「神童」那須川天心がプロボクサーデビュー!! | 久保佑輔の Be Player!Try Challenge!

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久保佑輔(くぼ ゆうすけ)です。

 

 

2023年4月8日にキックボクシングにて輝かしい実績を持つ「那須川天心」選手がプロボクシングのデビュー戦を迎えます。

 

 

42戦42勝!!無敗のまま新たな舞台へ

出典元:Unsplash

 

「神童」のニックネームがある那須川天心選手は5歳の時に極真空手を始めると父からの熱心な指導のもと力をつけていきます。

 

小学生になると那須川選手よりも大柄な選手にも体格差の不利を覆す勝利を収め、小学5年生の時には極真空手ジュニア世界大会で優勝を果たします。

 

そして優勝して極真空手をやり切ったと感じていた時にたまたまテレビで見かけたキックボクシングの試合に憧れたことをきっかけにキックボクシングの世界へと転向します。

 

キックボクシングを始めてからも躍進する那須川選手は、アマチュアの日本大会・世界大会などを総ナメにして数々のタイトルを獲得していきます。

 

そのアマチュアキックボクシング戦績は105戦99勝5敗1分37KOという数字からも当時から圧倒的な強さを誇っていたことが分かります。

 

中学を卒業するとキックボクシングのプロデビューを果たし、那須川選手と同じ階級の世界ランカーを相手に1ラウンド58秒でのKO勝ちという衝撃のデビューをします。

 

そしてデビューから1年も経っていないプロ6戦目にはタイトルマッチを行い、史上最年少記録となる16歳でRISEのバンタム級王座を獲得という快挙を成し遂げます。

 

以後、活躍の場を広げキックボクシングではバンタム級から階級を上げて、フェザー級王座を獲得、キックボクシング以外ではムエタイ、MMA(総合格闘技)ルールでも試合を行うようになり活躍を続けていきます。

 

2018年9月にはアメリカで活躍をしていた総合格闘家の堀口恭司選手とキックボクシングルールで勝利、同年大みそかにはプロボクシング元5階級チャンピオンのフロイド・メイウェザーとエキシビション(戦績に記録されない非公式試合)で敗れるなどビックマッチが行われました。

 

そして記憶に新しい2022年6月19日には世紀の一戦と謳われた武尊選手との試合が行われました。

 

この一戦はそれぞれが主戦場とする団体が対立しており、お互いに戦いたいと言及しながらも実現することがない幻のカードと言われており実現に約7年の歳月がかかったもので大きな話題になりました。

 

この試合と前後してキックボクシングからボクシングへの転向を表明していた那須川選手は、判定で勝利した武尊選手とのこの試合でキックボクシングのラストマッチを終えます。

 

那須川選手のプロキックボクシングの戦績は42戦42勝(28KO)と無敗のまま終えて今回のボクシングプロデビューへと臨みます。

 

 

おわりに

 

上述の通り、那須川天心選手はもともと極真空手、キックボクシングを経験して今回プロボクサーとしてのキャリアを始めます。

 

もしかしたら小学生までやっていた極真空手を現在まで続けていたら、キックボクシングを今後も続けていたらどうなっていただろうと思うファンもいるかもしれません。

 

しかし那須川選手は転向表明の会見の際に「僕の人生は、挑戦しかない。ずっとチャンピオンでいるのは好きではないし、そういう人生を送りたくない。新しいことに挑戦し、どの競技でも極められるところを見せたい」と述べています。

 

周りの声や期待に応えることは素晴らしいことですが、時には批判されても自分で決めたことに向けて挑戦し続ける人はとても素晴らしいと私は思います。

 

私たちも周りの批判などに振り回されずに何が大事か自分で決めて挑戦し続けていきましょう!

 

那須川天心選手の新たな活躍に期待しましょう。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

おわり。

 

 

久保 佑輔(くぼ ゆうすけ)

 

 

参考文献: