究極の地産地消に向けて! ドイツから発信する新しい生産地 | 久保佑輔の Be Player!Try Challenge!

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久保佑輔です!
千葉出身。スポーツ、お酒が好きです。
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投稿していきます。

みなさん、こんにちは。

 

 

久保 佑輔(くぼ ゆうすけ)です。

 

 

どのスーパーにも必ず揃えられているものとして、新鮮な野菜や果物がありますよね。

 

出典元:https://pixabay.com/ja/

 

 

突然ですが、その野菜や果物はどこから運ばれてきているか意識したことはあるでしょうか。

 

 

もちろん、国内の地方で生産された食材もあると思いますが、アメリカや中国、メキシコなどの海外で生産された食材を輸入しているものも多いと思います。

 

 

そんな、私たちの生活を支えてくれている食文化ですが、抱えている課題は多岐に渡ります。

 

 

その課題の一つが、食材の調達の際に航空機やトラックなどから排出されるCO²の問題があります。

 

 

食材の生産地から販売地までの距離が長いほど、当然CO2は多く排出されるため、その食に関連する環境負荷は高くなっていきます。

 

 

そのために、地元で生産した食材を地元で消費する「地産地消」の働きが重要になってきていますが、ドイツの大手スーパーチェーンが究極の地産地消を目指す取組みを実施している様です。

 

 

産地はスーパーの屋上!!

 

出典元:https://pixabay.com/ja/

 

 

この取り組みは、ドイツの大手スーパーチェーンであるREWE(レーベ)が手がける、Wiesbaden Market(ヴィースバーデンマーケット)から始まったようです。

 

 

ここでは、スーパーの建物の2階部分にある温室で、野菜と魚を同時に育ててその他の製品と一緒に販売しています。

 

 

これにより、輸送の際の環境負荷はほぼゼロになることに加え、お客さんも新鮮な野菜を買うことができるため、まさに「地産地消」を体現しています。

 

 

このスーパーの温室で用いられているのは、アクアポニックスという農法らしいです。

 

 

水産養殖(「アクア」カルチュア)と、土を使わずに水で植物を育てる水耕栽培(ハイドロ「ポニックス」)を掛け合わせた農法の様で、魚の排泄物は植物の栄養になり、植物は水をろ過し魚の生育環境を整えるという働きをする農法です。

 

 

また建物自体にもこだわりがあるようで、天然の木材を使用し、分解・再設計しやすい建築方式を採用することで、環境にも配慮しているようです。

 

 

まとめ

 

 

いかがでしたか。

 

 

僕はこの取組みを見つけた時、これから食料自給率が上がっていくと共に、運搬もかからない新たな生産ラインが出来上がってくなと感じました。

 

 

トラックや航空機から発生するCO²は問題視されてきてはいましたが、スーパーの上階で生産してそのまま店頭に並べる発想はなかったので、素直に驚かされました。

 

 

今後も、このようなアイディアが社会を変えていくのだと思いました。

 

 

おわり。

 

 

久保 佑輔(くぼ ゆうすけ)

 

 

参考文献: