますニヤリ

 

この後、同じ会社で人事部へ異動し、

今度は企業のバックオフィス部門で企業を支える側へと移っていき、

いよいよ社会保険労務士と開業へのキャリアに繋がっていきます。

 

その話はまた次回に持ち越したいと思います。

だいぶ長くなってしまいましたが、

最後までご覧いただきまして、

本当にありがとうございました。

 

また次回も宜しければ、お付き合い下さい!