みなさん、こんにちは。
久保 佑輔(くぼ ゆうすけ)です。
前回このブログにて現在開催されている「FIFA女子ワールドカップ」での「なでしこジャパン」について書きました。
今回はグループリーグを3連勝で突破したなでしこジャパンのその後の戦いについてご紹介します。
後半に猛攻をみせるも・・・
2011年大会以来の優勝を目指すなでしこはグループリーグを突破し、8月5日に決勝トーナメント1回戦でノルウェーと対戦しました。
一度相手に追いつかれたものの相手のミスを見逃さずに得点して「3-1」で勝利しベスト8へと駒を進めます。
そして8月11日に決勝トーナメント第2戦・準々決勝でなでしこはスウェーデンと対戦します。
スウェーデンはFIFAランキングで3位の強豪でグループリーグを日本と同じく3連勝で突破し、決勝トーナメント1回戦ではFIFAランキング1位アメリカと延長戦・PK戦の末に勝利をしてきています。
グループリーグで破ったスペインよりも格上なスウェーデンとの試合は予想通り厳しい展開となりました。
前半32分にスウェーデンの攻撃をブロックしつつも大きくクリアができない中こぼれ球を詰められて失点します。
日本にとってこの大会で初めての先制されるとスウェーデンの優勢のまま前
半を終えます。
後半に入ると開始早々に日本のハンドでPKを献上してしまい決められて2点のリードを許します。
しかしここからなでしこは猛攻で追い上げます。
後半29分にドリブルでペナルティエリアを突破したところを相手に倒されPKが与えれられ、後半39分にはゴールから近い距離でフリーキックで直接ゴールを狙うチャンスを得ます。
このチャンスがどちらもクロスバーに当たり惜しくもゴールとはなりませんでしたが、その直後の後半40分に相手DFがブロックしたところを林選手が詰めてついに得点をとります。
しかしその後も猛攻を続けるも得点を奪うことは出来ず「1-2」で試合終了、なでしこはベスト8でワールドカップを終えました。
おわりに
惜しくも敗れたなでしこジャパンですが、後半の猛攻は目を見張るものはありました。
前半は日本のロングボールを多用した攻撃がスウェーデンの早いプレッシングで封じられていましたが、後半は選手交代をしながらショートパスでの連携やドリブル突破などで活路を開きました。
その結果はデータにも表れており、前半の日本のシュート本数は0本でボール保持率は42%でしたが後半の日本のシュート本数は11本で保持率は62%でした。
作戦や戦術はもちろんですが、なんとしても逆転勝利するぞとという気概や全力で戦う姿勢にはとても感動しました。
やはり勝っても負けても感動を与えることができるのがスポーツの醍醐味ですよね!
今回はここまで!
最後までお読みいただきありがとうございました。
おわり。
久保 佑輔(くぼ ゆうすけ)
参考文献: