関連記事 (2013/4/10付 まとめ記事)
猫の扁平上皮癌【全容】~とらこの場合~
猫の扁平上皮癌【状態・治療】~とらこの場合~
猫の扁平上皮癌【食事】~とらこの場合~
ブログ
寝ようと思うが、横になる気がしない。
おたこさんから鈴の音が聞こえるたびに覗き見。
実は、とらこに初めて首輪をつけたのはじょあだ。それも最近、2~3年くらい前。
安物で、かなりボロくなったので、先週末、全く同じ新品に付け替えた。
まだおたこさんもなく、家の中にいても、押入れや納戸、クロゼットにもぐりこみ、どこにいるのかわからなくなってしまったからだ。
もういい歳だし、姿が見えないと心配だ。
外に出てしまい、野良子だと思われるのも困る。
おたこさんが来てからはすっかり定住。
近くに住む親戚の家の白ちゃんから譲り受けた。19歳まで生きたきれいな子だ。
おたこの中のとらこの顔は右側血だらけ、両手も血でがびがび、口元も血のかたまりがついたまま。残念ながら、今日はあまり麗しくない。
横になると薄くてぺったんこ。目だけうっすら開いている。
喉を鳴らしているのか、息苦しいのかよくわからない。
だんだん弱気が出てきてしまい、結局おたこさんの前にうつ伏せ、頭だけお邪魔させてもらう。
血とちっちと唾液やらで、かなりすごい臭いになっている。
でも、目を離すと大変なことが起こってしまいそうな気がして、おたこさんから出れない。不安が募る。
先に動いたのはとらこの方だった。突然身体を起こし、おたこさんから出て、隣の部屋とを仕切る戸の前で鳴いている。
ママさんにお別れを言おうとしてるのでは・・・、などとわけのわからない事を考えるじょあ。寝ないとろくな考え浮かばない。睡眠は大事だ。
まさかご飯!?イエス、まさかのご飯。
確実に食べてくれそうなものを選ばなくては。
2階のキッチンの隅に、じょあが頼んだフードが梱包されたまま置いてある。
ad缶、お前に決めた。
食べた。
自分の血が混ざろうがお構いなし、ばくばく食べる。
動物ってすごい、猫ってすごい。
はらはらするじょあを横目に、口を拭いまくり、時間をかけて水を飲む。
もちょっと高くした方が飲みやすそうか。
そして、再びおたこさんへ。
「左から撮って」とアピール
いかんいかん、またとらこを舐めてしまった、この子は強いんだった。