2024年パリ五輪サステナブルな食事へ! | 久保佑輔の Be Player!Try Challenge!

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久保佑輔です!
千葉出身。スポーツ、お酒が好きです。
好きなことに触れる中で得た気づきなど、
投稿していきます。

みなさん、こんにちは。

 

久保 佑輔(くぼ ゆうすけ)です。

 

皆さん、パリオリンピック2024の時期が近づいて来ましたね。

 

オリンピックといえば世界中からトップアスリートが集まり競うスポーツの祭典ですが 、今回はこのパリオリンピックで提供される食事について取り組みをご紹介します。

 

 

出典元:写真AC

 

 

サステナブルで健康的な食習慣へ

 

2024年のパリ五輪では、プラントベースフードを6割に増やし、食材の地産地消を徹底しながらも、味わいには妥協しないこれまでとは一味違う取り組みをしています。

 

その取り組みこそ、「PARIS 2024 FOOD VISION」です!

FOOD VISION」は約120の組織や団体の協力によって作成されたもので、大会を通じてよりサステナブルで健康的な食事を推進することを目指していおり、なかには次のようなものも含まれています。

 

①プラントベースフードの増加

プラントベースフードとは動物性原材料ではなく、植物由来の原材料を使用した食品のことを言います。

 

具体的な取組として、観客に向けに販売されるメニューの60%以上をベジタリアン対応に、ボランティアやスタッフ向けには50%以上をベジタリアン、もしくは50%以上の動物性タンパク質を植物性タンパク質に置き換えるなどで、一食あたりのCO2排出量(平均)1kg以下を目指しています。

 

②旬の食材・地元の食材を使う

地域の農業を支援し食品輸送によるCO2の排出を減らすため地元産の食材、地域で旬の食材の使用を奨励しています。

 

③食品廃棄の削減と再利用

大会中の需要を予測して、仕入れとストックする食材の量を最適化し、また残った食品は地域のフードバンクや慈善団体に寄付され、廃棄されてしまう料理や食材はコンポストや動物の飼料として再利用されています。

 

近年では環境負荷の高さも指摘されているオリンピックですが、2024年のパリ大会では、2012年のロンドン大会、2016年のリオ大会などで平均350万トンだったCO2排出量を大幅削減し、150万トン以下に抑えることを目標に掲げています。

 

約4週間にわたるオリンピック・パラリンピック両大会を通して、選手やボランティアの食事、さらに観客への食事を含め、1,300万食以上が提供される見込みとのことです。

 

大会組織委員のトニー・エスタンゲ会長も「食はフランスのアイデンティティの一部」と話しており、大会中に提供される食事へのこだわりの強さが感じられます。

 

おわりに

 

いかがでしたでしょうか。

 

オリンピック=スポーツとなりがちですが、食事面においても環境問題に貢献していく、とても素晴らしいことだと感じました。

 

私達にも貢献できることは沢山あります。

 

社会のお役に立てるそんな人になれるよう日々の生活を見直してみましょう!

 

今回はここまで!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

おわり

 

久保 佑輔(くぼ ゆうすけ)

 

参考文献: