みなさん、こんにちは。
久保 佑輔(くぼ ゆうすけ)です。
2月24日に韓国・釜山で開催されている世界選手権の女子団体戦決勝が行われました。
絶対王者・中国撃破まであと少し届かず…
出典元:Unsplash
2月16日に開幕した世界卓球・女子団体戦で日本代表は準決勝まで1敗もせずにすべてストレート勝ちで勝ち進んで来ました。
5大会連続で決勝へ進出した日本の相手は5大会連続優勝中の中国です。
世界ランキング1~3位が揃った王者中国に果敢に挑みます。
第1戦はランキング1位の孫選手を15歳の張本美和選手が迎え撃ちますが及ばず敗戦。
第2戦の東京オリンピック金メダルを獲得したランキング3位の陳選手と早田ひな選手の試合は早田選手が1ゲーム目を落とすも3-1で歴史的快挙を挙げました。
1-1で迎えた第3戦ではランキング2位王選手に平野美宇選手が挑むと平野選手がビハインドを覆す驚異的な粘りでストレート勝利を収めて53年ぶりの日本の優勝に王手をかけました。
しかし王者中国が追い上げを見せ第4戦ではストレート負けを喫し、第5戦では張本選手が1ゲーム目を取ったものの死闘の末1-3で敗れあと一歩のところで金メダルには届きませんでした。
日本選手が敗戦に涙を見せていましたが、勝利した中国選手も勝利の安堵からか涙を見せていたことからもこの試合がいかに死闘だったかを物語っています。
中国メディアも「もう日本はいかなる場合でも軽視できない」と日本の強さを認めています。
おわりに
この世界選手権に先駆けて2月頭には7月に開幕を迎える2024パリオリンピックに出場する代表選手が発表されました。
3人の出場枠を勝ち取ったのは早田ひな選手、平野美宇選手、張本美和選手で過去2大会連続でメダルを獲得している伊藤美誠選手は外れることになりました。
この世界選手権で試合結果とは別に注目されたのがこの伊藤美誠選手でした。
落選について会見で涙を見せていた伊藤選手でしたが、パリオリンピック出場選手を中心に戦ったこの世界選手権で出場選手に積極的に声をかけ助言して鼓舞していました。
落選のショックから数週間しか経っていない中での献身的にサポートをする姿には私たちにファンに感動を与えてくれました。
立場を変えてもチームのためにできることを行う伊藤選手のように私たちも誰かのために行動していけたらいいですね!
5か月後に行われるパリオリンピックでのリベンジにも期待しましょう!
今回はここまで!
最後までお読みいただきありがとうございました。
おわり
久保 佑輔(くぼ ゆうすけ)
参考文献: