さざれ石

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「さざれ石」

国歌にも詠まれている「さざれ石」これがどんな石で、どんな意味があって、どんな願いを込めて国歌として歌われているか?これを研究してみました。私はあまり「学」がないものですからまだまだ研究段階ですが、見て、触って、感じる!これがまず初めの一歩だと思いました。

日本国歌「君が代」歴史は古く平安初期から「賀歌」お祝いの歌として日本国内で広く歌われておりました。この君が代「詠み人知らず」といって誰が作詞したか不明でございます。私の手元には和漢朗詠集というものがないので確認できないのですが、そこには「我が君は」と載っているそうです。わかる方教えてください。それが、古今和歌集や新古今和歌集になると「君が代」に変わっているとのことです。誰か古今和歌集手元にある方教えてください。

我が君とは天皇を意味しています。それが君になると、解釈の仕方が変わってまいります。「き・み」

まず「き」ですが、いざなき(男を意味する)

そして「み」ですが、いざなみ(女を意味する)

いざなき、の「き」いざなみ、の「み」

男女が結婚し、子供が生まれて、その子供がまた子孫を繁栄していって、千代に八千代に、さざれ石のように巌(大きな石)となって、その巌となったさざれ石に苔がむすまで固い結束と柔らかく暖かな世の中を作っていきましょうねッ! という意味が込められた歌でございます。 決して「戦時歌謡」ではございません。

しかも君が代の歴史はおよそ1100年にもおよびますので、世界で最も古い国歌となります。

いままで国歌を何度も歌ってはきたものの・・・💦 意味も分からず歌ってしまっていたことを恥ずかしく思います。

今回日本人が日本という国を知らない! 第一弾で、君が代を調べてみました。 ご興味ある方は靖国神社、明治神宮、大國魂神社などにさざれ石が祀られておりますので是非ご覧になってみてください。何か発見があるかもしれませんよ。

それにしても、靖国神社のすぐ隣に、白百合女子学院と、暁星高校があるのですが、靖国神社の門前になると一礼して登校しておりました。最近の高校生もやるもんだなぁ~と思った日でございました。