みなさんこんにちは!
久保佑輔(くぼ ゆうすけ)です。
以前このブログで、昨年末に開催されたサッカー・ワールドカップのご紹介と出場してその後も活躍をしている「三苫薫」選手に関してご紹介しました。
しかし、その夢の舞台をあと一歩のところで逃した選手の現在の大活躍をご存じでしょうか?
日本代表落選を糧にスコットランドにてゴール量産!!
出典元:Unsplash
今回ご紹介するのはサッカー選手の「古橋 亨梧」選手になります。
奈良県出身の古橋選手は小学校1年の時にサッカーを始めるとサッカーの強豪の興国高校、中央大学へ進学して力をつけていきます。
大学卒業後にはプロ入りを目指していましたが、なかなかプロクラブからのオファーがない状況で諦めかけていた最後の最後にオファーが届いたJ2の「FC岐阜」に入団してプロサッカー選手としてのキャリアをスタートします。
プロ入り1年目には監督から信頼を得て、早くも開幕戦からスターティングメンバーで出場するとその後も全42試合に出場して6得点と早くも結果を残します。
そしてプロ2年目にはおよそ半年で26試合11得点の大活躍を果たすと、J1からもオファーが来るようになりプロ入りから1年半後にJ1の「ヴィッセル神戸」にステップアップの移籍をします。
当時のヴィッセル神戸は莫大な資金力でサッカー界の世界的なスーパースター「アンドレス・イニエスタ」「ダビド・ビジャ」「ルーカス・ポドルスキ」という名選手が在籍しており、彼らの技を盗みながらJ1へとステージを上げても結果を残し続けます。
そして3シーズン連続で二桁得点と結果を残した古橋選手に海外クラブからもオファーが届き、2021年7月にかつて元日本代表「中村俊輔」選手も在籍して活躍したスコットランドの名門「セルティックFC」へ移籍します。
移籍したシーズンは途中からながら20試合12得点、今シーズンも前年を超えるペースでゴール量産するなど海外でも大活躍をしている古橋選手ですがこの大活躍の裏では挫折もありました。
活躍する古橋選手は2019年に初めてサッカー日本代表に選出されるとコンスタントに出場して得点しており、セルティックでの大活躍から昨年末に行われた「FIFAワールドカップカタール2022」での活躍を期待されていました。
しかし出場メンバーの発表会見で古橋選手の名前が呼ばれることはありませんでした。
3月26日の「情熱大陸」でこの時の発表会見の様子が放送されており、落選が決まった古橋選手はこのように発言されていました。
『監督が選んだことなので。過去のことを言っても仕方ない。先のことをみて成長するだけだと思う。いい準備をしていつ呼んでもらってもいけるように今いる場所でゴールを決めてチームを勝たせ続けられることが大事だと思うので。』
この発言の通りに発表会見後の初の公式戦に途中出場すると同点で迎えた試合終了間際に古橋選手が得点を挙げてチームの勝利に貢献しています。
おわりに
ワールドカップも終わった今年の2月、セルティックでシーズン19得点目を記録すると欧州における1シーズンの日本人歴代最多得点記録を更新しました。
そしてその後も記録を塗り替え続け、今シーズンの得点は31試合で23得点を記録してスコットランドリーグにおける得点ランキング1位で首位を独走するチームを牽引してます。(4月23日現在)
「情熱大陸」にてポジティブノートという「今日はこういうことが出来た」と日記を毎日つけていると話されていましたが、落選が決まった日は以下のように記されていました。
『この経験は絶対に強くなれる 今日もありがとう。感謝』(一部抜粋)
みなさんも挫折や、思うようにいかないことなど壁はたくさんあると思います。
私たちも古橋選手のようにどんな挫折や壁も前向きに、ポジティブに捉えてそれを糧に努力していきましょう!!
最後までお読みいただきありがとうございました。
おわり。
久保 佑輔(くぼ ゆうすけ)
参考文献: